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遊戯王5D’S-アナザー ジャック・アトラスVS呪いのデーボ

「エボニー・デビル」闇【悪魔族・効果】☆×4
「エボニー・デビル」の①の効果は、1ターンに1度しか使用できない。①:戦闘破壊され墓地へ送られたこのカードを、自分メインフェイズにフィールドの表側表示モンスター1体に装備できる。装備モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。このカードの装備モンスターがリリースされ墓地へ送られた場合、このカードを墓地から特殊召喚できる。
ATK1200 DEF0


 昔、書いたSSをリメイクしたものです。台本形式で台詞を書いていました。ルールは世界観的に旧式でいきます。

 WRGPでの優勝を目標として、遊星達は特訓に明け暮れている。ジャック・アトラスはガレージに帰ってきた。クロウと遊星は働いている時間帯だ。彼も職探しをするように、チームメンバーから注意を受けている。いつもと変わらぬ部屋であるが、凄まじい殺気に満ちている。冷蔵庫の周囲には、ジュースの瓶などが散乱している。

「冷蔵庫の中にいるヤツ。出てくるがいい!」

 ジャックが怒鳴ると、冷蔵庫の扉が開いた。褐色肌の男が這いだしてくる。顔をはじめ、たくさんの傷が刻まれている。ゆっくりと立ちあがる。束ねた長髪が垂れさがる。ジャックと対抗できそうなほど高身長で、頑強な体格を誇っている。

「なかなか鋭い殺気をしているな。1つ名乗るがいい。このジャック・アトラスに負ける前に」

「俺の名は、呪いのデーボ。チーム5D’Sを潰すため雇われた」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ


 そんな擬音語が流れてきた。誰かに雇われた刺客なのか。イリアステルの手先であろうか。そんな疑問が渦巻いてくる。ジャックは決闘盤を装着した。相手も決闘体勢をとっている。

「なぜ、俺が冷蔵庫に隠れていると分かった?」

「貴様は頭脳が間抜けか? 冷蔵庫の中身をぶちまけたまま、片づけもしないで!」

「どちらにしろ。ジャック・アトラスを潰すことに変わりない」



『デュエル!』



【1ターン目:デーボ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「俺の先攻、ドロー。《エボニー・デビル:攻撃力1200・Lv4》!」

 悪魔像を召喚してきた。民族色の強いデザインをしている。ナイフを手にしているが、驚異的な印象は受けない。罠さえも仕掛けてこない。



【2ターン目:ジャック】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
デーボ:《エボニー・デビル:攻撃力1200・Lv4》が攻撃表示。


「その程度か。俺のターン、ドロー。《インターセプト・デーモン:攻撃力1400・Lv4》を召喚。《エボニー・デビル》に攻撃する」

 アメフト悪魔が六本腕を振り回していく。悪魔像は徹底的に殴られて、粉となるまで粉砕される。《エボニー・デビル》の戦闘破壊に成功して、相手ライフも3800ポイントまで減らせた。ゲフッと、デーボも呻いている。

「あっけないものだな。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:デーボ】LP3800、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
デーボ:無し。

ジャック:《インターセプト・デーモン:攻撃力1400・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「ぐはははははっ! よくもやってくれたなっ! こんなんしやがって! これで《エボニー・デビル》は、怨みをパワーにできるわけだ!」

 デーボが狂ったように笑いだす。ジャックは気味悪さに引いてしまう。

「俺のターン、ドロー。永続魔法《エクトプラズマー》を発動する」

「速攻魔法《エクトプラズマー・ネット》を手札より発動する。そのセットカードを破壊して、500ポイントのダメージを与える」

 《エクトプラズマー》の存在が発動条件となる。相手フィールドのカード1枚を破壊して、500ポイントのダメージを打ちこむ。永続罠《強化蘇生》は霊糸に絡まれてしまい、締め潰された。ジャックのライフも3500ポイントまで削られる。


