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GX-58 姉弟対決! イシズVS闇マリク

「アヌケト」地【天使族・効果】☆×6
①:このカードのアドバンス召喚に成功した時、デッキからレベル4以下の天使族モンスター1体を特殊召喚できる。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの天使族モンスター1体が戦闘によって破壊された場合、デッキからレベル4以下の天使族モンスター1体を特殊召喚できる。この効果は、1ターンに1度しか発動できない。
ATK2400 DEF1700


 イシズさんは未来視をできませぬ。

「私のターン。魔法カード《手札抹殺》を発動する。互いに手札全てを捨て、その枚数分だけドロー。モンスター1体を裏守備表示で伏せて、ターンエンド」

 リシドは意識を失って横たわっている。涎を垂らして、手足を酷く痙攣させている。一刻も早く病院へ搬送するべきだが、マリクの闇がいる状況では無理だろう。何よりも、黒焔渦巻く亜空間から逃れられない。イシズ・イシュタールは嫌な予感が的中したことで、心を引き締めた。こいつを倒さなければ、あの時のように厄災が広がっていく。

 《手札抹殺》により、地属性の天使族4体を墓地へ送れた。マリクも《インフェルノイド》3体を墓地に溜めて、嬉々とした表情を零している。相手まで有利にさせてしまった。マリクの足元に闇瘴気が沼のように湧いて、黒腕が這いずっている。



【2ターン目:闇マリク】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
イシズ:モンスター1体を裏守備表示でセットしている。


「姉上は弟思いだよなぁ。ありがたく、貴様の魂を焼かせてもらうぞ」

「俺のターン、ドロー。《インフェルノイド》1体を墓地除外することで、《インフェルノイド・アスタロス:攻撃力1800・Lv4》を手札から特殊召喚する。セットモンスターを殺せ」

 黒き溶岩地帯から闇竜が飛びあがる。赤き卵型天使を掴んで、噛み砕いた。《アギト:守備力1300・Lv4》は戦闘破壊されたことで、特殊効果を発揮する。サイコロを赤紫色の空へと放りあげた。4が上を向く。その数字と同じレベルである《ゾルガ:攻撃力1700・Lv4》を、墓地より招く。イシズは悲鳴をあげて、胸を押さえた。《アギト》から伸びている糸が、噛みつかれたという激痛を克明に伝えてくる。まるで、肋骨全てを折られたようだ。

「ふはは。姉上の苦しみようも、極上のスパイスじゃないか。カード2枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:イシズ】LP4000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
イシズ:《ゾルガ:攻撃力1700・Lv4》が攻撃表示。

闇マリク:《インフェルノイド・アスタロス:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《ゾルガ》をリリースして、《アヌケト:攻撃力2400・Lv6》をアドバンス召喚。この召喚により、デッキから《ケルドウ:攻撃力1200・Lv4》を特殊召喚する」

 ナイル川の女神が、イシズ・イシュタールを守るように浮びあがった。土人形のごときデザインをしている。《ゾルガ》もマント下から聖光を、主へと注がせた。アドバンス召喚のためにリリースされると、ライフを2000ポイント回復させるのだ。イシズのライフは6000ポイントまで高まっていく。闇による激痛も癒されていく。


「《ケルドウ》で《インフェルノイド・アスタロス》を攻撃する」

 土人形のごとき天使は、返り討ちをされるのを覚悟で向かっていく。《インフェルノイド・アスタロス》からの反撃に遭い、徹底的に掴み砕かれた。ライフも5400ポイントまで削られた。《アヌケト》が実体化した痛みから守ってくれる。《ケルドウ》が戦闘破壊されたことで、《インフェルノイド》2体を相手墓地からデッキへ戻す。

「天使族が戦闘破壊されたことで、《アヌケト》のモンスター効果を発動する。デッキから《ムドラ:攻撃力1500・Lv4》を特殊召喚! 《インフェルノイド・アスタロス》を攻撃する」

 彼は弟の分身である。そんな思いも片隅へ追いやって、攻撃を仕掛ける。墓地の天使族1体につき、《ムドラ》の攻撃力は200ポイントアップする。2700ポイントものパワーをもって、黄金仮面の剣士が斬りかかる。黒焔竜は血飛沫ならぬ闇飛沫を噴きあげて倒れた。マリクのライフは3100ポイントまで減っていく。痛覚を刺激されているはずだが、快楽に満ちているような表情で哂っている。《アヌケト》の直接攻撃で追討ちをかけよう。

「罠カード《蒼焔の煉獄》を発動する。《インフェルノイド・ヴァエル:攻撃力2600・Lv7》を手札から特殊召喚する」

 ベルゼブルをモチーフにした魔竜が立ちはだかる。ライフを大きく減らすことは不可能となった。《インフェルノイド・ヴァエル》は効果無効とされているが、このターンのみだ。《聖なるバリア-ミラーフォース-》を伏せることにする。

「カード1枚をセットして、ターンを終える」



【4ターン目:闇マリク】LP3100、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
イシズ:《アヌケト:攻撃力2400・Lv6》&《ムドラ:攻撃力2700・Lv4》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

