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D-3 ドルべVSオベリスク・フォース

「ディアンケト3世」光【天使族・エクシーズ】★×4
レベル4の天使族モンスター×3
①このカードの特殊召喚に成功した時、自分LPを1000ポイント回復する。②:このカードが自分モンスターゾーンに表側表示で存在する限り、カウンター罠が発動されたエンドフェイズに発動できる。デッキからカード3枚をドローし、手札のカード2枚を選択して墓地へ捨てる。③:このカードのX素材1つを自分メインフェイズに取り除き、自分墓地の天使族モンスター1体を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。この効果は、1ターンに1度しか使用できない。
ATK2500 DEF1700


 アニメの最終回後という設定です。キャラの設定等は、原作に準じています。OCGカードはフルで使いますが。以前に書いたSSでは、ゼアル組は大きく変えていました。

 ドルべは喫茶店で読書をしていた。
 ハートランド・シティは平和になっており、あの事件が嘘のようだ。ベクターも少しずつではあるが、変わってきている。あれだけ姑息な嫌がらせを受けても、九十九遊馬は彼を友達として迎えている。まったく、大した度量だ。ドルべは思いだすだけで微笑んでしまう。
 子供達がデュエルに興じている。実に楽しそうではないか。

 空間が揺らいだかと思えば、仮面の青服集団が現れた。
 ドルべは嫌な予感に襲われた。彼らは決闘盤を広げて、不敵に哂いだす。子供らも怖がって逃げだす。威嚇するかのように進軍をしてきた。

「貴様らは何者だ?」

「アカデミアの精鋭、オベリスク・フォース。ハートランド・シティは滅ぼしたが、他にもあるとはな。プロフェッサーの命により、ここも廃墟に変えてやろう」

「アカデミア? ハートランドを滅ぼした? 理解できぬが、貴様らが敵であると認識した。この白き盾であるドルべが、防ぎきってみせよう」

「この眼鏡君で肩慣らしをするか。デュエルでカードに変えてやるよ」



『デュエル!』



【1ターン目:ドルべ】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「私の先攻。モンスター1体を裏守備表示で伏せる。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 ドルべは気づいた。D・ゲイザーとは関係無しに、セットカードのヴィジョンが視えることに。ARデュエルではないのか。ギャラリーも動揺しているようだ。



【2ターン目:オベリスク・フォース】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ドルべ:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。フィールド魔法《歯車街》を発動する」

「《古代の機械獣:攻撃力2000・Lv6》を召喚するぞ。《歯車街》の効果によって、リリース1体を減らしての通常召喚ができるのだ!」

 オベリスク・フォースのテンションが急上昇している。巨大歯車に埋めつくされた街奥から、《古代の機械獣》が駆けてくる。これだけでは済まないはず。この決闘者は牙を剥いている。

「魔法カード《大嵐》を発動だっ。魔法・罠カード全てを破壊する」

「《歯車街》の破壊により、《古代の機械巨竜:攻撃力3000・Lv8》をデッキより特殊召喚!」

 大災害に見舞われたかのように、《歯車街》が大風により削られる。ドルべはセットカードをリバースさせた。とてつもない数の歯車が集まり、竜形を成していく。金属同士の噛みあう音を降らせながら、《古代の機械巨竜》は青空へと羽ばたく。


「《古代の機械戦車》を《古代の機械獣》に装備して、600ポイントのパワーアップ!」

「セットモンスターにアタック!」

 歯車を転輪としたキャタピラー。そいつを足にして、巨大戦車が近づいてくる。《古代の機械獣》は《古代の機械戦車》の上に跳びあがり、獣戦車へと合体する。咆哮を響かせてから、砲塔を向けてきた。攻撃対象をロックオンして、裏向き状態からリバースさせる。2600ポイントまで昂ぶった攻撃力で、《シャインエンジェル:守備力800・Lv4》を爆炎に包みこもうとしている。

「《シャインエンジェル》はリクルーターか。《古代の機械獣》は戦闘破壊したモンスターのスキルを封じる。攻撃力1500以下の光属性モンスターも呼べまい」

「残念だったな。貴様が《大嵐》を発動した時に、罠カード《ブレイクスルー・スキル》を密かに発動していた。《古代の機械獣》の特殊効果こそ無効となっている。《シャインエンジェル》は戦闘破壊されたことで、デッキより《シャインエンジェル:攻撃力1400・Lv4》を特殊召喚する」

「ならば、《古代の機械巨竜》で攻撃するまで」

 男性天使は散り際に、同胞を特殊召喚させる。《古代の機械巨竜》は滑空してきた。重々しい金属隗による体当たり。《シャインエンジェル》の2体目も、あっけなく墓地へと堕とされてしまう。ドルべのライフも2400ポイントまで落ちていく。

