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TFAF-1 不動遊星VSウィン(前篇)


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 TF編の最終回直前の話です。ウィンはTF編の主人公です。4話連続で行きます。世界観的に旧ルールとなります。

 ネオドミノはバリアンの侵略に遭ったが、ウィンやツァン・ディレの活躍により救われた。ミザエルといい、ドン・サウザンドといい、かつてないほどの強敵に見舞われたものだ。俺達だけでは、あの窮地を乗り越えられなかった。

「まったく、ウィンちゃんは強くなったもんだ。ミザエルを倒すとはな。ツァン・ディレと組んで、ドン・サウザンドにも勝ったらしいぜ」

 どことなく嬉しそうに、クロウが言葉を飛ばしてきた。ウィンは家族を失っており、マーサ・ハウスの世話になっている。ハスターという邪神に支配されて、多くの決闘者を闇送りにしてきた。その呪縛から解放されて、日常を得ようとしている。子供達のために役立ちたいという夢を抱いているようだ。ツァン・ディレとは親友同士になっており、多くの絆を紡いでいる。ドン・サウザンドまで救ったというのが、最も驚愕するべきことだろうか。

「ライディングの前に訊いておくけど、回復しているんだよな?」

「ハートランドに注入された毒も抜けている。心配はない」

 そうでなければ、こうしてD・ホィールで走れないだろう。久しぶりに、風が気持ちいい。ハイウェイに入ろうとするも、ウィンとツァン・ディレが歩いているのを見つけた。クロウも急減速をして、彼女達へと近寄っていく。シグナーの痣が反応している。ドン・サウザンドであった存在は、ウィンの魂と一体化しているのか。挨拶を投げかけると、緊張満杯で返ってきた。

「こ、こ、こんにちわです」

「ツァン。あがりすぎだよ」

「だ、だ、だって。デュエル・チャンピオンだよっ! 雲上の決闘者だよ!」

「俺は雲の上にはいない。ここに立っている」

 ツァン・ディレの固まった様子に、クロウが笑いを漏らす。両目は点になっており、呼吸も速まっている。彼女も一緒に戦ってきた仲間だ。耳にした話では、バクラに勝利したという。ドン・サウザンドを圧倒したとも聞いている。大した実力者じゃないか。

「D・ホィールの免許を取るそうだな。その時は、君と戦ってみたい」

「は、ふぁい!」

 噛んだような返事だ。ウィンは微笑んでいる。大邪神さえも受け入れた最強級の風使いか。ラリーのくれたカードを使い、デッキを組み直した。試す目的もあって、ライディング・デュエルをする約束をしている。スタンディングでも動かしてみたい。そんな気持ちも湧いてくる。クロウが空気を読んだように、俺へ話しかけてきた。

「遊星は、ウィンちゃんとも戦ってみたいか? 気持ちは分かるけどな」

「そうだな。一度は手合せをしたい」

「ふぇっ! デッキを変えたばかりですけど。うん。でも、遊星さんと戦ってみたいです」

「決まりだな」

 クロウとライディング・デュエルをする前に、ウィンと一戦することに決まった。D・ホィールは有料の駐車場に止めておく。アカデミアの制服を着ているだけあり、決闘への関心は高いもの。星のように両目を輝かせている。ツァン・ディレの緊張ぶりと対照的だろうか。街でのスタンディング・デュエルゆえ、ギャラリーも集まってきた。



『デュエル!』



【1ターン目:ウィン】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「私の先攻ですね。ドロー。《霊獣使いの長老:攻撃力200・Lv2》を召喚します」

「この召喚により、《聖霊獣 ぺトルフィン:攻撃力0・Lv4》を追加召喚!」

「《霊獣使いの長老》と《聖霊獣 ぺトルフィン》を除外することで、《聖霊獣騎 ぺトルフィン:守備力2800・Lv6》を融合召喚です。このカードは効果破壊されません」

「カード1枚をセットして、ターンエンド」

 老術士が杖を振りあげると、ピンク・イルカを呼び寄せた。そこへ乗りこんで、青空を舞う。《融合》無しで、融合召喚を行えるタイプか。守備力も高く、効果破壊への耐性を有している。除去するのも一苦労しそうだ。



【2ターン目:遊星】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ウィン:《聖霊獣騎 ぺトルフィン:守備力2800・Lv6》が守備表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。相手フィールドのみモンスターがいる。《レベル・ウォリアー:攻撃力300・Lv3》をレベル4として手札から特殊召喚!」

