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D-53 ユートVSデュエル・チェイサー227

「ゴヨウ・エンペラー」地【戦士族・融合・効果】☆×10
戦士族・地属性のSモンスター×2
①:このカードまたは元々の持ち主が相手となる自分のモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。破壊したそのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。②:相手がモンスターを特殊召喚した時、自分フィールドの戦士族・地属性のSモンスター1体をリリースして発動できる。そのモンスターのコントロールを得る。③:表側表示のこのカードがフィールドから離れた時に発動する。自分フィールドの全てのモンスターのコントロールは、元々の持ち主に戻る。
ATK3300 DEF2500


 素顔を晒さない人ですね。

 ユートはシンクロ次元に迷いこんだ。セキュリティの1人を倒すも、新たなる刺客に襲われてしまう。そいつはD・ホィールを駆りながら、ユートを単独で包囲してくる。白バイ警官というよりも、暴走族の威嚇に近いだろうか。

「貴様を公務執行妨害で逮捕する」

「公務執行妨害だとっ。勝手に絡んできたのは、お前達じゃないか」

「とにかく、デュエルで逮捕させてもらうぞ!」



『デュエル!』



【1ターン目:227】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。《チェイス・スカッド》を手札から墓地へ送り、魔法カード《ワン・フォー・ワン》を発動する。《ヘル・セキュリティ:守備力600・Lv1・チューナー》をデッキから特殊召喚!」

「《トラップ処理班 Aチーム:攻撃力300・Lv2》を召喚する」

「レベル2《トラップ処理班 Aチーム》に、レベル1《ヘル・セキュリティ》をチューニング! お上の力を思い知れ! シンクロ召喚! 《ゴヨウ・ディフェンダー:攻撃力1000・Lv3》!」

「自分モンスターは地属性・戦士族のシンクロ・モンスターのみ。《ゴヨウ・ディフェンダー》の御用効果を使うぜ。《ゴヨウ・ディフェンダー:攻撃力1000・Lv3》をエクストラデッキから特殊召喚する。2体目も御用効果を使い、3体目の《ゴヨウ・ディフェンダー:攻撃力1000・Lv3》をエクストラデッキから特殊召喚だ!」

 小柄な岡っ引戦士が盾を構えている。攻撃対象にされると、他の地属性・戦士族のシンクロ・モンスター1体につき、1000ポイントだけダメージステップ終了時まで攻撃力を上昇させる。3体で並んでいれば、攻撃力は実質的に3000ポイント。受身ながらも、厄介な特殊能力である。デュエル・チェイサーは手札2枚を残している。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【2ターン目:ユート】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
227:《ゴヨウ・ディフェンダー:攻撃力1000・Lv3》3体が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《手札抹殺》を発動する。互いに手札全てを捨て、その枚数分だけドローする。《ファントム・ナイツ》は墓地でこそ、真価を発揮する」

 デュエル・チェイサーは《ジュッテ・ナイト》を捨てた。ドローが良かったのか、にやついている。デュエル中は常に、D・ホィールを駆っている。ユートの周りを疾走して、まるで蠅のようだ。ユートは自分墓地を確認する。《幻影騎士団シャドーベイル》は、直接攻撃された場合の保険にできる。モンスターとなり、墓地から特殊召喚されるから。


「罠カード《幻影翼》を墓地除外することで、《幻影騎士団ラギッドグローブ:守備力500・Lv3》を墓地から特殊召喚する」

「《幻影騎士団ダスティローブ》を墓地から取り除く。《幻影騎士団サイレントブーツ:守備力1200・Lv3》をデッキより手札へ加える。《幻影騎士団》の存在により、このカードを手札から特殊召喚!」

 《幻影翼》に、《幻影騎士団シャドーベイル》や《幻影騎士団ダスティローブ》。ユートのカードは墓地で効果を発揮できるものが多い。《手札抹殺》など、墓地肥しとは相性良し。これだけのプレイングを披露しておきながら、ユートは手札5枚を残している。怒涛の進撃は止まらない。


「レベル3《幻影騎士団ラギッドグローブ》と《幻影騎士団サイレントブーツ》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《幻影騎士団ブレイクソード:攻撃力2000・R3・O×2》をエクシーズ……」

「既に永続罠《デビリアン・ソング》を発動していた。あんたのモンスターはレベル1ダウン。レベル3でのエクシーズは不可能となった。どうする?」

「問題無い。カード4枚をセットして、ターンエンド」

 不気味な歌が、ユートのフィールドを蝕んでいく。シンクロやエクシーズの妨害をする永続罠だ。《幻影騎士団ラギッドグローブ》をシンクロ素材にできれば、そのモンスターを1000ポイントパワーアップできたのに。《幻影騎士団ブレイクソード》も出せなければ、破壊効果さえも使えない。ユートは自分墓地の《幻影騎士団トゥーム・シールド》をチェック。このデュエル・チェイサーは、意外に強敵であろうか。未だに走り回っている。



【3ターン目:227】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
227:《ゴヨウ・ディフェンダー:攻撃力1000・Lv3》3体が攻撃表示。永続罠《デビリアン・ソング》を発動が発動中。

ユート:《幻影騎士団ラギッドグローブ:守備力500・Lv2》&《幻影騎士団サイレントブーツ:守備力1200・Lv2》が守備表示。魔法&罠ゾーンにカード4枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《戦士の生還》を発動する。《ジュッテ・ナイト:攻撃力700・Lv2・チューナー》を墓地より回収して、通常召喚だ!」


「レベル3《ゴヨウ・ディフェンダー》2体に、レベル2《ジュッテ・ナイト》をチューニング! お上の威光の前に、ひれ伏すがいい! シンクロ召喚! 《ゴヨウ・キング:攻撃力2800・Lv8》!」

