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D-34 権現坂昇VSディヴァイン

「ハイパーサイコガンナー」地【サイキック族・シンクロ・効果】☆×9
チューナー+チューナー以外のサイキック族モンスター1体以上
①:このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。②:このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ終了時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ自分のライフポイントを回復する。
ATK3000 DEF2500


 過去に書いたSSを再利用しています。

 権現坂が河原で猛特訓をしていると、妙な赤髪男が訪ねてきた。心に邪悪さを飼っているのが、表情から厭らしく漏れている。顔の右半分は、凄まじく傷ついているようだ。そいつは右手甲を見せつけた。不気味な痣が刻まれている。

「私はディヴァイン。顔無きスフィンクスとの契約し、融合次元のために動いている。アルカディア・ムーブメントを復活させるため、スタンダード次元の決闘者を倒す」

「よく分からんが、男・権現坂、挑まれた勝負は受けるのみ!」

「それでは、オジサン同士で決闘を始めようじゃないか」

「オジサン、言うなっ!」



『デュエル!』



【1ターン目:権現坂】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。自分墓地に魔法・罠カードは存在しない。《超重武者ビッグワラ-G:守備力1800・Lv5》を手札から特殊召喚する」

「機械族をアドバンス召喚する場合、このカードは2体分の素材として扱う。《超重武者ビッグワラ-G》をリリースして、《超重武者ビッグベン-K:守備力3500・Lv8》をアドバンス召喚!」

 草鞋型の機械兵士を素材として、機械僧兵が通常召喚される。攻撃表示で召喚されたが、その特殊効果により表側守備表示となった。権現坂はフルモンタイプのデッキを使う。プレイングに大きな枷をはめられるも、大きな恩恵を受けられる。



【2ターン目:ディヴァイン】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
権現坂:《超重武者ビッグベン-K:守備力3500・Lv8》が守備表示。


「私のターン、ドロー。まずは手札交換といこう。魔法カード《バスター・テレポート》を発動する。《ハイパーサイコガンナー/バスター》を手札からデッキへ戻して、2枚ドロー」


「永続魔法《アポート》を発動する。相手フィールドしかモンスターはいない。ライフを800ポイント払い、《パワー・インジェクター:攻撃力1300・Lv4》を手札から特殊召喚する」

「《カバリスト:攻撃力100・Lv1》を召喚」

「手札から速攻魔法《緊急テレポート》を発動する。デッキからレベル3以下である《メンタルマスター:攻撃力100・Lv1・チューナー》を特殊召喚する」

「ライフを800ポイント払い、《メンタルマスター》の超能力を使う。《カバリスト》をリリースして、デッキより《サイコ・ウォールド:攻撃力1900・Lv4》を特殊召喚!」

 《アポート》により、フランケンシュタインみたいのが瞬間移動してきた。脳味噌を透明容器に入れたような機械装置が、両手を伸ばす。頭でっかちすぎる博士を消して、蝸牛怪人を決闘場へとテレポートさせる。ディヴァインのサイキック・モンスターは、何とも不気味なデザインだ。ライフコストを大きく払い、2400ポイントまでライフを減らしている。


「レベル4《パワー・インジェクター》とレベル4《サイコ・ウォールド》に、レベル1《メンタルマスター》をチューニング!」

「我が復讐の炎よ! 心の深淵より燃えあがり、全てを撃ち抜くがいい。シンクロ召喚! 《ハイパーサイコガンナー:攻撃力3000・Lv9》!」

「《サイコソード》を装備する。私のライフは、1600ポイントほど相手よりも下回っている。装備魔法の効果により、《ハイパーサイコガンナー》は4600ポイントまでパワーアップをする」

「《ハイパーサイコガンナー》で《超重武者ビッグベン-K》を貫通攻撃をする。このカードのパワーが攻撃対象の守備力を上回っている場合、その数値分だけ自分ライフを回復する」

 ディヴァインもシンクロ使いか。サイキック・モンスターはリングとなり、スターとなり、シンクロしあう。白き超能力銃士が呼びだされて浮遊する。ブラックガンを右手で撃つ。《超重武者ビッグベン-K》は鉾で防ごうとするも、ダークエネルギーの砲撃に耐えられなかった。貫通攻撃による戦闘ダメージが発生して、ライフを2900ポイントまで穿つ。ホワイトガンを左手で撃ち、癒しの光砲撃を主へと注いだ。ディヴァインのライフは3500ポイントまで回復した。