「《ニトロ・シンクロン:攻撃力300・Lv2・チューナー》を召喚!」

「フィールド魔法《スターライト・ジャンクション》を発動する。チューナー《ニトロ・シンクロン》をリリース。そのモンスターとレベルの異なる《ジェット・シンクロン:攻撃力500・Lv1・チューナー》を、デッキから特殊召喚する」

 フィールド魔法を発動しても、景色は変わらない。ハイウェイを通した街が、現実として広がっている。《ニトロ・シンクロン》は墓地送りとなり、《ジェット・シンクロン》が代わりに疾走してくる。ジェット・エンジンから手足の生えたような飛行機体だ。シンクロ条件は整った。新たなる仲間の登場に、鼓動の早まりを感じられる。


「レベル4《レベル・ウォリアー》に、レベル1《ジェット・シンクロン》をチューニング!」

「集いし思いが、新たな奇跡を呼び起こす。光さす道となれ! シンクロ召喚! 爆走せよ! 《ジェット・ウォリアー:攻撃力2100・Lv5》!」

「《ジェット・シンクロン》を素材としたことで、デッキから《ジャンク・シンクロン》を手札に加える。《ジェット・ウォリアー》のシンクロ召喚により、《聖霊獣騎 ぺトルフィン》を手札へ戻す」

 ヒーロー戦士は星となり、《ジェット・シンクロン》がメタモルフォーゼしたリングを潜っていく。ジェット機と融合したかのような姿に、ボマーのモンスターを連想させられる。《ジェット・ウォリアー》はエンジン全開で飛んでいく。《聖霊獣騎 ぺトルフィン》へ体当たりを加えようとするも、《霊獣使いの長老》と《聖霊獣 ぺトルフィン》は分離した。

「《聖霊獣騎 ぺトルフィン》をエクストラ・デッキへ戻すことで、《霊獣使いの長老:守備力1000・Lv4》と《聖霊獣 ぺトルフィン:守備力2000・Lv4》を除外ゾーンより特殊召喚しました」

「《ジェット・ウォリアー》で《聖霊獣 ぺトルフィン》を攻撃する」

 フリーチェーンで、合体分離も自在に行えるのか。老術士が着地をするも、こちらはスルーしておく。《聖霊獣 ぺトルフィン》はバウンス能力を持っているようだ。こちらの戦闘破壊を狙う。空中回避を許さず、《ジェット・ウォリアー》のパンチがイルカを貫いた。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:ウィン】LP4000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
ウィン:《霊獣使いの長老:守備力1000・Lv4》が守備表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

遊星:《ジェット・ウォリアー:攻撃力2100・Lv5》が攻撃表示。フィールド魔法《スターライト・ジャンクション》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《精霊獣 アぺライオ:攻撃力1800・Lv4》を召喚」

「《霊獣使いの長老》と《精霊獣 アぺライオ》を除外することで、《聖霊獣騎 アペライオ:攻撃力2600・Lv6》を融合召喚します」


「《聖霊獣騎 アペライオ》で《ジェット・ウォリアー》を攻撃しますよ! このカードが攻撃する場合、ダメージステップ終了時までカード効果を受けません!」

「《ラッシュ・ウォリアー:攻撃力300・Lv2》を手札から墓地送りにすることで、ダメージ計算時のみ、《ジェット・ウォリアー》の攻撃力を倍にする」

 《スピード・ウォリアー》が黄金色に輝いたような姿をしている。《ラッシュ・ウォリアー》の支援を受けて、《ジェット・ウォリアー》は攻撃力4200ポイントへアップ。老術士は赤獣に乗りて、猛突進を仕掛けてきた。飛行戦士は反撃体勢へ転じて、《聖霊獣騎 アペライオ》を殴りつける。《霊獣使いの長老》は転げ落ちていき、そのヴィジョンも砕かれた。戦闘破壊の成功により、ウィンのライフを2400ポイントまで削った。

「やっぱり、遊星さんって強いですね! とても楽しいです! カード2枚をセットして、ターンエンド」




【TFAF(アフター)-1】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

ジェット・ウォリアーのシンクロ召喚口上の時にシンクロ召喚!の次に爆走せよ!ってつけるのがいいのではないでしょうか?遊星のシンクロ召喚口上はシンクロ召喚の後につけてからモンスター名を叫んでますし。

No title

 スターダストさん、ご指摘ありがとうございます。

 順番が逆になってましたね。入れ替えておきました。

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