闇マリク:《インフェルノイド・ヴァエル:攻撃力2600・Lv7》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。永続罠《殻醒する煉獄》を発動する。スタンバイフェイズに《インフェルノイド》2体を、デッキから墓地へ送る。《ケルドウ》の自爆も無駄になったなぁ」

「《インフェルノイド》1体を墓地除外することで、《インフェルノイド・シャイターン:守備力0・Lv1》を手札から特殊召喚する。こいつの効果を使って、セットカードをデッキへ戻すぞ」

「《インフェルノイド・ヴァエル》で《アヌケト》を攻撃する。弟からのプレゼントだ。痛みを味わえ!」

 《インフェルノイド》は悪魔族であるが、機械的なデザインをしている。《インフェルノイド・シャイターン》からの魔風に煽られて、《聖なるバリア-ミラーフォース-》は吹きとばされた。《インフェルノイド・ヴァエル》は黒焔を吐きつけて、《アヌケト》を消滅させる。《ムドラ》も焼きつくされて、フィールドから完全消滅させられた。イシズは5800ポイントのライフを残すも、熱さに全身を貫かれていく。膝を崩すと、マリクの顔が醜悪に綻びだした。

「良い悲鳴だよ。《インフェルノイド・ヴァエル》はモンスターを攻撃したバトルフェイズ終了後、相手フィールドのカード1枚を除外する。ターンエンド」



【5ターン目:イシズ】LP5800、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
イシズ:無し。

闇マリク:《インフェルノイド・ヴァエル:攻撃力2600・Lv7》が攻撃表示。《インフェルノイド・シャイターン:守備力0・Lv1》が守備表示。永続罠《殻醒する煉獄》が発動中。


「私のターン、ドロー。《ケルベク:攻撃力1500・Lv4》を召喚して、装備魔法《ミスト・ボディ》で戦闘耐性を付ける。ターンエンド」

 《ケルベク》の肉体は霧状となる。アタックしてきたモンスターを手札へ戻せる。《インフェルノイド・ヴァエル》で攻撃を仕掛けようも、バトルフェイズ終了後には手札へ戻される。除外効果も発揮できないはず。効果耐性までは付与できないので、不安は拭えないが。



【6ターン目:闇マリク】LP3100、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
イシズ:装備魔法《ミスト・ボディ》を装備した《ケルベク:攻撃力1500・Lv4》が攻撃表示。

闇マリク:《インフェルノイド・ヴァエル:攻撃力2600・Lv7》が攻撃表示。《インフェルノイド・シャイターン:守備力0・Lv1》が守備表示。永続罠《殻醒する煉獄》が発動中。


「俺のターン、ドロー。スタンバイフェイズに《殻醒する煉獄》の効果を発動だ。《インフェルノイド》2体を、デッキから墓地に送る」

「魔法カード《煉獄戻し》を発動! 除外された《インフェルノイド》3体をデッキへ戻して、2枚ドロー」


「《インフェルノイド》3体を墓地除外することで、《インフェルノイド・ネヘモス:攻撃力3000・Lv10》を手札から特殊召喚する。この特殊召喚により、こいつ以外のモンスターを全滅させる。さらに、ダイレクト・アタックをしてやるぞ」

 赤き蛇竜が煉獄火炎を吹きつけて、《ケルベク》を焼きつくした。《インフェルノイド・ヴァエル》と《インフェルノイド・シャイターン》まで巻きこんで燃やしていく。イシズも劫火に炙られて、2800ポイントまでライフを焼かれてしまう。膝を着かされて、立ちあがることもできない。こんな苦しみを城ノ内は耐えたのだろう。視界も揺らめいてくる。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



「私の……ターン、ドロー」

「もう、お前には絶望しかない。《インフェルノイド・ネヘモス》をリリースして、罠カード《火霊術-「紅」》を発動する。3000ポイントのダメージを受けてもらうぞ」

 さらなる黒焔に追討ちをかけられる。苦痛を感じることすらできない。イシズはリシドの近くに倒れこんだ。その瞬間、強烈な不安感に襲われる。《GNo.5 太陽王アテム》のカードが勝者へと渡っていく。闇の決闘が終われば、元の部屋へと戻っていく。マリクは悪魔的な形相で哄笑しだす。人影が足音を響かせて近づいてきた。
 
「最も苦しませたい奴が、俺の手に舞いこんできたぞ。こいつは傑作だ。たしか、天城カイトと言ったな。ナンバーズ・ハンターであるらしいが、貴様は必要ない。消えろ」





【GX編:動きだしたバリアン-その58】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

イシズさんが最初のターンにドローと言ってしまってます。
《ケルドウ》のレベルは4です。
15年位先行1ターン目ドローありましたから体に染み付いてますね。
TFSPをしていると地味にドロー有り無しの差を実感します。
私事ですが、《ブンボーグ》達が結構強かったです。

No title

 U太さん、ご指摘ありがとうございます。

 また、やってしまいました。癖になっており、気を抜くとドローと書いてしまいます。手札枚数は間違ってないようで安心です。《ブンボーグ》は数も増えて、着実にパワーアップしてきていますね。上級にも期待。
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