 第三者にも苦悶が伝わってきそうなほど、権現坂の顔は歪んでいる。片膝を着きかけるも、根性で耐えきった。巨躯を震わせながら、ゆっくりと立ちあがる。

「痛みが実体化している。こいつ、ただの決闘者じゃない。守備表示の《超重武者》が戦闘破壊された。《超重武者装留マカルガエシ》を手札から墓地へ送ることで、《超重武者ビッグベン-K:守備力3500・Lv8》を復活させる」

「これがサイコデュエルの力だ。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 数珠みたいな《超重武者装留》を握って、機械僧兵が立ちあがる。《超重武者ビッグベン-K》は攻撃表示で特殊召喚されるも、自身の特殊効果により守備体勢となった。ディヴァインのライフポイントが上回っているので、《サイコソード》のパワーアップ効果も切れているはず。それでも、ディヴァインは不敵に笑んでいる。何を伏せたのだろうか。



【3ターン目:権現坂】LP2900、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
権現坂:《超重武者ビッグベン-K:守備力3500・Lv8》が守備表示。

ディヴァイン:装備魔法《サイコソード》を装備した《ハイパーサイコガンナー:攻撃力3000・Lv9》が攻撃表示。永続魔法《アポート》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。自分墓地に魔法・罠カードは存在しない。《超重武者ホラガ-E:攻撃力300・Lv2・チューナー》を手札から特殊召喚する」

「《超重武者装留イワトオシ:攻撃力1200・Lv4》を召喚」

「レベル4《超重武者装留イワトオシ》に、レベル2《超重武者ホラガ-E》をチューニング!」

「雄叫びあげよ。神々しき鬼よ! 見参せよ。氷雪すさぶ戦場に! シンクロ召喚! いざ出陣! 《超重神鬼シュテンドウ-G:守備力2500・Lv6》!」

「このシンクロ召喚により、相手の魔法・罠カード全てを破壊する」

 権現坂もシンクロ使い。赤鬼の機械兵が金棒を振るう。《超重武者装留イワトオシ》もフィールドから墓地送りとなったので、《超重武者装留バスター・ガントレット》をデッキサーチ。《サイコソード》と《アポート》は衝撃波を受けて、ぼろ布のように粉砕される。セットカードの1枚は破壊される前に、リバースさせられた。フリーチェーン発動可能な罠か。


「罠カード《バスター・モード》を発動する。《ハイパーサイコガンナー》をリリースして、デッキから《ハイパーサイコガンナー/バスター:攻撃力3500・Lv11》を特殊召喚!」

「こいつがモンスターとバトルしたダメージステップ終了時、戦闘相手の守備力分のダメージを与え、攻撃力分だけ自分ライフを回復する。たとえ、このカードが戦闘破壊されたとしても、サイキック能力は発動する。《超重武者》は守備力自慢なようだが、それが仇となる」

 シンクロ・モンスターは進化をするのか。《ハイパーサイコガンナー》はアーマーをまとって、バスター・モードとなる。ウィング全開で飛翔して、権現坂を見下ろす。《超重武者》の一撃が決まり戦闘破壊できても、守備力の高さにより敗北させられる。こいつを倒せたとしても、《ハイパーサイコガンナー》となり復活してくる。権現坂は冷静沈着に、不動の心で対処する。


「一撃必殺で貴様を倒せば、問題無い。《超重武者ビッグベン-K》は守備表示のまま攻撃可能だ。その際、守備力を攻撃力として扱う。手札の《超重武者装留バスター・ガントレット》を墓地へ送ることで、その守備力も倍とする」

「実質的な攻撃力は7000ポイントだとっ!」

 《超重武者ビッグベン-K》が《超重武者装留バスター・ガントレット》を右腕に装着した。鉾を握りしめてから、リミッター解除した勢いで投げあげる。《ハイパーサイコガンナー/バスター》は強化装甲ごと貫かれて、緑の光条を吐きだすように爆散した。ディヴァインのライフは敗北値まで落ちていき、権現坂の勝利が決まった。

「馬鹿なっ。私のサイコデッキが……」

「奇妙な力を使うようだが、この漢・権現坂は、そんな物に動かされない!」





【D-34:勝者は権現坂!】





 このデュエルを遠くから観戦していた者がいた。仮面の奇術師は叫ぶ。

「超能力者では、こんなものでしょう。次は、このパンドラがお相手しましょう!」

 その右手甲には、スフィンクスの痣が刻印されている。




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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