「《怨念のキラードール:攻撃力1600・Lv4》を召喚する」

「《エボニー・デビル》は戦闘破壊されている。こいつを墓地から装備カードとして、《怨念のキラードール》に装備する。攻撃力を400ポイントアップさせる」

「装備魔法《サクリファイス・ソード》も装備して、攻撃力を400ポイントアップさせる」

 ホラー人形に悪魔像が憑いた。《サクリファイス・ソード》を槍に変えて、しっかりと握りこむ。2400ポイントのパワーとなる。こうなれば、上級モンスターと変わりない。ぐるぐると首を回してから、ジャックを睨みつける。ルアが目にすれば、泣いてしまいそうな光景だ。


「《怨念のキラードール》で《インターセプト・デーモン》を攻撃する。へい、ジャック! タマキンを噛み切ってやるぜ!」

「なんて卑猥な男だ」

「相手の攻撃宣言により、《インターセプト・デーモン》は500ポイントのダメージを与える」

 《怨念のキラードール》はベッドをジャンプ台代わりにして、跳びはねまくる。《インターセプト・デーモン》が腕を伸ばして掴もうとするも、ナイフで脚を切りこんだ。その1本がデーボに当たり、ライフを3300ポイントまで減らす。猫のように素早い動きに翻弄されてしまい、腹部を槍で貫かれた。ジャックのライフも2500ポイントまで圧されていく。


「カード1枚をセットして、ターンエンド。エンドフェイズに《エクトプラズマー》の効果を発動するぞ。《怨念のキラードール》をリリースして、元々の攻撃力の半分をダメージとして受けてもらう」

「《怨念のキラードール》がリリースされ墓地送りにされた。《サクリファイス・ソード》を手札へ戻す」

「《エボニー・デビル:攻撃力1200・Lv4》も特殊召喚する」

 《怨念のキラードール》がエクトプラズマーを吐きだした。そいつをジャックへ叩きつける。1700ポイントまでライフを奪われた。《エクトプラズマー》によりモンスターを失うも、対策済みなようだ。《サクリファイス・ソード》はアド損とならず、《エボニー・デビル》まで戻ってきた。こいつは戦闘破壊されると、恨みを力へと変えてくる。デーボは意外と強い。



【4ターン目:ジャック】LP1700、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
デーボ:《エボニー・デビル:攻撃力1200・Lv4》が攻撃表示。永続魔法《エクトプラズマー》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

ジャック:無し。


「俺のターン、ドロー。《マッド・デーモン:攻撃力1800・Lv4》を召喚。攻撃する」

「《エボニー・デビル》を痛めつけるのか。これで貴様を怨めるものだ。罠カード《ディメンション・ウォール》を発動する。バトルダメージは貴様が受ける」

 《マッド・デーモン》は骸骨を飛ばすことで、《エボニー・デビル》を粉砕した。《ディメンション・ウォール》により、ジャックがダメージを受けてしまう。ライフを1100ポイントまで削られた。デーボは嬉しそうに哄笑をあげる。


「カード1枚をセットして、ターンエンド。《エクトプラズマー》の効果を使う。《マッド・デーモン》をリリースして、900ポイントのダメージを与える」

 《マッド・デーモン》もエクトプラズマーに変換されて、デーボへ襲いかかる。ライフを2400ポイントまで減らせたが、ジャックは壁を失った。モンスターの維持が難しい。破壊耐性を有しても逃れられない。《エクトプラズマー》の恐ろしいところだ。



【5ターン目:デーボ】LP2400、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
デーボ:永続魔法《エクトプラズマー》発動中。

ジャック:魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《怨念のキラードール:攻撃力1600・Lv4》を墓地から特殊召喚する」

「《エボニー・デビル》を墓地から《怨念のキラードール》に憑かせる。400ポイントのパワーアップだ。《サクリファイス・ソード》も装備する。攻撃力は2400ポイントになったぞ」


「《怨念のキラードール》でダイレクト・アタック! 怨みはらさでおくべきか!」

 永続魔法で墓地送りにされると、自分スタンバイフェイズに蘇る。《怨念のキラードール》は《エクトプラズマー》のコストにされても、復活を繰り返す。《エボニー・デビル》に憑依されることで、悪夢人形は凶暴化する。メーンとジャックに噛みついてきたが、音響波を受けて弾きとばされた。小型悪魔が鐘を鳴らしている。

