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D-35 ミザエルの新たなる戦術

「竜宮のツガイ」水【幻竜族・効果】☆×6
「竜宮のツガイ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:手札のモンスター1体を捨てて発動できる。デッキからレベル4以下の幻竜族モンスター1体を特殊召喚する。
ATK2000 DEF1200


 こちらのミザエルは幻竜族でいきます。

 ミザエルは忍者・月影と対峙していた。

「このデッキを貴様に渡そう。融合次元に対抗する切札となるはず」

「オベリスク・フォースか。現状でも十分以上に対抗できるが、幻竜族とは面白そうな種族であるな。シンクロ召喚というのも興味深い。遠慮なく、使わせてもらうぞ」

「融合次元もパワーアップをしている。拙者が調査したところ、プロフェッサー・コブラを冥府より招き、オベリスク・フォースは強化されている。気をつけろ」

「その言葉、肝に銘じよう。そして、さっそく現れたようだ」

 強烈な敵意に叩きつけられ、ミザエルと月影は同時に視線を向ける。ハートランド・シティの通りに、オベリスク・フォースが決闘姿勢で立っている。闇色の仮面をかぶっており、衣装も黒一色で統一されている。そこだけが、深夜に染まったかのようだ。通行人らは怖がって避けていく。そいつは攻撃的な笑みを浮かべると、決闘盤を突きつける。

「ミザエルか。オベリスク・フォースを3部隊も壊滅させたそうだな。しかし、俺は違う。顔無きスフィンクス様により強化された、ブラック部隊だ。あいつらとは違うぞ」

「ならば、その実力とやらを見せてもらおう」



『デュエル!』



【1ターン目:オベリスク・フォース】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「我が先攻。《シャドール・リザード:攻撃力1800・Lv4》を召喚して、装備魔法《魂写しの同化》を発動するぞ。その魔法効果を使い、装備モンスターを風属性とする」

「《魂写しの同化》を墓地へ送る。手札の《シャドール・ビースト》に、フィールドの《シャドール・リザード》を融合する。《エルシャドール・ウェディンゴ:守備力2800・Lv6》を融合召喚!」

 《シャドール・リザード》は竜巻に呑みこまれ、《シャドール・ビースト》をも巻きこむ。《霊獣使い ウェン》と《精霊獣 ペトルフィン》が闇人形と化したようなモンスター。特殊召喚されたモンスターへの戦闘破壊耐性を付与する能力を有しているようだ。まずは守備を固めてきたか。《シャドール》をカード効果によって墓地送りとしたのだ。追加効果も発生する。


「《シャドール・ビースト》は融合召喚によって墓地へ送られた。1枚ドロー」

「《シャドール・リザード》も墓地へ送られた。デッキより《シャドール・ヘッジホッグ》を墓地へ送る。このカードもシャドール・スキルを発揮する。《シャドール・ドラゴン》をデッキサーチ!」

「カード2枚をセットして、ターンエンド」



【2ターン目:ミザエル】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
オベリスク・フォース:《エルシャドール・ウェディンゴ:守備力2800・Lv6》が守備表示。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《ナイト・ドラゴリッチ:攻撃力1700・Lv4》を召喚する。装備魔法《メテオ・ストライク》により、貫通効果を付与する。《エルシャドール・ウェディンゴ》を攻撃!」

 骸骨竜が朧げに輝いている。《エルシャドール・ウェディンゴ》はエクストラデッキから特殊召喚されている。《ナイト・ドラゴリッチ》のモンスター効果を浴びて、元々の数値分だけ守備力を失う。守備力0の状態で、貫通攻撃を受けてしまうのだ。オベリスク・フォースのライフは2300ポイントまで落ちていく。《ナイト・ドラゴリッチ》は通常召喚されているので、《エルシャドール・ウェディンゴ》の力を使っても戦闘破壊は防げない。闇人形は粉砕された。

「《エルシャドール・ウェディンゴ》を倒すとは。このカードは墓地へ送られた。装備魔法《魂写しの同化》を墓地より手札へ加える」

「カード2枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:オベリスク・フォース】LP2300、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
オベリスク・フォース:魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。

ミザエル:装備魔法《メテオ・ストライク》を装備した《ナイト・ドラゴリッチ:攻撃力1700・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「我がターン、ドロー。融合召喚をしても、守備表示にされてしまう。《シャドール・ドラゴン:攻撃力1900・Lv4》を召喚。《ナイト・ドラゴリッチ》を攻撃する」

