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D-41 榊遊矢VSエド・フェニックス

「D-ダッシュ・アタック」通常魔法
①:自分フィールドに表側表示で存在する「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターは、このターンのバトルフェイズに相手フィールドのモンスター全てに1回ずつ攻撃できる。このカードが発動されたターン、選択されてないモンスターは攻撃できない。


 過去に書いたSSを再利用します。

 榊遊矢は赤馬零児からの招待を受けた。
 大歓声を浴びながら、スタジアムの中央に立っている。階段席には観衆がいっぱい。こういう場所で公式決闘をするとは、ストロング石島と戦った時以来であろうか。コナミ君に惨敗してから、遊矢は少しばかり落ちこんでいた。そんな気分も吹き飛びそうだ。心が軽快に跳ねてきそうになる。正装の銀髪青年が向こうから歩いてきた。

「異世界には行ったこともあるけど、ここは僕のいた場所と変わらない」

「あんたが対戦相手なのか?」

「赤馬零児に招待されて、この世界へ来た。君が榊遊矢くんか。僕はエド・フェニックス。エンタメ・デュエルをすると聞いたが、僕もプロとして盛りあげていくよ」

「プロ・デュエリスト……」



『デュエル!』



【1ターン目:エド】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「僕の先攻。モンスターをセット。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 ルックスは端正であり、仕草も上品だ。女性側の声援も大きくなる。



【2ターン目:遊矢】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
エド:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。レディース・アーンド・ジェントルメーン! 楽しいショーの始まりです。このスタジアムにも、振り子の軌跡を描いてみせましょう。スケール3《EMパートナーガ》とスケール5《EMファイア・マフライオ》をPゾーンにセッティング!」

「揺れろ魂のペンデュラム! 天空に描け光のアーク! ペンデュラム召喚! 《EMスパイク・イーグル:攻撃力900・Lv4》&《EMシルバー・クロウ:攻撃力1800・Lv4P》!」

 巨大振り子が、青空で揺れている。
 手札4枚を使用して、《EM》2体を特殊召喚できた。縞々蛇と炎獅子を両端として、《EMスパイク・イーグル》と《EMシルバー・クロウ》が導かれる。ペンデュラム召喚の見事さに、観客席から拍手が降ってくる。プロを対戦相手にしても、圧倒されてばかりでは駄目だ。


「《EMパートナーガ》は絆を力に変えてくれます。P効果を発動して、《EM》1枚につき300ポイント、《EMシルバー・クロウ》をパワーアップさせます」

「《EMスパイク・イーグル》の応援で、《EMシルバー・クロウ》は貫通攻撃が可能となります。まずは、セットモンスターにアタックといきましょう!」

 《EMスパイク・イーグル》の特殊能力を使えば、モンスターに貫通効果を与えられる。《EMシルバー・クロウ》の攻撃宣言時に、《EM》全ての攻撃力は戦闘終了時まで300ポイントアップする。《EMパートナーガ》の支援も相まって、攻撃力は3300ポイントまでアップだ。
 道化狼は《幻影の魔術士:守備力700・Lv3》へ跳びかかった。骸骨の仮面魔術師は、無抵抗も同然に噛みつかれる。貫通効果も効いて、エドのライフを1400ポイントまで減らせた。

「《幻影の魔術士》がバトルでセメタリーへ送られた。《D-HERO ディフェンドガイ:守備力2700・Lv4》をデッキから特殊召喚する。カモン!」

 岩鎧をまとったヒーローが屈みこむ。攻撃力1000以下の《HERO》を呼びだせるリクルーター。《EMスパイク・イーグル》での戦闘破壊は不可能か。バトルフェイズが終われば、《EMシルバー・クロウ》によるパワーアップ効果は終わる。エド・フェニックスのライフポイントを大きく削れた。そのプレイングに、観客達も驚いている。

「これにて、私のターンを終了します」



【3ターン目:エド】LP1400、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
エド:《D-HERO ディフェンドガイ:守備力2700・Lv4》が守備表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

遊矢:《EMスパイク・イーグル:攻撃力900・Lv4》&《EMシルバー・クロウ:攻撃力1800・Lv4P》が攻撃表示。

Pゾーン:スケール3《EMパートナーガ》&スケール5《EMファイア・マフライオ》


「見事な攻めっぷりだ。僕もプロとして、エンターを魅せないとね。ドロー。《D-HERO ディフェンドガイ》をリリースして、《D-HERO ダブルガイ:攻撃力1000・Lv6》をアドバンス召喚!」

「フィールド・マジック《ダーク・シティ》を発動! 《D・HERO》が自分よりもパワフルな相手に攻撃を仕掛けるとき、ダメージ計算時のみ1000ポイントのパワーアップをする」


「《D-HERO ダブルガイ》はダブルでアタックできる」

 影絵のような町へと、フィールドが変転していく。黒服紳士がジャンプをして、《EMスパイク・イーグル》をステッキで殴りつけた。《EMシルバー・クロウ》へ視線を送ると、スマートな体が筋肉で膨れあがる。《ダーク・シティ》によりパワーアップしたのか。緑肌の筋肉怪人となって、《EMシルバー・クロウ》を殴りつける。《EM》2体を戦闘破壊されてしまい、3700ポイントまでライフを減らされた。《EMファイア・マフライオ》が炎のたてがみを引きながら、Pゾーンから特殊召喚される。

「おやおや、Pモンスターが戦闘破壊されたせいか、《EMファイア・マフライオ:守備力800・Lv3P》が怒って降りてきたようです」

「これは、怖い。カード2枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:遊矢】LP3700、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
エド:《D-HERO ダブルガイ:攻撃力1000・Lv6》が攻撃表示。フィールド魔法《ダーク・シティ》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード3枚をセットしている。

