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GX-61 光と闇の激突! 天城カイトVS闇マリク

「振りの子のレベル調整器」通常魔法
①:自分フィールドに表側表示で存在するモンスター2体を選択する(Xモンスターを除く)。それらのモンスターのレベル数値に挟まれたレベルを指定する。選択したモンスターは、ターン終了時まで指定した数値のレベルとなる。


 《インフェルノイド》も活躍します。

 イシズ・イシュタールとリシドは、底無しの闇へと沈まされていた。肉体こそは床に転がされているが、魂は黒焔に炙られている。闇の決闘による代償であろうか。身を苛むような激痛が、表情へと漏れている。マリクはサデスティックに眺めて愉しんでいる。

「《GNo.5 太陽王アテム》は俺が貰った。貴様の出番はない」

 カイトは扉付近で惨状を見下ろしていた。追討ちをかけるように、マリクはリシドを踏みつける。クトゥルフと契約した者同士である。利害関係を考えれば、無理矢理に衝突する理由もないが。オービタル7は耐えられず、跳ねながら怒鳴りだした。

「止めるでアリマス! このポンコツ!」

「ポンコツは貴様であろう。スクラップにしても、いいんだぞ」

「話は聞いている。ナンバーズ・ハンターとほざいているそうだな。決闘者から魂を剥がして、愉悦を味わっているそうじゃないか。まったく、酷いヤツだ」

 マリクは嫌らしい笑みを剥けてきた。カイトは静かに歩みだすと、決闘盤を展開しだす。オービタル7の騒ぎも相手にしない。イシズを一瞥してから、軽蔑の眼差しを獲物へと向ける。契約相手が同じとはいえ、結託しているわけではない。全く統率のとれてない集団である。マリクはといえば、カイトを潰したいという欲望を隠そうともしない。

「貴様は決闘者にも値しない。その魂を狩らせてもらう。フォトン・チェンジ!」

「《GNo.5 太陽王アテム》の真価を試すには、丁度いい。貴様も闇に葬ってやるよ」



『デュエル!』



【1ターン目:闇マリク】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。モンスター1体を裏守備表示でセット。カード1枚を伏せて、ターンエンド」

 リシドの使っていた広間は、黒焔地帯へと変遷していく。赤紫色の空が重々しい。一呼吸する度に、肺を焼かれてしまいそうだ。ダークデュエルが始まった。プレイヤーとモンスターは紐でつながっており、痛みを共有されてしまう。マリクの瞳は狂気色に輝いている。トーマス・アークライトも似たような雰囲気を醸していたが、ここまで酷くはない。



【2ターン目:カイト】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
闇マリク:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《フォトン・サーベルタイガー:攻撃力2000・Lv3》を召喚する。この召喚により、《フォトン・サーベルタイガー》をデッキサーチ!」

「《フォトンサーベル・タイガー》と《フォトン・サテライト》を手札から《融合》して、《ツイン・フォトン・リザード:攻撃力2400・Lv6》を融合召喚!」

「《ツイン・フォトン・リザード》をリリースして、特殊効果を発動する。《フォトン・サーベルタイガー:攻撃力2000・Lv3》と《フォトン・サテライト:守備力0・Lv1》を墓地より特殊召喚!」

 双頭竜を手札融合で呼びだす。《融合解除》を内蔵したようなモンスターだ。特殊召喚された瞬間にも、融合素材へと分解される。《フォトン・サーベルタイガー》2体が並んで、牙を獰猛に剥けだす。800ポイントのパワーダウンを免れるも、その程度で満足するカイトでない。


「《フォトン・サテライト》のモンスター効果を発動! 《フォトン・サーベルタイガー》1体を選択して、こいつとレベルを合わせる」


「レベル4《フォトン》2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《輝光帝ギャラクシオン:攻撃力2000・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

「ORU2つを取り除く。デッキから《銀河眼の光子竜:攻撃力3000・Lv8》を特殊召喚!」

 小さな人工衛星が、《フォトン・サーベルタイガー》へ光粒子を降り注がせる。互いにレベル4となり、エクシーズ条件は整った。それらは光渦へ呑みこまれて、銀河剣士を呼びだす。カイトは光の十字架を紫空へと投げつけた。《銀河眼の光子竜》となって帰ってくる。《フォトン・サーベルタイガー》は1200ポイントまでパワーダウンするも、エースまで特殊召喚できた。その圧倒的陣容に、オービタル7もはしゃぎだす。


「《輝光帝ギャラクシオン》でセットモンスターをスラッシュ。《銀河眼の光子竜》と《フォトン・サーベルタイガー》でダイレクト・アタック!」

「《魔導雑貨商人:守備力700・Lv2》を攻撃してくれて、礼を言うよ。リバース効果を発動できるからな。魔法・罠が出るまで、カードをデッキからめくる。《メタル・リフレクト・スライム》か。こいつを手札に加えて、《インフェルノイド》6体はめくった状態で墓地へ送る」

「速攻魔法《闇の護風壁》も発動する。このターン、俺はバトルダメージを受けない。残念だったなぁ」

 《輝光帝ギャラクシオン》は光剣の二刀流で斬りかかる。昆虫商人を解体するも、マリクに《メタル・リフレクト・スライム》を持たせる結果となってしまう。《インフェルノイド》を墓地に溜めさせるのも危険だ。《フォトン・サーベルタイガー》が噛みつこうとするも、闇竜巻に阻まれた。《銀河眼の光子竜》が吐きつけた光砲撃も通じない。マリクは歪に哂っている。

