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GX-47 武神降臨! 猛将ギラグの切札

「呂布奉先」炎【獣戦士族・特殊召喚・効果】☆×10
このカードは通常召喚できない。自分フィールドの獣戦士族モンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。リリースしたモンスターの攻守の合計値が、このカードの攻守となる。①:このカードはバトルフェイズに相手カードの効果を受けない。②:このカードは相手フィールドのモンスター全てに1回ずつ攻撃できる。③:このカードを儀式モンスターをリリースして特殊召喚した場合、その数まで相手フィールドのカードを破壊できる。
ATK? DEF?


 じわりじわりと三国志モンスターが。《呂布奉先》で画像検索すると、武将でなく美少女ばかりでござる。天馬月行の口調を訂正しました。

 《アーティファクト-ベガルタ》と《アーティファクト-モラルタ》は溶けあうように合体して、《アーティファクト-デュランダル》となった。赤青の光戦士が、ギラグへと大剣を向けている。通常魔法・通常罠だけでなく、モンスター効果まで封じられたも同然だ。ORU1体を取り除ければ、魔法・罠カードを破壊するという効果に変えられてしまう。

 《始祖の守護者ティラス》も強敵であろう。カード効果によって破壊できない。こいつが戦ったバトルフェイズ終了時、フィールドのカード1枚を破壊してくる。ORUを抱かないと適用されないが、2つも周回させている。天馬月行という完全決闘者に隙はない。エクシーズ・モンスターを連続召喚して、ギラグを倒そうと迫りくる。

「魔法カード《守備封じ》を発動。セットモンスターを攻撃表示にします。《捷炎星-セイヴン:攻撃力200・Lv3》ですか。フィールドから墓地へ送られると、デッキから《炎舞》を伏せられるようですね。その効果も活かせず、貴方は敗北するでしょう。《始祖の守護者ティラス》で……」

「攻撃はできない。ライフを3000ポイント払い、永続罠《光の護封壁》を発動しているからな」

 《始祖の守護者ティラス》の剣撃は、光によって阻まれた。3000以下の攻撃力では、攻撃宣言もできない。永続罠ゆえに、《アーティファクト-デュランダル》も反応できない。ライフを1000ポイントしか残していないという代償は、あまりにも過大であるが。


「ORU1体を取り除いて、《アーティファクト-デュランダル》の特殊効果を発動します。互いの手札全てをデッキへ戻し、その枚数分だけドロー」

「カード3枚をセットして、ターンエンド。《始祖の守護者ティラス》からORUが取り除かれます」

 《アーティファクト》モンスターは魔法扱いとして伏せられる。そいつを仕掛けただろうか。うかつに、《サイクロン》も使えない。手札交換については、ギラグにとっても幸いであった。《張飛益徳》や《夏侯惇》をデッキへリターンさせて、ギラグはカードを引きこむ。そして、はるか上空へと視線を持ちあげた。クトゥルフによる呪いを解こうと、カプリコーンがハッピーシャワーを世界中へ撒いている。この調子であれば、大惨禍も和らぐであろう。



【5ターン目:ギラグ】LP1000、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
ギラグ:《捷炎星-セイヴン:攻撃力200・Lv3》が攻撃表示。永続罠《光の護封壁:3000ポイント》が発動中。

月行:《アーティファクト・デュランダル:攻撃力2400・R5・O×1》&《始祖の守護者ティラス:攻撃力2600・R5・O×1》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード4枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《捷炎星-セイヴン:守備力1800》を守備表示とする」

「永続魔法《炎舞-「揺光」》を発動する。獣戦士《諸葛孔明》を手札から捨てることで、《アーティファクト・デュランダル》を破壊するとしよう」

 《諸葛孔明》が儀式モンスターであることに、天馬月行は反応する。墓地で発揮できるという特殊効果にも。ただの《炎星》デッキではない。《アーティファクト・デュランダル》は炎渦に呑まれこむ。《捷炎星-セイヴン》は炎鳥を従わせて、守備体勢と屈みこんだ。