「永続罠《影依の原核:攻撃力1450・Lv9》を発動して、ダイレクト・アタック!」

 《ナイト・ドラゴリッチ》が存在する限り、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターは守備表示とされる。《シャドール・ドラゴン》を通常召喚しての戦闘破壊を狙ったようだ。人形竜からのダークブレスを浴びて、《ナイト・ドラゴリッチ》は溶かされた。《影依の原核》から、六頭もの邪竜が湧きだしてくる。そいつは、ミザエルを飲みこんでいく。バトルダメージを連続して叩きこまれ、2350ポイントまでライフを減らされてしまう。


「速攻魔法《神の写し身との接触》をリバース! 《シャドール・ドラゴン》と《影依の原核》をフィールド融合! 《影依の原核》は炎属性の融合素材として扱う!」

「《エルシャドール・エグリスタ:攻撃力2450・Lv7》を融合召喚!」

「《シャドール・ドラゴン》と《影依の原核》は、カード効果によって墓地へ送られた。よって……」

「《竜宮のツガイ》を手札から捨て、速攻魔法《墓地封印》を発動するのみ。このターン、墓地で発動するカード効果は無効化される」

 オベリスク・フォースは言葉を詰まらせた。冥府との連絡を封じるように、地面広範囲に魔法陣が広がっていく。《影依の原核》の効果を活かして、《シャドール》魔法・罠を回収する。《シャドール・ドラゴン》により、魔法・罠カード1枚を破壊する。そんな目論見は破られた。《シャドール》デッキにとっては、天敵と呼んでもいいようなカードである。

「どちらにしろ、貴様は終わりだ。《エルシャドール・エグリスタ》でダイレクト・アタック!」

 《ジェムナイト》めいた《エルシャドール・エグリスタ》は、赤糸群を背中より翼のごとく生やしている。ミザエルがモンスターを特殊召喚しようとも、それを無効にする特殊能力を有している。手札の《シャドール》カードを墓地送りにする必要もあるが、モンスターを選べばコストも取り戻せるはず。そんなことを考えずとも、勝負は決まるだろう。ミザエルのライフは2350ポイントしか残されてないから。オベリスク・フォースは微かに慢心している。

「罠カード《イタチの大暴発》を発動するまで。《エルシャドール・エグリスタ》の攻撃力は、私のライフを超えている。そのモンスターをデッキへ戻してもらうぞ」

「何だとっ!」

 《エルシャドール・エグリスタ》は遠くへと吹きとばされた。この状況は、ミザエルにとって有利となったようだ。オベリスク・フォースは歯噛みしてから、エンド宣言を唱える。通常召喚を行ったので、モンスターで壁を築けない。《融合》も手札に無いようだ。

「カード1枚を伏せて、ターンエンド」



【4ターン目:ミザエル】LP2350、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
オベリスク・フォース:魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

ミザエル:無し。


「私のターン、ドロー。魔法カード《死者蘇生》を発動する。《竜宮のツガイ:攻撃力2000・Lv6》を墓地から蘇らせる。その特殊効果も使う。《幻殻竜》を手札から捨て、《マグマ・ドラゴン:攻撃力1600・Lv4》をデッキから特殊召喚する」

「《マグマ・ドラゴン》の特殊召喚により、《幻殻竜:守備力0・Lv4》を墓地から特殊召喚!」

 夫婦のごとき、赤と青のリュウグウノツカイ。いちゃつきながらも、特殊能力を発揮する。ラブラブハートを弾けさせて、《ラヴァ・ドラゴン》そっくりな《マグマ・ドラゴン》を呼びだした。《竜宮の白タウナギ》みたいな通行人のオッサンが、「リア充死ね」と拳を奮わせている。《マグマ・ドラゴン》はアオミノウミウシのごとき《幻殻竜》を効果無効にして復活させた。元々からして通常モンスターであるが。幻竜族モンスターがフィールドにそろっていく。


「レベル4《マグマ・ドラゴン》と《幻殻竜》で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《カチコチドラゴン:攻撃力2100・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

「《竜宮のツガイ》と《カチコチドラゴン》で、ダイレクト・アタック!」

 《カチコチドラゴン》はモンスターを戦闘破壊すれば、ORUを消費しての連続攻撃を行える。そんな能力も必要なかったようだ。セットカードはブラフであろうか。オベリスク・フォースのライフを0にまで削りきった。黒仮面の決闘者が倒れこむ。そいつを見下してから、ミザエルは呟く。

「これが、幻竜族か。気に入った。私の記憶を疼かせる」





【D-35:勝者はミザエル!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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