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D-32 タッグフォース次元からの使者-後篇

「EMペンデュラム・マジシャン」地【魔法使い族・効果】☆×4
「EMペンデュラム・マジシャン」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。このカードを破壊し、破壊した数だけデッキから「EMペンデュラム・マジシャン」以外の「EM」モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)。

【Pスケール:青2/赤2】
①:自分フィールドに「EM」モンスターがP召喚された場合に発動する。自分フィールドの「EM」モンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
ATK1500 DEF800


 こちらのコナミ君は口が悪かったりします。

 コナミ君は遊勝塾を訪れ、榊遊矢に勝負を挑んできた。《補給部隊》によるドローも、《魔装戦士 ヴァンドラ》によるダイレクト・アタックも、遊矢は見事にかわしきった。そのプレイングに、ちびっ子トリオは盛りあがっている。柊柚子も幼馴染を信じて応援する。

「思ったよりも、やるじゃねぇか。こいつは、ワクワクするよな」



【4ターン目:遊矢】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
コナミ君:《魔装戦士 ヴァンドラ:攻撃力2000・Lv5》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

遊矢:《EMハンマーマンモ:攻撃力2600・Lv6》&《EMマンモスプラッシュ:攻撃力1900・Lv6P》が攻撃表示。《EMセカンドンキー:守備力2000・Lv4》が守備表示。永続罠《EMピンチヘルパー》が発動中。

Pゾーン:スケール2《EMペンデュラム・マジシャン》&スケール5《EMファイア・マフライオ》


「私の番ですね。ドロー。揺れろ、魂のペンデュラム! 天空に描け、光のアーク! ペンデュラム召喚! 《EMウィップ・バイパー:攻撃力1700・Lv4》!」

「《EM》がP召喚されたことで、《EMペンデュラム・マジシャン》のサプライズが始まります。《EM》の攻撃力はターン終了時まで1000ポイントアップしますよ」

 巨大振り子の片端にて、《EMペンデュラム・マジシャン》は流星群を降らせる。それらを浴びて、《EM》はパワーアップしていく。《EMハンマーマンモ》は3600ポイントに、《EMマンモスプラッシュ》は2900ポイントに、《EMウィップ・バイパー》は2700ポイントへと。圧倒的なる布陣に迫られているせいか、コナミ君は冷汗を垂らしている。

「ここで、《EMウィップ・バイパー》もサプライズ。《魔装戦士 ヴァンドラ》の攻守を入れ替えます」

 《EMウィップ・バイパー》は跳びあがって、竜人戦士に自らの蛇胴を巻きつけた。その攻撃力を800ポイントまでダウンさせる。《魔装戦士 ヴァンドラ》を戦闘破壊して墓地送りにすれば、戦士族の通常モンスター、《女剣士カナン》を墓地より回収されてしまう。その程度なら問題無い。ちびっ子トリオも、榊遊矢の勝利を確信しているようだ。決めちゃえと、歓声を振りあげる。


「《EMハンマーマンモ》で《魔装戦士 ヴァンドラ》をアタック。そのエンタメ効果を使って、攻撃宣言時に相手の魔法・罠カード全てをバウンスさます」

「手札へ戻される前に、罠カード《業炎のバリア-ファイヤー・フォース-》を発動しておくぜ。てめぇの攻撃表示モンスター全てを破壊する。その合計攻撃力の半分だけ、俺はダメージを受ける」

 《EMハンマーマンモ》の巨体に舞いあげられようとするも、《業炎のバリア-ファイヤー・フォース-》はリバースした。名前通りの大業炎を吐きだして、《EMマンモスプラッシュ》と《EMウィップ・バイパー》まで呑みこむ。高熱波を受けて、コナミ君のライフは900ポイントまで燃えていく。その光景に目を焼かれて、遊矢は唖然とするばかり。

「俺が受けた炎を、てめぇも味わうんだ!」

 遊矢も業火を浴びる。そのライフは900ポイントまで減っていく。コナミ君はガッツポーズを決めている。狙い通りなのが、よほど嬉しいのだろう。このターン、P召喚は既に行われている。《EMマンモスプラッシュ》をエクストラデッキからP召喚させられない。戦闘破壊されたわけでないので、《EMファイア・マフライオ:攻撃力500・Lv3P》もPゾーンから跳びだせない。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【5ターン目:コナミ君】LP900、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
コナミ君:《魔装戦士 ヴァンドラ:攻撃力2000・Lv5》が攻撃表示。

遊矢:《EMセカンドンキー:守備力2000・Lv4》が守備表示。永続罠《EMピンチヘルパー》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

Pゾーン:スケール2《EMペンデュラム・マジシャン》&スケール5《EMファイア・マフライオ》


「さぁ、お楽しみはこれからだ! てめぇの布陣は、どんどん崩れていくぜ。俺のターン、ドロー。スケール7《閃光の騎士》をPゾーンにセッティング!」

「手札から速攻魔法《揺れる眼差し》を発動する。Pゾーンのカード全てを破壊するぜ。その枚数によって、適用効果が追加される。1枚以上の破壊により、500ポイントのダメージを与える。2枚以上の破壊により、《魔装戦士 ドラゴノックス》をデッキサーチ!」

 《ヒュプノシスター》が空中に現れて、両目から怪光線を放った。《EMペンデュラム・マジシャン》と《EMファイア・マフライオ》を貫いた。遊矢はP召喚を封じられたうえに、ライフポイントを400まで追いこまれる。《閃光の騎士》も巻きこまれて破壊された。コナミ君はPモンスター1体を、デッキより手札に加える。