遊矢:《EMファイア・マフライオ:守備力800・Lv3P》が守備表示。

Pゾーン:スケール3《EMパートナーガ》


「私のターン、ドロー。《EMトランポリンクス:攻撃力300・Lv2P》を召喚します。この召喚により、《EMパートナーガ》を手札へと帰します」

「ここで、魔法カード《EMキャスト・チェンジ》を発動しましょう。手札の《EM》2体をデッキへ戻して、3枚ドローします。さらなる舞台が整いました」

 《EMパートナーガ》で《EMファイア・マフライオ》をパワーアップさせれば、一気に攻められるだろう。エドはトラップを仕掛けている。容易に通してくれるとは思えない。チャンスを開拓していこう。ヤマネコさんがトランポリン・ボディを活かして、縞々蛇を高々と舞いあげる。《EMパートナーガ》と《EMプラスタートル》をデッキへと戻してから、カードを引いていく。


「スケール1《星読みの魔術師》とスケール8《相生の魔術師》をPゾーンにセッティング!」

「揺れろ魂のペンデュラム! 天空に描け光のアーク! ペンデュラム召喚! 《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン:攻撃力2500・Lv7》&《EMシルバー・クロウ:攻撃力1800・Lv4P》!」


「《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》で《D-HERO ダブルガイ》を攻撃します」

 振り子の両端を《魔術師》へと変えてから、P召喚再び。《EMシルバー・クロウ》をエクストラ・デッキから特殊召喚できた。観客席が興奮に沸きあがる。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》が螺旋砲撃を吐きつけた。エドは指を鳴らしてから、トラップカードをリバースさせる。

「トラップ《ガード・ブロック》を発動する。バトルダメージを0にして、1枚ドロー」

「Pモンスターが戦闘破壊に成功したので、《EMファイア・マフライオ》の応援が入ります。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》は200ポイントのパワーアップをして、追加攻撃できます」

 《EMファイア・マフライオ》は咆哮して、炎のたてがみを爆発させる。黒服紳士を戦闘破壊できるも、ダメージは与えられなかった。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》はバトルフェイズ終了時まで、200ポイントのパワーアップをする。ダイレクト・アタックを叩きこもう。エドは、さらなるトラップカードをリバースさせた。この攻撃までも防がれてしまうのか。いや、《EMシルバー・クロウ》が残っているから大丈夫だ。

「《D-HERO ディフェンドガイ》をセメタリ―から除外することで、トラップ《D-フォーチュン》を発動! バトルフェイズを終了させる」


「バトルエンドとなれば、ターンを終えるしかないです。その前に、融合召喚をご披露しましょう。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》と《EMトランポリンクス》をリリースします」

「大地に跳ねる山猫よ。神秘の龍と一つとなりて、新たな力を生みださん! 融合召喚! 野獣の眼光りし獰猛なる龍 《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》!」

 《融合》を使わずとも、エクストラ・デッキから特殊召喚できる。厳密には融合召喚じゃないけど、問題無いかな。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》は野性味あふれる姿になった。《EMトランポリンクス》は低攻撃力を晒していたけど、その問題も解決できた。



【5ターン目:エド】LP1400、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
エド:フィールド魔法《ダーク・シティ》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

遊矢:《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》&《EMシルバー・クロウ:攻撃力1800・Lv4P》が攻撃表示。《EMファイア・マフライオ:守備力800・Lv3P》が守備表示。

Pゾーン:スケール1《星読みの魔術師》&スケール8《相生の魔術師》


「レディース・アーンド・ジェントルメーン! ファイナル・ターンといきましょう。ドロー。《D-HERO ダブルガイ》が破壊された次なる自分スタンバイフェイズ。《ダブルガイ・トークン:攻撃力1000・Lv4》2体を特殊召喚! カモン!」

「《ダブルガイ・トークン》をリリースして、《D-HERO ダッシュガイ:攻撃力2100・Lv6》をアドバンス召喚! 《ダブルガイ・トークン》をリリースして、1000ポイントのパワーアップ!」

「トラップ《D-チェーン》も発動して、500ポイントのパワーアップ!」

 エドが榊遊矢の真似っぽくしている。ダークアーマーの戦士が駆けてきた。足裏の車輪を高速回転させて、ハイスピードで動き回っている。四方八方を疾走しまくって、目で追うだけで疲れてしまう。攻撃力は3600ポイントまでアップしているか。《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》すらも戦闘破壊されるだろう。バトルフェイズに守備表示となり、守備力も1000ポイントしかない。ここを耐えれば、勝てそうな気がする。


「マジック《D-ダッシュ・アタック》を発動! 《D-HERO ダッシュガイ》は相手モンスター全てにアタックできる。《D-チェーン》のエフェクトも忘れないように。モンスターを戦闘破壊するたび、500ポイントのダメージを与える」

 《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》は蹴りを突きこまれた。それへ意識を囚われている間にも、《EMシルバー・クロウ》と《EMファイア・マフライオ》が連続蹴りを浴びている。モンスター3体を戦闘破壊された。全体攻撃だけでも、1300ポイントまでライフを削られた。《D-HERO ダッシュガイ》は鎖三本を放ち、500ポイントのダメージをトリプルで打ちこんでくる。《D-チェーン》を喰らって、榊遊矢は敗北させられた。

 エド・フェニックスは大観衆からの声援と拍手を浴びていた。





【D-41:勝者はエド・フェニックス!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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