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GX-64 不動の貴公子! クリストファー・アークライト


遊☆戯☆王ZEXAL DVDシリーズ DUELBOX【5】遊☆戯☆王ZEXAL DVDシリーズ DUELBOX【5】
(2012/10/17)
畠中祐、入野自由 他

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 吹雪さんもノリノリで。

「その程度の炎で、私を焼けると思ったか? トラップ《リフレクト・ネイチャー》を発動する。《CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ》によるダメージは貴様に受けてもらう」

 《リフレクト・ネイチャー》のカードがリバースされた。黄金の獅子像が吐きつけた混沌炎は、相手プレイヤーへと反射される。ぐあっと悲鳴を漏らして、3000ポイントまでライフを焼かれる。トーマスは辛そうに舌打ちを捨てた。ダークネス吹雪は対照的に笑んでいる。観戦者は安堵を吐いている。まったく、ハラハラさせるじゃないか。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:ダークネス吹雪】LP100、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
ダークネス吹雪:無し。

ミハエル:《CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル:攻撃力3300・R7・O×0》&《先史遺産ネブラ・ディスク:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

トーマス:《CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ:攻撃力3500・R9・O×3》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《真紅眼の黒竜》を手札から捨てることで、魔法カード《紅玉の宝札》を発動する。2枚ドロー。さらに、デッキから《真紅眼の黒竜》を墓地へ送る」


「魔法カード《真紅眼融合》を発動する。デッキから《タルワール・デーモン》と《真紅眼の黒竜》を墓地送りにして、《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン:攻撃力3200・Lv9》を融合召喚!」

「《デーモンの斧》により、1000ポイントのパワーアップ!」

 デッキのモンスターを融合素材にしたか。《真紅眼の黒竜》3体が墓地にそろった。強力な融合魔法であるが、このターンは《龍の鏡》などを使えない。装備魔法を付けることで、悪魔竜の攻撃力を4200ポイントまでアップさせる。カオス・ナンバーズすらも倒せるだけの力を得た。《デーモンの斧》を握って、《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》が吠え猛る。


「これが《レッドアイズ》の本気だ。《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》で《CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ》を攻撃する!」

「罠カード《次元幽閉》を発動!」

「《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》が攻撃する場合、ダメージステップ終了時までカード効果を発動できない。このモンスターが戦ったバトルフェイズ終了時に、《真紅眼の黒竜》を選択する。その攻撃力分だけダメージを与えて、このカードをデッキへ戻す」

「何だとっ!」

 《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》は両羽を広げると、魔炎弾を連射していく。《次元幽閉》がリバースしようとするも、発動もできずに燃やされた。黄金の獅子像は砕かれてしまい、高熱に溶かされる。《CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ》は戦闘破壊された。トーマスに焦燥が差す。そのライフは2300ポイントまで落ちている。《真紅眼の黒竜》の分身体が墓地から飛びあがった。止めの空襲を仕掛けるつもりか。

「《真紅眼の黒竜》の攻撃力は2400ポイント。貴様の命運は尽きた」

「兄様っ!」

 黒炎弾を真上から浴びせられて、トーマスは地面に転がる。弟の叫びも虚しく、そのライフポイントは0へと焦げている。トーマスに敗北した天上院吹雪であるが、リベンジを速攻で果たした。トゥルーマンが拍手を送ろうとして止めた。まだ、ミハエルが残っているのだ。


「カード1枚をセットして、ターンエンド」

「バトルロイヤル専用の速攻魔法を発動するぞ。プレイヤーの1人を倒したエンドフェイズに、《ダークネス・ボルテックス》を手札から発動する。相手モンスター全てを破壊!」

「《先史遺産》が破壊されたことで、罠カード《ストーンヘッジ・メソッド》を発動する。《先史遺産コロッサル・ヘッド:守備力1600・Lv4》をデッキから守備表示で特殊召喚する」

 ダークネスの力を暴走させる。闇の奔流に呑みこまれて、《先史遺産ネブラ・ディスク》が墓地へと吸いこまれていく。《CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル》すらも逃れられない。全身を覆っている混沌炎を消されてしまい、圧倒的なる巨体を急速に縮めていく。手札全てを使いきって、相手陣地を徹底して切り崩した。ミハエルは石頭巨人を盾にするも、唇を噛んでいる。



【5ターン目:ミハエル】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ダークネス吹雪:装備魔法《デーモンの斧》を装備した《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン:攻撃力4200・Lv9》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

