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D-48 九十九遊馬VSクリストファー・アークライト

「No.9 天蓋星ダイソン・スフィア」闇【機械族・エクシーズ・効果】★×9
レベル9モンスター×2
①:このカードがX素材を持っている状態で攻撃されたバトルステップ時に1度だけ発動できる。その攻撃を無効にする。②:このカードがX素材の無い状態で攻撃対象にされた時、自分の墓地のモンスター2体を対象として発動できる。そのカードをこのカードの下に重ねてX素材にする。③:このカードより攻撃力の高いモンスターが相手フィールドに存在する場合、このカードのX素材を自分メインフェイズ1に1つ取り除いて発動できる。このターン、このカードは直接攻撃できる。
ATK2800 DEF3000


 この2人って戦ったことあったかな?

「遊馬に、アストラル。私とデュエルをしないか。ぶつかってみることで、君達の感じたことを述べてほしい。このナンバーズは赤馬零児という異世界人より渡されたもの。試してみたい」

「いいぜ。カイトの師匠だもんな。一度、デュエルをしてみたいと思っていたんだ」

「そのナンバーズに特別な力を感じない。だが、デュエルをするのは賛成だ」

 クリストファー・アークライトが遊馬の下を尋ねてきた。トーマスとミハエルも随伴で。九十九遊馬はワクワクしている。何たって、カイトの師匠と戦えるのだ。特別な力がないとはいえ、《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》は強力すぎるモンスター。そいつを、どうやって攻略しようかと。そんな親友を、アストラルは優しく見守っている。



『デュエル!』



【1ターン目:遊馬】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。永続魔法《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》を発動する」

 D・ゲイザーを装着して、D・パッドを展開する。周囲の通行人は消えて、ハートランド・シティは宇宙空間へと変遷していく。黒一色の空には、砂を散らしたように星が瞬いている。岩場地帯で、九十九遊馬とクリストファー・アークライトは向いあう。
 アストラルは相棒の戦いぶりを見守る。以前のごとく、アドバイスをする必要も無いだろう。今の遊馬は、真の決闘者であるから。《希望皇ホープ》モンスターをエクシーズ召喚する度に、《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》によって1枚ドローできる。


「《ガガガシスター:攻撃力200・Lv2》を召喚する。この召喚に成功したから、デッキの《ガガガボルト》を手札へ加える」

「《ガガガ》の存在により、《ガガガクラーク:攻撃力400・Lv2》を手札から特殊召喚!」

「《ガガガシスター》のモンスター効果を発動する。このカードと《ガガガクラーク》のレベルは、それぞれのレベルを足した数値になる。どっちもレベル4だ」

 《ガガガシスター》は幼い少女である。大きな鍵を振るうと、《ガガガボルト》カードが舞いこんできた。それを遊馬は手にする。ガガガ学園の書記長をしている女子生徒も、幼女に導かれて降りてくる。少女達は背中を合わせて、華麗に回りはじめた。華やかな笑顔を振りまいて、互いのレベルを高めていく。クリスは見惚れているようだ。

「レベル4の《ガガガ》2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《No.39 希望皇ホープ:攻撃力2500・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

 希望戦士が大剣をかざす。このナンバーズは本物である。《希望皇ホープ》のエクシーズ召喚により、遊馬は1枚ドローできる。《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》は500ポイントのライフコストを要求してくるが。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【2ターン目:V】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
遊馬:《No.39 希望皇ホープ:攻撃力2500・R4・O×2》が攻撃表示。永続魔法《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。自分フィールドにモンスターは存在しない。《太陽風帆船:守備力2400・Lv5》を手札から特殊召喚する。ただし、このモンスターの攻守は半分となる」

「《惑星探査車:攻撃力1000・Lv4》を召喚」

「魔法カード《タンホイザーゲート》を発動する。《太陽風帆船》と《惑星探査車》のレベルは、互いのレベルを合計した分となる。君と同様のプレイングだ」

 太陽光を燃料として、《太陽風帆船》は宇宙を泳いでくる。《惑星探査車》も地平線から駆けてきた。どちらも、攻撃力は1000以下の機械族同士である。《タンホイザーゲート》の発動条件を満たしている。レベル9をそろえたことで、クリストファー・アークライトはエースの召喚条件も満たす。遊馬は嬉しそうに構えている。アストラルにもワクワクが通じてきた。