「永続魔法《炎舞-「天キ」》を発動して、《微炎星-リュウシシン:攻撃力1800・Lv4》をデッキサーチ。こいつを召喚するぞ」

「永続魔法《炎舞-「天枢」》を発動。《炎舞》の発動により、《微炎星-リュウシシン》の舞いを披露してやろう。永続罠《炎舞-「天セン」》をデッキよりセットする」

「《炎舞-「天枢」》により、《雄炎星-スネイリン:攻撃力1800・Lv4》を追加召喚だ」

 梁山泊の戦士が並ぶ。どちらも、レベル4である。《間炎星-コウカンショウ》をエクシーズ召喚すれば、《始祖の守護者ティラス》もデッキへ戻せるだろう。《アーティファクト・デュランダル》も破壊されたので、妨害してこないはず。天馬月行に、その程度のプレイングは通用しないが。水面のごとき冷静さをもって、セットカードをリバースさせる。


「罠カード《武装転生》を発動。《アーティファクト-カゲドウス:守備力2400・Lv5》を墓地から特殊召喚して、私の魔法・罠カード全てを破壊します」

「《アーティファクト-デスサイズ:攻撃力2200・Lv5》は魔法状態で破壊されたことにより、特殊召喚されます。このターン、貴方はエクストラ・デッキからの特殊召喚を封じられます」

「《アーティファクト-アキレウス:守備力2200・Lv5》も相手ターンに破壊されたので、特殊召喚されます。このターン、《アーティファクト》は攻撃対象となりません」

「《アーティファクト-フェイルノート:攻撃力2000・Lv5》が特殊召喚されたことで、《アーティファクト-モラルタ》を墓地より魔法扱いとして伏せます」

 《アーティファクト-カゲドウス》の復活を皮切りとして、古代遺物群が破壊されては蘇っていく。闇戦士が大鎌を振るいて、ギラグのエクストラデッキを穿つ。《アーティファクト-デスサイズ》の放つ衝撃を受けて、《間炎星-コウカンショウ》のエクシーズ召喚を行えない。《アーティファクト-アキレウス》という大盾は、仲間を守っている。《アーティファクト-フェイルノート》は巨矢を放つ。それは地中へ潜りこみ、《アーティファクト-モラルタ》をフィールドへと張りつける。

「《アーティファクト-カゲドウス》の効果により、3枚ドローします」

「攻撃できないか。ターンを終わらせよう」



【6ターン目:月行】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
ギラグ:《微炎星-リュウシシン:攻撃力2000・Lv4》&《雄炎星-スネイリン:攻撃力2000・Lv4》が攻撃表示。《捷炎星-セイヴン:守備力1800・Lv3》が守備表示。永続罠《光の護封壁:3000ポイント》&永続魔法《炎舞-「天キ」》&永続魔法《炎舞-「天枢」》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

月行:《始祖の守護者ティラス:攻撃力2600・R5・O×1》&《アーティファクト-フェイルノート:攻撃力2000・Lv5》&《アーティファクト-デスサイズ:攻撃力2200・Lv5》が攻撃表示。《アーティファクト-アキレウス:守備力2200・Lv5》&《アーティファクト-カゲドウス:守備力2400・Lv5》が守備表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。レベル5《アーティファクト-デスサイズ》と《アーティファクト-フェイルノート》で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《アーティファクト-デュランダル:攻撃力2400・R5・O×2》をエクシーズ召喚!」

「レベル5《アーティファクト-アキレウス》と《アーティファクト-カゲドウス》で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《始祖の守護者ティラス:攻撃力2600・R5・O×2》をエクシーズ召喚!」

「フィールド魔法《シャインスパーク》も発動します」

 光渦2つが、再び生みだされる。フィールド全体に光あふれる。《アーティファクト-デュランダル》を護衛するかのように、《始祖の守護者ティラス》2体が挟んでいる。《シャインスパーク》の加護を浴びて、光属性モンスターは500ポイントのパワーアップ。守護天使の攻撃力は、《青眼の白龍》すらも超えた。効果破壊への耐性も有しているので、倒すには骨が折れるだろう。


「《アーティファクト-ロンギヌス》を伏せます。手札から速攻魔法《ダブル・サイクロン》を発動! このカードと《光の護封壁》を破壊します」

「炎属性の獣戦士モンスターが存在することで、発動条件は満たしている。《諸葛孔明》を墓地から除外するまで。このターン、相手は攻撃宣言できない」

「死せる孔明、生ける仲達を走らすですか? ですが、その効果も1度きりです。カード1枚をセットして、ターンエンド。《始祖の守護者ティラス》からORUを取り除く」

 竜巻が古代遺物だけでなく、《光の護封壁》をも巻きあげる。ギラグを守る鉄壁は崩れていく。孔明の計を使わせるためのプレイング。《アーティファクト・デュランダル》により、通常魔法・罠やモンスター効果も実質的に封じられる。天馬月行はギラグを追いつめていく。それでも……。