ミハエル:《先史遺産コロッサル・ヘッド:守備力1600・Lv4》が守備表示。


「僕のターン、ドロー。《先史遺産ゴールデン・シャトル:攻撃力1300・Lv4》を召喚する」

「《先史遺産》のみが自分フィールドにあるので、《先史遺産ネブラ・ディスク:守備力1500・Lv4》を墓地から特殊召喚する」

「《先史遺産ゴールデン・シャトル》の特殊能力により、《先史遺産》全てのレベルをワン・アップ!」


「レベル5《先史遺産》2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック:攻撃力2400・R5・O×2》をエクシーズ召喚!」

「このカードを使わずとも、勝利はできるけどね。永続魔法《先史遺産-ピラミッド・アイ・タブレット》を発動する。《先史遺産》の攻撃力は800ポイントアップ!」

 超古代文明の遺産を特殊召喚して、それらをエクシーズ素材とする。空中要塞が荒野上空に出現した。《先史遺産》はORUとなり、その周囲を旋回している。ピラミッドが真下から隆起して、光柱を撃ちあげる。《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》は黄金色に輝いて、攻撃力を3200ポイントまでアップする。無数の大砲を吐きだして、対戦相手を見下ろす。ミハエルは兄様の仇と言わんばかりに怒鳴った。


「ORU1体を取り除く。《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》は装備魔法のおかげで、元々の攻撃力より1000ポイントアップしている。その数値分だけ、ダメージを与えるよ」

「永続罠《デモンズ・チェーン》を発動するまで。《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》のモンスター効果を封じて、攻撃も不可とよう」

 黒鎖群が地面を割って伸びあがる。黄金の空中要塞を縛って、その機能を強制停止させる。バーンダメージを発生させることも不可能となる。ミハエルは悔しそうに歯噛みを鳴らした。エンド宣言を呟くしかない。



【6ターン目:ダークネス吹雪】LP100、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ダークネス吹雪:装備魔法《デーモンの斧》を装備した《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン:攻撃力4200・Lv9》が攻撃表示。永続罠《デモンズ・チェーン》を発動中。

ミハエル:永続罠《デモンズ・チェーン》に縛られた《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック:攻撃力3200・R5・O×2》が攻撃表示。《先史遺産コロッサル・ヘッド:守備力1600・Lv5》が守備表示。永続魔法《先史遺産-ピラミッド・アイ・タブレット》が発動中。


「私のターン、ドロー。魔法カード《思い出のブランコ》を発動する。《真紅眼の黒炎竜:攻撃力2400・Lv7》を墓地から特集召喚して、さらに再度召喚!」


「《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》で《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》を、《真紅眼の黒炎竜》で《先史遺産コロッサル・ヘッド》を攻撃する」

 《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》と《真紅眼の黒炎竜》がそろって、溶岩弾を機関銃のように撃ちだす。《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》は城体を崩されて墜落させられる。《先史遺産コロッサル・ヘッド》といえば、《真紅眼の黒炎竜》からの攻撃により爆散した。ミハエルのライフは3000ポイントまでダウンしている。

「《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》の効果は説明するまでもないだろう。兄を相手にして実演済みだからな。《真紅眼の黒竜》を墓地からデッキへ戻して、2400ポイントのダメージを与える」

「《真紅眼の黒炎竜》が戦ったバトルフェイズ終了時だ。デュアル効果を発動して、2400ポイントのダメージを与える。貴様も終焉を迎える」

 ダブルで黒炎弾を喰らって、ミハエルのライフも灰にされた。フィールドはホールへと戻り、ミハエルは絨毯床へ叩きつけられた。トーマスはよろけながらも、弟に駆け寄ろうとしている。残酷な印象を抱いたが、家族を想う気持ちはあるようだ。吹雪を慕う女性達は喜びながらも、戸惑っている部分も感じられる。雰囲気が怖くなっているからであろう。トゥルーマンは静かに拍手をしている。《GNo.10 鬼の副長・土方歳三》は天上院吹雪の手に渡った。


「弟達を倒すとはな。ダークネスの力というのも侮れない」

 赤き揺らめきから、銀髪の美青年が歩いてくる。彼らの兄だけあり、トーマスやミハエルと雰囲気が相似している。何と強い気配を放っているのだろうか。弟達とは比べられないほど強い。細目の男が背後から、言葉を投げてきた。

「クリストファー・アークライト。天城カイトの師匠であり、バリアンでも上級兵に該当する実力者だ。ヴァルゴと互角といったところか」

 鋭い双眸からは、愉しんでいる節も感じられる。ダークネス吹雪が問いかける。

「弟の敵討ちをするか。デュエルをする気なら受けてやろう」

「ナンバーズを貴様から回収して、そこのバリアン兵を倒してもいいだろう。しかし、今はまだ、私の動く時でない」

 怜悧なる表情は揺らがない。トーマスとミハエルを支えると、赤き揺らぎへと消えていった。





【GX編:動きだしたバリアン-その64】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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