「《シャインエンジェル》が戦闘破壊されたことで、《光天使ソード:攻撃力1400・Lv4》をデッキより特殊召喚する」

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:ドルべ】LP2400、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
ドルべ:《光天使ソード:攻撃力1400・Lv4》が攻撃表示。

オベリスク・フォース:装備魔法《古代の機械戦車》を装備した《古代の機械獣:攻撃力2600・Lv6》&《古代の機械巨竜:攻撃力3000・Lv8》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。魔法カード《死者蘇生》を発動する。《シャインエンジェル:守備力800・Lv4》を墓地より蘇らせる」

「レベル4を並べて、エクシーズ召喚とやらを行うつもりか。そうはいかん。モンスターが守備表示で特殊召喚された。罠カード《姑息な落とし穴》を発動するぞ。そいつを除外する」

「姑息なことを……」


「この程度で、白き盾を破れない。こいつを召喚する。《光天使ブックス:攻撃力1600・Lv4》!」

「マジック・カード《ホーリー・レイジ》を墓地へ送ることで、特殊能力を使う。《光天使セプター:攻撃力1800・Lv4》を手札から特殊召喚する」

「《光天使セプター》の特殊召喚により、《光天使スケール》をデッキより手札に加える」


「レベル4の《光天使》3体で、オーバーレイ・ネットワークを構築!」

「星の騎士団により造られし起動兵器よ。我が声に応えて、ここに降臨せよ! エクシーズ召喚! 《ヴァイロン・ディシグマ:攻撃力2500・R4・O×3》!」


「《光天使セプター》を素材として、モンスター3体でエクシーズ召喚を行った。《ヴァイロン・ディシグマ》は新たなる効果を得る。《古代の機械巨竜》を破壊して、1枚ドロー」

「ORU1体を取り除く。《ヴァイロン・ディシグマ》に《古代の機械獣》を装備する」

 ドルべは人間となったことで、《No.102 光天使グローリアス・ヘイロー》を失っている。《ヴァイロン》エクシーズを代わりに使用している。闇に染まった機械天使が、黄金腕を伸ばした。《古代の機械獣》を掴んで、自身の中へと呑みこんでいく。吸収したのと同属性モンスターを攻撃する場合、ダメージ計算を行わず破壊できる。そんな能力も必要ない。《光天使セプター》の特殊効果により、《古代の機械巨竜》に破壊雷を浴びせたから。

「魔法カード《一騎加勢》を発動する。《ヴァイロン・ディシグマ》の攻撃力はターン終了時まで1500ポイントアップする。ダイレクト・アタック!」

「こいつ。エクシーズ次元の奴らよりも強すぎる」

 《古代の機械戦車》は装備モンスターがいなくなり、激しく自爆した。ドルべは600ポイントのダメージを浴びるも気にしない。雲間を縫うように、ペガサスに乗った騎士団が天空を駆けてきた。《ヴァイロン・ディシグマ》に加勢をし、攻撃力4000ポイントの直接攻撃を決める。闇の機械天使は怪光線を放つ。オベリスク・フォースは石畳へ叩きつけられて、無残にも敗北した。

「さて。次は誰とデュエルをするか」



 オベリスク・フォースのA部隊は十数人いた。それでも、誰一人としてドルべには敵わなかった。《古代の機械参頭猟犬》や《古代の機械究極猟犬》を融合召喚しても。彼らは情けなくも逃げだす。
 ドルべはデッキを確認して溜息を吐いた。

「予想よりも苦戦したな。忌まわしい記憶があるも、《No.102 光天使グローリアス・ヘイロー》があれば、もっとスムーズに勝てただろうに」



「こちら、B部隊。ギラグと名乗る決闘者に全滅しました」

「こちら、C部隊。アリトって野郎にやられた!」

「こちら、D部隊。E部隊と共に、ミザエルにっ! F部隊もっ!」

 オベリスク・フォースを率いていた貴族服の隊長は、通信機の吐きだす絶叫を耳に垂らしこむ。唖然とするような結果であった。まさか、こうなってしまうとは。ハートランドの制圧は不可能だ。ユーリ様を呼ばなければ。

「ジャンジャジャーン。オレ、ベクター!」

「鈍いねぇ。ずっと背後にいたのに気付かないとは」

 背後から声が響いてくる。ヒゲのアカデミア教員は、おそるおそる振り返る。悪魔のような形相で、少年が哂いかけてくる。そこに地獄が待ちかまえていた。





【D-3:勝者は元バリアン七皇!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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