【7ターン目:ギラグ】LP1000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ギラグ:《微炎星-リュウシシン:攻撃力2000・Lv4》&《雄炎星-スネイリン:攻撃力2000・Lv4》が攻撃表示。《捷炎星-セイヴン:守備力1800・Lv3》が守備表示。永続魔法《炎舞-「天キ」》&永続魔法《炎舞-「天枢」》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

月行:《始祖の守護者ティラス:攻撃力3100・R5・O×1》&《始祖の守護者ティラス:攻撃力3100・R5・O×0》&《アーティファクト-デュランダル:攻撃力2900・R5・O×2》が攻撃表示。フィールド魔法《シャインスパーク》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー」

 天馬月行は恐怖を感じていた。

「お前、可愛い顔をしているな。まるで怯えた仔猫のようだ」

 自然と一歩下がっていた。威厳に満ちた眼差しを向けられるだけで、戦慄に囚われてしまう。ドローしたばかりのカードから、闘気があふれている。ギラグの手札は1枚しかない。そこから大逆転できるのが、デュエル・モンスターズである。


「獣戦士3体をリリースして、《呂布奉先:攻撃力3800・Lv10》を手札から特殊召喚する。こいつの攻撃力は、リリース・モンスターのパワー合計となる」

「永続罠《炎舞-「天セン」》を発動! 《呂布奉先》は獣戦士ゆえにパワーアップする」

「《呂布奉先》は全体攻撃できる。バトルフェイズではカード効果を受けつけない」

 赤兎馬に跨っているのは、武神と称すべき戦鬼だった。戦場で鍛えあげられた筋肉に、豪華なる鎧をまとっている。ドレッドヘアーの巨漢を乗せて、赤兎馬が攻撃宣言をまたず突っこんでいく。《炎舞》の支援を受けて、その攻撃力は5000ポイントにも達している。《呂布奉先》の咆哮に、ハートランド全体が震えているかのようだ。《聖なるバリア-ミラーフォース》を発動するも、通じるはずもない。破壊光を浴びても微動だにしない。

 方天戟を一振りするだけで、《始祖の守護者ティラス》も《アーティファクト-デュランダル》も上半身を消されていた。そのまま、ヴィジョンが弾けていく。天馬月行のライフポイントも0となっていた。ただ、唖然とするのみ。表情を和らげて、ギラグは言葉をかける。

「俺の勝ちだ。成長の限界に達したと言っていたな。ペガサスという者については知らないが、お前には可能性を感じるぞ。機会があれば、再戦したい気分だ」





【GX編:動きだしたバリアン-その47】





「カプリコーンのおかげで、クトゥルフの呪縛から数千万人ほど解放されたよね」

「それじゃあ、足りねぇ。ドン・サウザンドはヌメロンコードのパーツをコピーした。そいつを復活させて、ヌメロンコードを解読する。その計画を実行といくには、数十億人の人間どもに闇を植えつける必要があるんだ。石に変えられたヤツラは使えない。あっちの作戦は実行不可能かよ。もっと、ハッピーシャワーを撃てよ」

「アンタレス。彼女だって限界があるんだから、無理を言わないの。その辺は心配いらないわ。ウルタールさんが異世界を案内してくれるそうよ。ネオドミノ・ワールドには十分な人間どもがいる。それらを使って、ドンサウザンドの闇を繁殖させましょう」

「ヴァルゴ。ウルタールって、クトゥルフの仲間だろう? 怪しいよなぁ」

「それでも、バリアン・ワールドの崩壊を止めるためには、手段を選んでいられない。異世界への通路確保は、キャンサーがやり遂げた。さぁ、作戦を始めましょう!」

 バリアンは二手に分かれて、異世界へと向かう。遊城十代のいる世界だけでなく、不動遊星のいるネオドミノまで。新たなる物語が始まろうとしている。





【TF編へ続く】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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