「魔法カード《ミラクルシンクロフュージョン》も発動するぞ。《ゴヨウ・ディフェンダー》2体を墓地除外することで、墓地融合!」

「飽くなき追跡者の魂と誇り高き捕食者の魂が、今1つとなりて昇華する! 融合召喚! 出でよ、荘厳なる捕獲者の血統を受け継ぎし者! 《ゴヨウ・エンペラー:攻撃力3300・Lv10》!」

 《ゴヨウ・エンペラー》は玉座から見下ろしている。その傍らには白髪の歌舞伎野郎が控えている。《ゴヨウ・ディフェンダー》1体も残っている。デュエル・チェイサーは疾走しながら、攻撃宣言を叫ぶ。《ゴヨウ・キング》が十手槍を手にして突っこんできた。地属性・戦士族のシンクロ・モンスターがいるので、ダメージステップ終了時まで400ポイントのパワーアップ。モンスターを戦闘破壊したとき、コントロールダッシュ能力も発揮するようだ。

「永続罠《幻影霧剣》を発動していた。《ゴヨウ・キング》は攻撃できない」

「《ゴヨウ・エンペラー》と《ゴヨウ・ディフェンダー》で攻撃する」

「罠カード《幻影翼》を発動する。《幻影騎士団ラギッドグローブ》は1度だけ戦闘破壊されない。永続罠《幻影剣》を発動して、このカードを代わりに破壊する」

 戦闘破壊できなければ、《ゴヨウ》も捕縛能力を発揮できない。ユートは《幻影》を駆使して、岡っ引連中の追跡を回避していく。デュエル・チェイサーはD・ホィールを走らせながら、苛立ちを募らせている。ここまで戦闘破壊をさせないとは。

「ちょこまかと逃げやがって。ターンエンド」



【4ターン目:ユート】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
227:《ゴヨウ・エンペラー:攻撃力3300・Lv10》&《ゴヨウ・キング:攻撃力2800・Lv8》&《ゴヨウ・ディフェンダー:攻撃力1000・Lv3》が攻撃表示。永続罠《デビリアン・ソング》を発動が発動中。

ユート:《幻影騎士団ラギッドグローブ:守備力500・Lv2》&《幻影騎士団サイレントブーツ:守備力1200・Lv2》が守備表示。永続罠《幻影霧剣》で《ゴヨウ・キング》を縛っている。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《幻影騎士団トゥーム・シールド》を墓地除外することで、《デビリアン・ソング》の効果をターン終了時まで無効にする」

 表側表示の罠を無効化できる。《デビリアン・ソング》の呪縛から解かれて、《幻影騎士団》はレベルダウンから免れる。エクシーズ召喚も阻まれない。このチャンスに、ユートはデュエル・チェイサーを叩き潰すつもりだ。


「レベル3《幻影騎士団ラギッドグローブ》と《幻影騎士団サイレントブーツ》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《幻影騎士団ブレイクソード:攻撃力2000・R3・O×2》をエクシーズ召喚!」

「特殊召喚をしたな。《ゴヨウ・ディフェンダー》をリリースして、《ゴヨウ・エンペラー》の御用能力を使う。《幻影騎士団ブレイクソード》のコントロールを奪う」

「お前達の手は知っている。永続罠《洗脳解除》を発動し、コントロールを返してもらう!」

「逮捕を妨害するだと……」

「カード1枚をセット。ORU1体を取り除く。俺のセットカード1枚と、《ゴヨウ・キング》を破壊する」

 今度は邪魔されない。《幻影騎士団》は光渦へ呑みこまれて、亡霊騎士を呼び寄せる。《ゴヨウ・エンペラー》の特殊効果も相手にせず。《ゴヨウ・ディフェンダー》を勝手に除去してくれたと感謝しておこう。《幻影騎士団ラギッドグローブ》をエクシーズ素材としているので、1000ポイントのパワーアップ。大剣を振りかざすと、青炎が大津波のごとく押し寄せる。《ゴヨウ・キング》は冥府へ落された。《ゴヨウ・エンペラー》のみが相手陣地に残されている。


「《終末の騎士:攻撃力1400・Lv4》を召喚。この召喚により、闇属性《幻影騎士団フラジャイルアーマー》をデッキから墓地へ送る」

「《幻影剣》を墓地除外することで、《幻影騎士団フラジャイルアーマー:守備力2000・Lv4》を墓地から特殊召喚する。フィールドから離れたら除外されるが、問題無い!」

「レベル4《終末の騎士》と《幻影騎士団フラジャイルアーマー》で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン:攻撃力2500・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

「ORU2体を取り除く。《ゴヨウ・エンペラー》の攻撃力を半分にして、その数値分だけ《ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》をパワーアップさせる」

「《ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》で《ゴヨウ・エンペラー》を攻撃する。《幻影騎士団ブレイクソード》でダイレクト・アタック!」

 漆黒竜まで現れた。《ゴヨウ・エンペラー》に尻尾で絡みついて、そのパワーを吸いとっていく。玉座から引き下ろして、徹底的に蹂躙する。《ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》の与える戦闘ダメージは、実質的に直接攻撃級である。デュエル・チェイサーのライフは1500ポイントまで減らされてしまう。《幻影騎士団ブレイクソード》も暗黒馬を駆らせて、D・ホィールごと斬った。白い蒸気を噴きだして、次第に減速していく。



「馬鹿な。俺が検挙できないとは」

「元々からして無実だ。どうやら、この世界は危険すぎる。次元転移装置を起動しなくては」

 こうして、ユートはシンクロ次元から消えた。
 デュエル・チェイサー227は減給処分を受けて、少し落ちこんだ。





【D-53:勝者はユート!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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