「レベル9のモンスター2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア:攻撃力2800・R9・O×2》をエクシーズ召喚!」

「フィールド魔法《エクシーズ・テリトリー》を発動!」

「《重力砲》を《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》に装備する。1ターンに1度だけ、装備モンスターのパワーを400ポイントアップ。《No.39 希望皇ホープ》を撃て!」

 岩石だらけの惑星を、クリスは《エクシーズ・テリトリー》へと変える。エクシーズがモンスターと戦う場合、そのランク1つにつき、ダメージ計算時のみ攻守は200ポイントアップする。ハイランクの《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》には有利であろう。装備魔法《重力砲》も装着されて、攻撃力は5000ポイントにまで達している。《No.39 希望皇ホープ》も3300ポイントのパワーとなっているが、圧倒的に負けている。

 顔を傾ければ、視界一面は宇宙建造物に覆われてしまう。5枚の花弁を広げた金属花のようでもある。レーザーを《重力砲》から発射してきた。バトルフェイズの間のみ、攻撃対象を効果無効にしてくる。全てが白一色へ染められていく。《No.39 希望皇ホープ》は大剣を構えるも、バリアも張れずに蒸発させられた。遊馬はふっとんで、1800ポイントまでライフを焼かれる。


「カード1枚をセットして、ターンエンド」

「さすがは、カイトの師匠だぜ。罠カード《エクシーズ・リボーン》を発動。《No.39 希望皇ホープ:攻撃力2500・R4・O×1》を復活させて、このカードをORUにする」



【3ターン目:遊馬】LP1800、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
遊馬:《No.39 希望皇ホープ:攻撃力2500・R4・O×1》が攻撃表示。永続魔法《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》が発動中。

V:装備魔法《重力砲》を装備した《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア:攻撃力2800・R9・O×2》が攻撃表示。フィールド魔法《エクシーズ・テリトリー》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《ドドドボット》を手札から墓地へ送り、魔法カード《ドドドドロー》を発動する。2枚ドロー」


「《ガガガマジシャン:攻撃力1500・Lv4》を召喚して、魔法カード《ガガガボルト》を発動。《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》を破壊する」

「その程度の魔法攻撃が通じると思ったか。甘いと言わざるをえない。カウンター罠《エクシーズ・リフレクト》を発動! 《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》を対象とした効果を無効にして、800ポイントのダメージを与える」

 《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》はORUを持っている。うかつに攻撃をしても無効にされるのみ。だからこそ、効果破壊を狙ったのだろう。《ガガガ》専用の破壊魔法を使ったか。《ガガガマジシャン》は杖先から稲妻を放つも、バリア装置が起動しだす。それを反射させて、九十九遊馬へと宇宙空間より浴びせかける。1000ポイントまでライフを焼きつくす。このタクティクスもクリスには通じなかった。それでも、遊馬は楽しそうだ。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:V】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
遊馬:《No.39 希望皇ホープ:攻撃力2500・R4・O×1》&《ガガガマジシャン:攻撃力1500・Lv4》が攻撃表示。永続魔法《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

V:装備魔法《重力砲》を装備した《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア:攻撃力2800・R9・O×2》が攻撃表示。フィールド魔法《エクシーズ・テリトリー》が発動中。


「私のターン、ドロー。《重力砲》の効果により、攻撃力を400ポイントアップ。《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》よ。《No.39 希望皇ホープ》を撃てっ!」

「《虹クリボー》を手札から、《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》に装備する。攻撃はできない」

 クリクリー。《虹クリボー》は軌跡を描きながら、巨大兵器を虹で包みこむ。相手の攻撃宣言時に発動し、装備カードとなって攻撃を永続的に封じる。《No.39 希望皇ホープ》は《重力砲》によって防御能力を抑えられているが、こちらは問題無し。遊馬は拳を振りあげてのガッツポーズ。兄が不利というのに、ミハエルも嬉しそう。


「攻撃は止められたか。私の勝利に変わりない。魔法カード《RUM-アージェント・カオス・フォース》を発動する。《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》を再構築!」

「現れろ、CNo.9! 天空を覆う星よ。森羅万象をその内に宿し、今、ここに降臨せよ! 《CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア:攻撃力3600・R10・O×3》!」

