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GX-49 インフェルノイドの地獄炎! リシドVS闇マリク

「聖獣神セルケト」地【天使族・融合・効果】☆×10
「聖獣セルケト」+地属性の天使族モンスター1体
①:このカードの特殊召喚に成功した場合、デッキまたは墓地から「王家の神殿」1枚を自分フィールドにセットできる。②:このカードはカード効果の対象にならない。③:フィールドに罠カードが表側表示で存在する限り、自分フィールドのモンスターの攻撃力は800ポイントアップする。④:このカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、モンスターカード扱いの罠カードは、1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
ATK2500 DEF2000


 《インフェルノイド》、ぞくぞく登場。

「俺のターン、ドロー。《煉獄の氾爛》は、スタンバイフェイズに《インフェルノイドトークン:守備力0・Lv1》を生みだす」

「トークンを除外することで、《インフェルノイド・ベルゼブル:守備力2000・Lv2》を手札から特殊召喚する。こいつの効果を使って、《カース・オブ・スタチュー》を手札へ戻す」

 黒焔地帯に小悪魔が湧きだす。そいつを喰らうことで、《インフェルノイド・ベルゼブル》は多足で駆けてくる。羽を振るわせて、《カース・オブ・スタチュー》を手札へと吹きとばした。同胞を除外することで特殊召喚できるモンスター。それぞれが強力な特殊能力を有している。


「魔法カード《手札抹殺》を発動するぞ。互いの手札全てを捨て、その枚数分だけドローする」

 マリクとリシドは2枚ドローした。バウンスされた《カース・オブ・スタチュー》も捨てられる。リシドのモンスターは、《ソウル・オブ・スタチュー》しか残されてない。マリクの墓地に、《インフェルノイド》2体が落ちたようだ。マリクは手札確認をすると、不敵に哂いあげる。リシドは視線を動かさないように、仕掛けている罠を確かめた。


「《インフェルノイド》2体を墓地除外することで、《インフェルノイド・アシュメダイ:攻撃力2200・Lv5》を手札から特殊召喚! こいつで、《ソウル・オブ・スタチュー》を攻撃する」

「罠カード《聖なるバリア-ミラーフォース-》を発動! 攻撃モンスターを破壊する」

「そいつは通用しないぜ。手札から速攻魔法《煉獄の死徒》を発動! このターン、《インフェルノイド・アシュメダイ》は相手効果を受けない」

 悪魔が飛びだして、ロッドを突きおろす。《聖なるバリア-ミラーフォース-》から閃光が放たれるも、《インフェルノイド・アシュメダイ》は闇に包みこまれた。効果破壊は失敗となる。《ソウル・オブ・スタチュー》は黒焔に炙られて、マグマ状へ溶けていく。そこから伸びている糸は、リシドにつながっている。ライフを2600ポイントへ燃やされ、耐えられない激痛に苛まわれた。

「いいぞ。いいぞぉ。てめぇの苦しむ様子こそ、俺にとっては極上のスパイスとなるのだ。主人格様にも見せてやりたい光景だよなぁ。《インフェルノイド・アシュメダイ》がバトルダメージを与えたことで、貴様の手札1枚をランダムに捨てる。ターンエンド」

 リシドの苦しむ様子に、マリクは愉悦を味わっている。このような惨痛は、愛しい家族から遠ざけたい。マリク様は儀式という虐待行為を受けて、こいつを生みだした。彼も惨劇の被害者なのだろう。それでも、敗北するわけにはいかない。リシドは膝を痙攣させながらも、立ちあがる。その意地らしい姿にも、マリクは興奮を感じている。



【6ターン目:リシド】LP2600、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・アシュメダイ:攻撃力2200・Lv5》が攻撃表示。《インフェルノイド・ベルゼブル:守備力2000・Lv2》が守備表示。フィールド魔法《煉獄の氾爛》が発動中。

リシド:永続魔法《王家の神殿》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《王家の神殿》により、《アポピスの化神:攻撃力1600・Lv4》を手札から発動する。このモンスターをリリースして、《聖獣セルケト:攻撃力2500・Lv6》をアドバンス召喚。《インフェルノイド・アシュメダイ》を攻撃する」

 黒焔の海に、古代エジプトの墓所が浮かんでいる。聖櫃を護るかのように、蠍のごとき怪物が階段上から下ってきた。城之内克也さえも苦しめたモンスター。《インフェルノイド・アシュメダイ》を鋏で掴みあげると、抵抗も許さず丸呑みにした。噛み砕かれた感触が伝わっているのだろう。マリクの顔は苦痛に歪んでいる。ライフも3700ポイントまで落ちていく。

「聖地を犯す者への裁きだ。《聖獣セルケト》に戦闘破壊されたモンスターは除外される。このカードの攻撃力は500ポイントアップする」

 《聖獣セルケト》が《インフェルノイド・アシュメダイ》を捕食したことで、その姿を魔人形態へと変えていく。同胞を墓地除外することで、《インフェルノイド》は特殊召喚できる。マリクにとっては痛い特殊効果であろう。《王家の神殿》が存在しなければ、《聖獣セルケト》は自壊する。パワーダウンする結果となるが、不安要素を取り除くためだ。


「《聖獣セルケト》と《王家の神殿》を墓地へ送る。《聖獣神セルケト:攻撃力2500・Lv10》をエクストラデッキから特殊召喚! そして、《王家の神殿》を墓地より伏せて発動する」

