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D-59 城之内克也VS猪頭吾郎

「マスターモンク」地【岩石族・特殊召喚・効果】☆×5
このカードは通常召喚できない。自分フィールドに存在する「モンク・ファイター」1体をリリースした場合のみ、自分手札から特殊召喚できる。①:このカードは1度のバトルフェイズに2回攻撃できる。
ATK1900 DEF1000


 猪頭吾郎は原作初期に登場したキャラです。大火傷を負ったはず。

 学園祭の準備も始まり、童美野高校はお祭り騒ぎだ。武藤遊戯は楽しみにしている。クラスみんなのデュエル大会を。規模こそ小さいが、アイデアいっぱいのデッキも集まっている。きっと、盛りあがるだろう。残念ながら、花咲君の考えた《お笑い漫画道場》は採用されなかった。彼は恥ずかしそうで、ちょこっと寂しみそう。
 校舎前にて、生徒達が場所の取りあいをしている。城ノ内もエキサイティング!

「ここは我らの縄張りだ。お前らは引っこんでろ!」

「ふざけんな。文化祭の場所はクジビキって決まっているだろうに!」

「ここは、俺達がお好み焼きを作る場所なの。伝統じゃ。そーっすねぇ。猪頭さん」

「OBは帰れよ。卒業したのに学園祭に首を突っこむって、ちょっと痛いぞ」

「元文化祭実行委員だから問題無いだろ」

「デュエルで決めるというのはどうだ。いいアイデアだと思うがのう」

 さすがに、高校の学生服は着ていない。広島風と書かれた鉢巻は健在だ。猪頭吾郎は巨躯を迫らせてきた。大学生になっても独特な髪形である。このまま奇妙な髪形を続けていると、就職活動で苦労するだろうか。猪頭の手下共は、吃驚顔に青みを差している。武藤遊戯や城ノ内克也がいるのに、デュエルを挑むとは。硬派風な男子生徒が、OBに尋ねてみる。

「デュエルは厳しいっすよ。キングダムやバトル・シティの決勝戦に……」

「何を弱気なことを言ってるんじゃ。お前らがビビっているのなら、俺が戦ってやろうかのう。大学の応援団では、デュエルが流行っているのだ」

「だったら、この城ノ内が相手をしてやるぜ」

「デュエルには頭もいるんだぜ。アホそうな面をしているのう。俺の圧勝で決定じゃ!」

「てめーっ!」



『デュエル!』



【1ターン目:猪頭】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺のターン、ドロー。序盤は様子見でいこうかのう。《モンク・ファイター:攻撃力1300・Lv3》を召喚する。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 白髪の若き格闘家は正拳突きを披露している。一見すると戦士族であるが、岩石族に属している。こいつを戦闘破壊しても、プレイヤーにバトルダメージを与えられない。



【2ターン目:城ノ内】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
猪頭:《モンク・ファイター:攻撃力1300・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。自分フィールドにモンスターはいねぇ。魔法カード《予想GUY》を発動して、《アックス・レイダー:攻撃力1700・Lv4》をデッキから特殊召喚!」

「《リトル・ウィンガード:攻撃力1400・Lv4》を召喚する」

「アホそうな面と言ったことを後悔させてやるぜ。《アックス・レイダー》で《モンク・ファイター》を攻撃する。《リトル・ウィンガード》でダイレクト・アタック!」

 《予想GUY》で特殊召喚できるのは、レベル4以下の通常モンスター。筋骨隆々な戦士は金斧を振りかざす。《モンク・ファイター》の直突きでは防げずに、そのヴィジョンを砕かれた。戦闘ダメージは通らなかったが、《リトル・ウィンガード》は剣を持ったまま、風に乗りて猛突進をする。猪頭吾郎の胸を貫いて、そのライフを2600ポイントまで減らす。


「カード1枚をセットして、ターンエンド」

 《リトル・ウィンガード:守備力1800》は防御体勢へと屈みこんだ。エンドフェイズに守備表示となるのだ。小柄で愛嬌もあるせいか、微笑ましそうに眺めている生徒もいる。



【3ターン目:猪頭】LP2600、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
猪頭:魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

城ノ内:《アックス・レイダー:攻撃力1700・Lv4》が攻撃表示。《リトル・ウィンガード:守備力1800・Lv4》が守備表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。俺も魔法カード《予想GUY》を使う。《格闘ねずみ チュー助:攻撃力1200・Lv3》をデッキから特殊召喚する。こいつに触れると、火傷するぜ」

「永続罠《リビングデッドの呼び声》を発動して、《モンク・ファイター:攻撃力1300・Lv4》を根性で呼び戻す。こいつをリリースして、《マスターモンク:攻撃力1900・Lv5》を手札から特殊召喚!」

「《伝説の黒帯》を装備して、《マスターモンク》で連続攻撃!」

「罠カード《マジックアーム・シールド》を発動する。《格闘ねずみ チュー助》を奪って、こいつに攻撃対象を移す。あんたに火傷をしてもらうぜ!」

 《モンク・ファイター》は白髪を伸ばし、髭も伸ばして仙人めいている。鍛え抜かれた筋肉による蹴りは、巨岩すらも砕くという。《伝説の黒帯》付きの有段者が戦闘破壊をすれば、そのモンスターの守備力分だけダメージを与える。《マスターモンク》の連続攻撃と合った装備魔法である。
 格闘家は回し蹴りを放つも、《格闘ねずみ チュー助》が《マジックアーム・シールド》に囚われてしまった。ブルースリーめいたネズミは、転がされて戦闘破壊されてしまう。城ノ内のライフは3300ポイントまでダウン。この罠を使っても、戦闘ダメージを受けるのは自分である。