「罠カード《デビル・コメディアン》を発動!」

「このカードのORUは3つ。その1つにつき、300ポイントのダメージを与える」

 ランクアップをしてきたか。宇宙構造物は混沌をまとい、禍々しい姿へと塗り変えられていく。戦闘による勝利を塞がれると、バーンダメージを狙ってきた。《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》をORUにしているので、ORU3つを取り除けば、2400ポイントのダメージも与えられる。クリスは勝てると確信しているようだ。どうする、九十九遊馬⁉

「《プリベントマト》を墓地から除外する。このターン、俺は効果ダメージを受けない」

「《デビル・コメディアン》により、デッキから落としたのか……」

 ラグビー・ヘッドギアをかぶったトマトが、遊馬を守る。
 《デビル・コメディアン》を発動した場合、コイントスを行う。遊馬は裏を出したようだ。相手の墓地カードの数だけ、自分デッキのカードを落す。これにより、《プリベントマト》を墓地送りにできたのか。運頼りと言える強硬策で、九十九遊馬は敗北へ追いこまれずに助かった。

「これだから、君は面白い。ターンエンド」



【5ターン目:遊馬】LP1000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
遊馬:《No.39 希望皇ホープ:攻撃力2500・R4・O×1》&《ガガガマジシャン:攻撃力1500・Lv4》が攻撃表示。永続魔法《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》が発動中。

V:《CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア:攻撃力3600・R10・O×3》が攻撃表示。フィールド魔法《エクシーズ・テリトリー》が発動中。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《RUM-アストラル・フォース》を発動する。《No.39 希望皇ホープ》を再構築!」

「現れろ、No.39! 人が希望を越え、夢を抱くとき、遥かなる彼方に、新たな未来が現れる! 限界を超え、その手につかめ! 《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ:攻撃力3000・R6・O×2》!」

「このエクシーズ召喚により、《CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア》の攻撃力を0にする」

 《No.39 希望皇ホープ》はアストラルの力により進化する。白き聖戦士が堂々と立ちあがる。大剣を振りおろして、光波動を惑星級の巨大構造物へぶつけた。こいつをパワーダウンさせても、戦闘破壊は不可能なはず。《CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア》は戦闘相手のモンスターを、ORU扱いで吸収するから。


「《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》も《希望皇ホープ》扱い。そのエクシーズ召喚に成功したんだ。ライフを500ポイント払い、《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》の効果で1枚ドロー」


「《ガガガガール:攻撃力1000・Lv3》を召喚!」

「《ガガガマジシャン》の後輩効果で、自身のレベルを6にする」

「《ガガガガール》は《ガガガマジシャン》と同じレベルとなる」

「レベル6の《ガガガ》2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《No.25 重装光学撮影機フォーカス・フォース:攻撃力2800・R6・O×2》をエクシーズ召喚!」

 《ガガガガール》は携帯を弄ると、先輩を追いかけて光渦へ飛びこむ。そこから巨大カメラが降りてきた。遊馬は勝利への方程式を構築できたようだ。重装光学撮影機は望遠レンズを、天蓋妖星へと向ける。シャッター音を鳴らして、怪光で周囲一帯を染めあげた。

「《No.25 重装光学撮影機フォーカス・フォース》のORU1体を使って、《CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア》の特集能力を無効にした。これで、戦闘破壊できる」

「《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》と《No.25 重装光学撮影機フォーカス・フォース》で合体攻撃だ! ホープ剣・ビヨンド・スラッシュ!」

 白き戦士は剣を振りあげて、カメラ・マシーンはレンズより光砲撃を撃ちだした。天蓋妖星といえども、これには耐えられない。赤紫色の混沌で覆われた機体は、あっけなく貫かれた。《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》も宇宙へと飛びあがり、星をも斬れる必殺剣を見舞う。《CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア》は爆炎を噴きながら、破片を撒き散らしていく。その衝撃波は、クリスのライフを0へと燃やしていった。

「さすがだ。君ならば、融合次元、いや神次元の侵略を止められる」

 D・ゲイザーを外しながら、クリスは呟いた。
 どこかの惑星空間は消えて、元の街へ戻っていた。





【D-48:勝者は、九十九遊馬!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

遊馬とVって2番目のOPでやるかと思ったら結局やらなかったですね。1000以下になったらホープレイの手もありましたがそれでもまだ足りなかったですね。

No title

 スターダストさん、感想ありがとうございます。

 そういえば、OPで戦っていましたね。結局は、Vとカイトで戦いましたが。一度やってみたかったので、SSで戦わせてみました。
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