 巨大蠍が神々しく輝きだす。白翼を広げて、上空へと舞いあがる。《王家の神殿》を破壊されようが、《聖獣神セルケト》は破壊されない。モンスターを戦闘破壊しても除外できないが、更なる特殊能力を潜ませている。リシドはエンド宣言を吐いた。



【7ターン目:闇マリク】LP3700、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・ベルゼブル:守備力2000・Lv2》が守備表示。フィールド魔法《煉獄の氾爛》が発動中。

リシド:《聖獣神セルケト:攻撃力2500・Lv10》が攻撃表示。永続魔法《王家の神殿》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「この痛みは、貴様の苦しみで癒させてもらうぞ。俺のターン、ドロー。《煉獄の氾爛》により、《インフェルノイドトークン:守備力0・Lv1》を特殊召喚する」

「魔法カード《煉獄戻し》を発動! 除外された《インフェルノイド》3体をデッキに戻して、2枚ドロー」


「《インフェルノイドトークン》を除外することで、《インフェルノイド・ルキフグス:攻撃力1600・Lv3》を手札から特殊召喚する。こいつの力で、《聖獣神セルケト》を破壊する」

 マリクの顔は凄まじいものとなっている。これが人間かと疑うほどに。悪魔竜が炎海より飛びあがる。《聖獣神セルケト》を燃やそうとするも、吐きつけられた黒焔は消されてしまう。《聖獣神セルケト》はカード効果の対象にならない。その程度の破壊能力など通じない。

「カード効果が通じないだとっ! カード1枚をセットして、ターンエンドだ」



【8ターン目:リシド】LP2600、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・ルキフグス:攻撃力1600・Lv3》が攻撃表示。《インフェルノイド・ベルゼブル:守備力2000・Lv2》が守備表示。フィールド魔法《煉獄の氾爛》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

リシド:《聖獣神セルケト:攻撃力2500・Lv10》が攻撃表示。永続魔法《王家の神殿》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《王家の神殿》の効果により、《アポピスの化神:攻撃力1600・Lv4》を手札より発動する。トラップが表側表示で存在するゆえ、《聖獣神セルケト》の真価が発揮される。我がモンスターの攻撃力は800ポイントアップする」

「《聖獣神セルケト》で《インフェルノイド・ルキフグス》を、《アポピスの化神》で《インフェルノイド・ベルゼブル》を攻撃する」

 《聖獣神セルケト》は3300ポイントのパワーをもって、《インフェルノイド・ルキフグス》を鋏で掴みあげた。光翼を羽ばたかせながら、悪魔竜を食んでいる。2400ポイントの攻撃力をもって、《アポピスの化神》が剣閃を走らせた。《インフェルノイド・ベルゼブル》は瞬時にしてばらされる。マリクは血反吐を零す。ライフは2000ポイントしか残されてない。


「《聖獣神セルケト》が存在することで、《アポピスの化神》は連続攻撃が可能となる。この一撃で、貴様を闇へと帰す。ダイレクト・アタック!」

「こいつは最高だ。狙った通りに、デュエルが進むんだからよぉ。相手の攻撃宣言により、罠カード《邪神の大災害》を発動する。フィールドの魔法・罠カード全てを破壊だ!」

 《アポピスの化神》の直接攻撃が決まれば勝てるはず。竜巻が暗黒焔を取りこんで、フィールドを舐めまわす。《王家の神殿》と《アヌビスの裁き》は吹きとばされた。《アポピスの化神》も永続罠なので破壊対象となる。マリクに剣先が掠るも、ラストアタックは決まらなかった。《聖獣神セルケト》の攻撃力も元へと落ちていく。

「くっ。ターンエンド」



【9ターン目:マリク】LP2600、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
闇マリク:無し。

リシド:《聖獣神セルケト:攻撃力2500・Lv10》が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー。モンスターを潰してくれたことに、感謝をしないとなぁ。おかげで、貴様を闇へと葬れそうだ。《インフェルノイド》2体を墓地除外することで、《インフェルノイド・アドラメレク:攻撃力2800・Lv8》を手札から特殊召喚する」

「《インフェルノイド・アドラメレク》で《聖獣神セルケト》を攻撃する。いいことを教えてやるよ。こいつがモンスターを戦闘破壊すれば、さらなる攻撃を与えられる」

 攻撃を誘って、《インフェルノイド・ルキフグス》と《インフェルノイド・ベルゼブル》を戦闘破壊させたのか。《煉獄の氾爛》は破壊されたはずなのに、闇空間は消えてない。黒焔の海は渦巻いている。そこから、孔雀形の魔人が飛びあがった。両掌を突きだすと、莫大なる黒炎波を撃ってきた。《聖獣神セルケト》を瞬時にして焼きつくし、リシドをも高温で包みこむ。リシドはライフポイントだけでなく、魂まで燃やされていく。

「マリク様……」





 リシドは倒れこんだ。その体を、イシズ・イシュタールが支える。

「久しぶりじゃねぇか。姉上」

 苦痛を湛えながら、マリクは哂った。





【GX編:動きだしたバリアン-その49】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

闇マリクの《インフェルノイド》と天馬月行の《アーティファクト》…違和感が全く仕事してないです。これが人間かと疑う様な形相が容易に想像できるのは何故でしょうか…
闇マリクのもたらす「炎の洪水」をイシズ姉さんは止められるのか。

No title

 U太さん、感想ありがとうございます。

 《アーテイファクト》は最初に見た瞬間に、天馬月行の使っていたヤツに似ていると感じました。闇マリクは色々な意味で、お気に入りキャラです。顔芸が凄まじいですね。
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