「姑息な手を使いおって。《マスターモンク》で《リトル・ウィンガード》を攻撃する」

 強烈なる連続拳が光る。《リトル・ウィンガード》は盾をかざすも、あっけなく戦闘破壊された。《伝説の黒帯》の効果により、城ノ内は1800ポイントのダメージを喰らう。1500ポイントしかライフは残されてない。猪頭吾郎の後輩達は、もしかすると行けるかもと期待しだす。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:城ノ内】LP1500、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
猪頭:装備魔法《伝説の黒帯》を装備した《マスターモンク:攻撃力1900・Lv5》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。永続罠《リビングデッドの呼び声》が表側表示で残っている。

城ノ内:《アックス・レイダー:攻撃力1700・Lv4》が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー。《アックス・レイダー》をリリースして、《サイバティック・ワイバーン:攻撃力2500・Lv6》をアドバンス召喚。《マスターモンク》に攻撃をする」

「永続罠《孤高の格闘家》を発動だ。《マスターモンク》は戦闘破壊されない」

 おまけに、モンスター効果も受けつけない。《マスターモンク》は両腕で肉のカーテンをつくる。機械竜の一撃をも防ぐ。バトルダメージは通るようで、猪頭吾郎のライフは2000ポイントまで減っていく。武藤遊戯や真崎杏子は面白そうに、デュエルを眺めている。

「あんたも、けっこう強いな。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【5ターン目:猪頭】LP2000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
猪頭:装備魔法《伝説の黒帯》を装備した《マスターモンク:攻撃力1900・Lv5》が攻撃表示。永続罠《孤高の格闘家》が発動中。永続罠《リビングデッドの呼び声》が表側表示で残っている。

城ノ内:《サイバティック・ワイバーン:攻撃力2500・Lv6》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「こんなもんじゃないわっ! 俺のターン、ドロー。魔法カード《ゴッドハンド・スマッシュ》を発動する。《マスターモンク》で《サイバティック・ワイバーン》を攻撃する。力じゃ負けているが、必殺拳の効果だ。攻撃対象を、ダメージステップ終了時に破壊する」

 《マスターモンク》は右拳を握りしめると、大地を蹴って走りだす。機械竜へ正拳突きを叩きこむ。攻撃力でこそ劣っても、《孤高の格闘家》により戦闘破壊されない。ダメージは通り、猪頭吾郎のライフは1400ポイントまで落ちていく。《サイバティック・ワイバーン》は呻きだす。機械部分に亀裂が走り、苦悶の咆哮をあげて倒れた。硬派な男子生徒らは、ガッツポーズをあげている。学園祭の場所取りを賭けているも、城ノ内は愉しそうだ。

「肉を切らせて、骨を断つってやつよ。ターンエンド」



【6ターン目:城ノ内】LP1500、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
猪頭:装備魔法《伝説の黒帯》を装備した《マスターモンク:攻撃力1900・Lv5》が攻撃表示。永続罠《孤高の格闘家》が発動中。永続罠《リビングデッドの呼び声》が表側表示で残っている。

城ノ内:魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《隼の騎士:攻撃力1000・Lv3》を召喚!」

「魔法カード《右手に盾を左手に剣を》! モンスター全ての攻守を入れ替える」

 《隼の騎士》は攻撃力700ポイントまでダウン。《マスターモンク》は守備力1000しかない。攻撃力を半減されたようなもの。それでも、格闘家の方が力で勝っている。猪頭吾郎は平然さを保ったままだ。城ノ内は手札1枚を残している。カードもフィールドに伏せている。


「《隼の騎士》も連続攻撃できる。《マスターモンク》を攻撃!」

「こいつに賭けるぜ。手札から速攻魔法《天使のサイコロ》を発動。サイコロを振って、その目1つにつき、100ポイントのパワーアップ!」

「罠カード《悪魔のサイコロ》も発動する。サイコロを振って、その目1つにつき、《マスターモンク》の攻守を100ポイントダウンさせる」

 猪頭吾郎は驚愕する。サイコロは6を上面を向けていた。2つともだ。何という強運っぷりだろうか。《隼の騎士》の攻撃力は1300ポイントまで急上昇を遂げている。《マスターモンク》の筋力値は400ポイントまでダウン。どう見ても鳥獣族な剣士は飛びあがって、格闘家を翻弄する。《孤高の格闘家》により戦闘破壊こそ不可能であるが、バトルダメージはプレイヤーを苛んでいく。猪頭吾郎はライフを失った。
 遊戯のクラスメイトは大いに盛りあがる。本田は城ノ内と拳を突きあわせる。



「すまねぇな。負けちまった」

「漢の戦いっぷりを見せてもらいました。立派です」





【D-59:勝者は城之内克也!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

猪頭吾郎って一瞬誰かと思いましたが、初期の頃に出たお好み焼き奉行なヤツでしたね。にしても蛭谷といい始めたばかりで中々センスありますね。

No title

 スターダストさん、感想ありがとうございます。

 猪頭吾郎は原作初期のキャラです。多分、東映版には未登場だったかな。GXでは名前リストに載っていたようで。《マスターモンク》デッキは、初心者は手を出さないですね。
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