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D-27 クロノス・デ・メディチVS紫雲院素良-前篇

「ファーニマル・ドッグ」地【天使族・効果】☆×4
「ファーニマル・ドッグ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「エッジインプ・シザー」1体または「ファーニマル・ドッグ」以外の「ファーニマル」モンスター1体を手札に加える。
ATK1700 DEF1000


 過去に書いたSSを再利用しています。

「私のターン、ドロー。カード2枚を伏せて、魔法カード《大嵐》を発動するノーネ。《黄金の邪神像》2枚が破壊されたので、《邪神トークン:守備力1000・Lv4》2体を特殊召喚!」

「《邪神トークン》2体をリリースして、《古代の機械巨人:攻撃力3000・Lv8》をアドバンス召喚!」

「くそっ! 《古代の機械蘇生》も《古代の破滅機械》も破壊されてしまった。ぎゃーっ!」

 大風が魔法・罠全てを吹きとばす。《黄金の邪神像》を自ら破壊してのコンボ。《古代の機械巨人》が迫り、《古代の機械猟犬》を叩き潰す。ライフを0へと墜落させて、オベリスク・フォースの一員を敗った。30人はいたはずなのに、侵略者は数えるほどしか残っていない。仮面の決闘者達は焦りだす。クロノスの連戦連勝は止まらない。



「魔法カード《古代の機械工場》を発動! 《古代の機械巨竜:Lv8》2体を墓地から除外して、《古代の機械巨人:攻撃力3000・Lv8》をリリース無しで召喚するノーネ。《リミッター解除》させて、《古代の機械混沌巨人》を攻撃する-ノ」

「そんな馬鹿なっ! 究極の破壊兵器さえも通じないとは……」



 オベリスク・フォースの惨敗兵どもは逃げだす。どこからか、怪光線が注いでくる。彼らはデュエル・モンスターズのカードへと変えられた。それらを踏みにじり、幼い少年が歩いてくる。天真爛漫さと邪悪さを合わせたような表情に、クロノス・メディチも警戒心を募らせる。

「オベリスク・フォースの癖に敵前逃亡なんて、レッドの落ちこぼれに格下げだよねっ!」

 ペロペロ・キャンディーを舐めて、青髪少年は嘲笑った。オベリスク・フォースの台詞からすれば、アナザー・ワールドのアカデミア生であろうか。仲間を平然と罰して、レッドを馬鹿にしきった言葉を吐く。クロノスは過去の己を、少しだけ思いだした。幼い子供なのに、嗜虐的な色に染まりきっている。どういう環境下で育てられたのか。心が痛んでくる。

「オジさん。強いよね。僕は紫雲院素良。デュエルをしようか」

「私はクロノス・デ・メディチ。あなたは生徒じゃないけど、指導するノーネ」

「変な喋り方をするねぇ。じゃあ、指導とやらを頼むよ」



『デュエル!』



【1ターン目:素良】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「僕の先攻だね。魔法カード《融合徴兵》を発動するよ。デッキから《エッジインプ・ソウ》を手札に加える。モンスター1体を裏守備表示で伏せて、ターンエンド」

 《デストーイ・ホイールソウ・ライオ》をエクストラデッキから見せることで、それに記されている融合素材をデッキサーチした。《エッジインプ・ソウ》を持ってくるも、このターンには召喚できない。モンスター効果も発動できない。



【2ターン目:クロノス】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
素良:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。


「私のターン、ドロー。フィールド魔法《歯車街》を発動!」

「このフィールドではリリース素材を1体減らして、《古代の機械》を召喚できるノーネ。《古代の機械合成獣:攻撃力2300・Lv6》を召喚して、セット・モンスターにアタック!」

 巨大歯車で構成された都市が浮かんできた。スチームパンクに登場しそうな光景だ。三首の機械獣が跳びあがり、《エッジインプ・チェーン:守備力1800・Lv4》を噛み砕いた。チェーンをパスタのように啜っている。《ガジェット》をリリースしてアドバンス召喚すれば、本領発揮と行けるモンスターであろう。このままでも、充分に働いてくれるが。