「貴様の恨み程度、このジャック・アトラスに届かない。相手の直接攻撃により、《バトルフェーダー:守備力0・Lv1》を手札から特殊召喚した。バトルフェイズを終了する」


「モンスター1体を裏守備表示でセット。カード1枚をセットして、ターンエンド。《怨念のキラードール》をリリースして、800ポイントのダメージを与える。さらに、《エボニー・デビル:守備力0・Lv4》を墓地から特殊召喚する」

 《怨念のキラードール》からのエクトプラズマーを受けて、ジャックのライフは300ポイントまで追いこまれた。デーボは勝利を確信している。《ステルスバード:守備力1700・Lv3》を伏せたゆえに。こいつを反転召喚すれば、1000ポイントのダメージを与えられる。《ディメンション・ウォール》の2枚目も仕掛けておいた。この状況で負けるわけがない。



【6ターン目:ジャック】LP300、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
デーボ:《エボニー・デビル:守備力0》が守備表示。モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。永続魔法《エクトプラズマー》が発動中。魔法&罠ゾーンにカードを1枚セットしている。

ジャック:《バトルフェーダー:守備力0・Lv1》が守備表示。魔法&罠ゾーンにカードを1枚セットしている。


「俺のターン、ドロー。《バトルフェーダー》をリリースして、罠カード《ナイトメア・デーモンズ》を発動! 《ナイトメア・トークン:攻撃力2000・Lv6》3体を特殊召喚する」

 《ナイトメア・トークン》はデーボのフィールドに特殊召喚された。《バトルフェーダー》がリリースされたことで、ジャックのフィールドのみモンスターが存在しない状態となった。《バイス・ドラゴン》を特殊召喚できる。この危機状態を理解できず、デーボは慢心しきっている。


「《バイス・ドラゴン:攻撃力2000・Lv5》を手札から特殊召喚する。《ドレッド・ドラゴン:攻撃力1100・Lv2・チューナー》を召喚!」

「レベル5《バイス・ドラゴン》に、レベル2《ドレッド・ドラゴン》をチューニング!」

「王者の叫びがこだまする! 勝利の鉄槌よ、大地を砕け! シンクロ召喚! 羽ばたけ、《エクスプロード・ウィング・ドラゴン:攻撃力2400・Lv7》!」


「《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》で《ナイトメア・トークン》を攻撃する。俺の○○○○を噛み切ると言ったな。ならば、そこ以外を打ち砕く!」

 キング・ストームが炸裂した。デーボは《ディメンション・ウォール》を確認するも、無駄なこと。《ナイトメア・トークン》は《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》にパワーで負けている。ダメージ計算を行わず、攻撃対象を破壊するのみ。その攻撃力分だけ、デーボはダメージを受ける。400ポイントまでライフを抉られた。ジャック・アトラスは容赦をしない。

「《ナイトメア・トークン》を破壊したことで、800ポイントのダメージを与える」

「うぎゃーっ!」



 【呪いのデーボ-決闘不能】



 ジャックはブルーアイズ・マウンテンを味わっている。ステファニーは横でニコニコしているが、どうでもいい。夕陽に染められたコーヒーは、美しいものだ。D・ホィール2台が近づいてきた。クロウと遊星が仕事から帰ってきたようだ。

「ごくろう」

「お前、何様のつもりだ! 就職斡旋所は行ったのかよ⁉」

「クロウ。その話は置いておこう。大変なことになった。呪いのデーボという決闘者が、WRGPの出場予定者を襲っているらしい。アメリカン・インディアンという触れこみの殺し屋で、何人かの決闘者が軽傷を負わされたという」

「そいつは大変じゃないか。呪いのデーボ対策をしないとな」

 ジャック・アトラスは、ブルーアイズ・マウンテンのおかわりをした。





【TO BE CONTINUED】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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