「《揺れる眼差し》で3枚破壊したんだ。《EMピンチヘルパー》を除外するぜ!」

 《ヒュプノシスター》は降りていき、永続罠を掴んで投げとばした。蠱惑的に嗤う。4枚破壊しておけば、《揺れる眼差し》もデッキサーチできたのだがなぁ。コナミ君は嬉々として残念そうにしている。柊親子は息を飲みこんだ。


「《魔装戦士 ヴァンドラ》の特殊効果を使って、ダイレクト・アタック!」

「相手が直接攻撃してきたので、罠カード《EMコール》を発動。その攻撃を無効にする。《EMドクロバット・ジョーカー:守備力100》と《EMオッドアイズ・ライトフェニックス:守備力1000》をデッキから手札へ加える」

 《魔装戦士 ヴァンドラ》は風に乗りて攻めてくるも、《EMドクロバット・ジョーカー》と《EMオッドアイズ・ライトフェニックス》の横槍が入り止められた。このトラップをリバースさせた代償として、次の自分ターンエンドまでエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。コナミ君は苦笑している。いや、腹を抱えて爆笑しだす。

「おいおい、エンタメ口調はどうしたぁ? まさか、自分が不利になると無理になるとか。笑わせるなよ。スケール7《魔装戦士 ドラゴノックス》をPゾーンにセッティング。永続魔法《補給部隊》を発動して、ターンエンド」



【6ターン目:遊矢】LP400、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
コナミ君:《魔装戦士 ヴァンドラ:攻撃力2000・Lv5》が攻撃表示。永続魔法《補給部隊》が発動中。

Pゾーン:スケール7《魔装戦士 ドラゴノックス》

遊矢:《EMセカンドンキー:守備力2000・Lv4》が守備表示。


「俺のターン、ドロー。スケール3《EMオッドアイズ・ライトフェニックス》とスケール8《EMドクロバット・ジョーカー》で、ペンデュラム・スケールをセッティング!」

「揺れろ、魂のペンデュラム! 天空に描け、光のアーク! ペンデュラム召喚! 《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン:攻撃力2500・Lv7P》!」

 手札からP召喚した。榊遊矢は焦っている。エンタメ・デュエルをする余裕も無いほどに。コナミ君の笑みに煽られて、心臓はパニック的に早くなる。《魔装戦士 ヴァンドラ》はダイレクト・アタックできるのだ。生残られては負けてしまう。モンスターへ攻撃をすれば、《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の与える戦闘ダメージも倍増するはず。

「《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》で《魔装戦士 ヴァンドラ》を攻撃する」


『螺旋のストライクバースト!』


「カード確認はしっかりやれよ。モンスターの攻撃宣言により、《魔装戦士 ドラゴノックス》のP効果を使う。このカードを破壊することで、バトルフェイズを終了させる」

 《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》は二本足で踏ん張って、螺旋砲撃を吐きつける。黒き《魔装戦士 ドラゴノックス》は片翼で飛びだして、それを受け止めた。遊矢は唖然とするしかない。この時点で敗北は決まったようなもの。《EMホタルクス》をデッキサーチしておけば、もう少しだけ生残れたかもしれない。そんな後悔まで湧きあがってくる。 手札も無く、エンド宣言を呟くしかない。



【7ターン目:コナミ君】LP900、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
コナミ君:《魔装戦士 ヴァンドラ:攻撃力2000・Lv5》が攻撃表示。永続魔法《補給部隊》が発動中。

遊矢:《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン:攻撃力2500・Lv7P》が攻撃表示。《EMセカンドンキー:守備力2000・Lv4》が守備表示。

Pゾーン:スケール3《EMオッドアイズ・ライトフェニックス》&スケール8《EMドクロバット・ジョーカー》


「俺のターン、ドロー。《補給部隊》を墓地へ送り、魔法カード《パラレル・ツイスター》を発動するぜ。せっかくだから、潰してやるよ。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を破壊する」

「《魔装戦士 ヴァンドラ》でダイレクト・アタック!」

 直接攻撃できる特殊能力を考慮すれば、《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を除去する必要もない。コナミ君は、あえてエース・モンスターを狙ってきた。大竜巻が発生して、ゆっくりと近づいてくる。《魔装戦士 ヴァンドラ》もそれに乗って迫ってくる。相手の直接攻撃宣言時、《EMドクロバット・ジョーカー》を破壊することで、《EMオッドアイズ・ライトフェニックス》をPゾーンから特殊召喚できる。無駄な抵抗になってしまうが。そうこう考えているうちに、榊遊矢はラストアタックを叩きこまれてしまう。ライフポイントも0へと落ちていった。

「楽しいデュエルだったぜ。《オッドアイズ》かぁ。俺も使ってみてぇ気分だ」

「カードに封印するのは、さすがに気分も乗らねぇな」

 そう言葉を残して、コナミ君は去っていく。遊矢は膝を着いてしまう。柚子は駆けていき、幼馴染を抱き支えた。





【D-32:勝者はコナミ君!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

自分で君づけって何かおかしいですね。コナミ君は口が悪いというよりベクター寄りに感じますね?気のせいでしょうか?

No title

 スターダストさん、感想ありがとうございます。

 たしかに、自分で「君」付けは突っこみどころですね。読み返すと、コナミ君は煽りまくっている。こちらのコナミ君は、こういう奴です。
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