「このカードがフィールドから墓地へ送られた。デッキから《エッジインプ・DTモドキ》を手札へ加える」

 手札・フィールドから墓地送りとなれば、《エッジインプ・チェーン》は《デストーイ》カードをデッキサーチしてくれる。無数の鎖を伸ばして、《エッジインプ・DTモドキ》を引き寄せる。クロノスは予感する。次のターンから、紫雲院素良が牙を剥いてくることを。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:素良】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
素良:無し。

クロノス:《古代の機械合成獣:攻撃力2300・Lv6》が攻撃表示。フィールド魔法《歯車街》が発動中。


「《歯車街》は邪魔だけど、破壊しちゃ駄目なんだよね。僕のターン、ドロー」

「《エッジインプ・ソウ:攻撃力500・Lv3》を召喚して、特殊効果を発動するよ。《ファーニマル・ラビット》を手札から墓地へ送って、2枚ドロー。手札1枚をデッキトップに戻しておくね」

「《エッジインプ・DTモドキ》を手札から捨て、永続魔法《トイポット》を発動する。1枚ドロー。《ファーニマル・ドッグ:攻撃力1700・Lv4》を引いたから、手札から特殊召喚!」

「犬さんを手札から特殊召喚できたっ。デッキから《ファーニマル・シープ》に手札へ来てもらう」

「フィールドに《ファーニマル》がいるので、《ファーニマル・シープ:攻撃力400・Lv2》を手札から特殊召喚する。羊さんの特殊能力を発動だぁ。《ファーニマル・ドッグ》をバウンスさせることで、《エッジインプ・チェーン:守備力1800・Lv4》を墓地から特殊召喚!」

 ソラは《ファーニマル》を上手く回している。《ファーニマル・ドッグ》をデッキトップへ置いたので、《トイポット》でドローできるのは必然だ。《ファーニマル・シープ》により手札へ戻されたので、デッキサーチ能力も再び使える。ヌイグルミ天使の愛らしさと、凶器悪魔の獰猛さが対照的であろうか。ソラの二面性を表しているかのようだ。


「手札の《ファーニマル・キャット》に、フィールドの《エッジインプ・ソウ》を《融合》!」

「悪魔宿りし鉄の歯よ。牙剥く野獣と1つとなりて、新たな力と姿を見せよ。融合召喚! 現れ出ちゃえ! すべてを切り裂く百獣の王! 《デストーイ・ホイールソウ・ライオ:攻撃力2400・Lv7》!」

「《ファーニマル・キャット》が融合素材となったので、《融合》を墓地から回収する」

「さらに、《ファーニマル・シープ》と《エッジインプ・チェーン》を《融合》!」

「悪魔絡みし鉄の鎖よ。毛深き野獣と1つとなりて、新たな力と姿を見せよ。融合召喚! 現れ出ちゃえ! すべてを封じる鎖のケダモノ! 《デストーイ・チェーン・シープ:攻撃力2000・Lv5》!」

 ソラは連続融合を成し遂げた。《ファーニマル》が《エッジインプ》に支配されていく。愛らしさの片鱗も残されていない。ヌイグルミが鉄の寄生虫に支配されたかのようだ。《デストーイ・チェーン・シープ》は中空に浮かんで、《デストーイ・ホイールソウ・ライオ》は大地を踏みしめている。無機質な獰猛さを剥けている。


「《デストーイ・ホイールソウ・ライオ》の特殊能力を発揮して、《古代の機械合成獣》を破壊するよ。その攻撃力分だけ、ダメージを与える」

「そうはいかないノーネ。罠カード《亜空間物質転送装置》を発動! 《古代の機械合成獣》をエンドフェイズまで除外するーノ」

「それじゃあ、《デストーイ・チェーン・シープ》でダイレクト・アタック!」

 《デストーイ・ホイールソウ・ライオ》は顔面鋸を高速回転させて突っこむ。クロノスは《亜空間物質転送装置》が起動して、《古代の機械合成獣》を異次元へと隔離させた。破壊効果を使っては、直接攻撃は不可となってしまう。《デストーイ・チェーン・シープ》のでみ攻撃するしかない。チェーンを鞭のように叩きつけて、クロノスを痛めつけた。ライフを2000ポイントまで減らす。サデスティックに表情を歪めて、ソラは大飴を噛み砕いた。

「まぁ、いいや。負け犬を潰してやるだけさ。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 エンド宣言を受けて、《古代の機械合成獣》は異次元より帰還した。





【D-27:後半へ続く!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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