「ターンエンドだ」



【3ターン目:闇マリク】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
闇マリク:無し。

カイト:《銀河眼の光子竜:攻撃力3000・Lv8》&《輝光帝ギャラクシオン:攻撃力2000・R4・O×0》&《フォトン・サーベルタイガー:攻撃力1200・Lv3》が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー。喜ぶがいい。プレゼントをくれてやる。《銀河眼の光子竜》と《輝光帝ギャラクシオン》をリリースして、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム:攻撃力3000・Lv8》を手札から特殊召喚する。貴様のフィールドにな」

「《インフェルノイド》1体を墓地除外することで、《インフェルノイド・ベルゼブル:守備力2000・Lv2》を手札から特殊召喚する」

「やはり、プレゼントは返して貰うぞ。《インフェルノイド・ベルゼブル》の特殊効果を使って、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を手札へと戻す」

 黒焔に包まれた地面から、マグマが泡立つように湧いてきた。《銀河眼の光子竜》と《輝光帝ギャラクシオン》を包みこみ、溶岩魔神降臨の生贄とする。《インフェルノイド・ベルゼブル》という悪魔蠅が大風を吹かす。《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》はマリクの手札へ戻された。1000ポイントのバーンも狙えるが、エクシーズ素材に使われることを警戒したのだろう。手札からの牽制を受けて、カイトはモンスターを迂闊に並べられない。
 

「《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を特殊召喚した。このターンに通常召喚はできない。《インフェルノイド》2体を墓地除外することで、《インフェルノイド・ベルフェゴル:攻撃力2400・Lv6》を墓地から特殊召喚できる。《フォトン・サーベルタイガー》を攻撃!」

 《インフェルノイド・ベルフェゴル》の攻撃宣言により、カイトのエクストラデッキから《輝光子パラディオス》が除外される。悪魔竜は黒焔を吹きつけて、《フォトン・サーベルタイガー》を蒸発させた。カイトのライフは2800ポイントまで燃やされる。痛覚は実体化した刺激を受けている。魂を激しく焦がされても、カイトは微動だにしない。

「痩せ我慢しているのか。カード2枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:カイト】LP2800、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・ベルフェゴル:攻撃力2400・Lv6》が攻撃表示。《インフェルノイド・ベルゼブル:守備力2000・Lv2》が守備表示。魔法・罠ゾーンにカード2枚をセットしている。

カイト:無し。


「ハルトの苦しみは、こんなものでない。俺のターン、ドロー。魔法カード《フォトン・サンクチュアリ》を発動する。《フォトントークン:守備力0・Lv4》2体を特殊召喚!」

「《フォトントークン》2体をリリースして、《フォトン・カイザー:攻撃力2000・Lv8》をアドバンス召喚! この召喚により、デッキから《フォトン・カイザー》を特殊召喚する」


「レベル8《フォトン・カイザー》2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築!」

「宇宙に彷徨う光と闇。その狭間に眠りし、哀しきドラゴンたちよ。その力を集わせ、真実の扉を開け! エクシーズ召喚! 《No.62 銀河眼の光子竜皇:攻撃力4000・R8・O×2》!」

「《インフェルノイド・ベルフェゴル》に攻撃をする。エタニティ・フォトン・ストリーム!」

 光帝達を素材として、光子渦から《No.62 銀河眼の光子竜皇》を呼びだす。《銀河眼の光子竜》をORUにしていないので、与えられる戦闘ダメージは半減する。ダメージ計算時にORU1体を取り除くことで、フィールドのランク合計×200ポイントだけパワーアップできるが。5600ポイントまで攻撃力を上昇させてから、《インフェルノイド・ベルフェゴル》を光で浄化させる。マリクのライフも2400ポイントまで減らせた。


「《No.62 銀河眼の光子竜皇》を再構築!」

「銀河の光の導くところ、新たな世界が開かれる! アーマー・エクシーズ召喚! 現れろ、新たなる光の化身! 《ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン:攻撃力4000・R8・O×2》!」

「ORU1体を取り除くことで、《インフェルノイド・ベルゼブル》を破壊する」

 《No.62 銀河眼の光子竜皇》が鎧を装着した。《インフェルノイド・ベルゼブル》も逃さず、光塊に喰わせる。バウンスさせられる心配も無くなった。モンスターとプレイヤーはつながっている。マリクへ多大なる痛みが伝わるはずだが、むしろ悦びを感じているようだ。これが本当に人間の顔なのでアリマスか。オービタル7は吃驚仰天していた。


「カード1枚をセットして、ターンエンド」

「罠カード《蒼焔の煉獄》を発動。《インフェルノイド・ヴァエル:攻撃力2600・Lv7》を手札から特殊召喚する。このターン、モンスター効果は使えないがな」

 カイトは《ギャラクシー・バリア》をセットした。バトルダメージを無効にして、ダメージも与えられる。マリクは《インフェルノイド・ヴァエル》を呼びおろした。《GNo.5 太陽王アテム》をも有している。気をつけてくださいと、オービタル7は心中で祈っていた。





【GX編:動きだしたバリアン-その61】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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