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D-61 武藤遊戯VSインセクター羽蛾

「破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー」地【戦士族・効果】☆×7
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「バスター・ブレイダー」として扱う。②:相手フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、破壊されたそのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。③:1ターンに1度、このカードが装備しているモンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。墓地へ送ったそのモンスターカードと同じ種族の相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
ATK2600 DEF2300


 この武藤遊戯は《破壊剣》も使います。赤馬零児に貰ったカードですが。

「久しぶりだなぁ。遊戯。お前を倒すために、デッキを大改造してきたぜ。大勢の前で負けさせて、恥をかかせてやる。ひょーひょひょっ!」

 おかっぱ頭で、意地悪そうな眼鏡少年だ。学園祭の準備を進めるため、武藤遊戯は友人達と買物へ向かっていた。そんなタイミングで、インセクター羽蛾に絡まれてしまった。今は忙しいから相手をしたくないけど、デュエルを挑まれたんだ。真の決闘者は逃げたりしない。《エクゾディア》を海へ捨てられた恨みもあったりする。

「いいよ。君の挑戦を受ける。そういえば、僕自身が君と戦うのは初めてだったね」

「羽蛾の相手をしてたのは、彼だった」

 旅立った親友を思い浮かべて、城ノ内や杏子はしみじみとしている。野坂ミホも遊戯一行に同行しているが、彼女は何のことか理解できないようだ。デュエルには興味津々なようで、好奇心に満ちあふれた眼差しを輝かせている。



『デュエル!』



【1ターン目:羽蛾】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。モンスター1体を裏守備表示で伏せる。カード2枚をセットして、ターンエンド」

 性格悪そうな両目で、ニヤニヤとしている。何を企んでいるのだろう。



【2ターン目:遊戯】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
羽蛾:モンスター1体を裏守備表示でセットしている。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「僕のターン、ドロー。魔法カード《竜破壊の証》を発動する。《バスター・ブレイダー》をデッキサーチ」

「《破壊剣士の伴竜:攻撃力400・Lv1・チューナー》を召喚。このカードを召喚したことで、《破壊剣-ウィザードバスターブレード》をデッキから手札に加える」

「《破壊剣士の伴竜》をリリースして、《バスター・ブレイダー:攻撃力2600・Lv7》を手札から特殊召喚。《破壊剣-ウィザードバスターブレード》を手札から装備する。このカードを装備している限り、相手墓地のモンスター効果は発動できない。セットモンスターを攻撃するよ!」

 白き幼竜が、全身鎧の破壊剣士を導く。《破壊剣士の伴竜》は召喚するだけで、《破壊剣》をデッキより手札へ運んでくれる。それだけで終わらない。このカードをリリースすれば、《バスター・ブレイダー》を手札・墓地から特殊召喚できるのだ。白き小竜は主へと、二大剣を渡す。これこそ、武藤遊戯が赤馬零児より渡されたシリーズである。


「そんな攻撃は通らないぴょーん。《バスター・ブレイダー》の特殊召喚時に、罠カード《針虫の巣窟》を発動していた。自分デッキからカード5枚を墓地へ送る。昆虫族を5体も墓地に置けたぜ!」

「昆虫族である《究極完全態グレート・モス》を墓地除外することで、罠カード《ライヤー・ワイヤー》を発動。《バスター・ブレイダー》を破壊する。《破壊剣-ウィザードバスターブレード》を装備できたのに、残念だったなーっ。ひょーっ、ひょひょひょ!」

 《究極完全態グレート・モス》が冥府より、毒鱗粉を噴きあげてくる。《バスター・ブレイダー》の全身鎧を溶かして、消滅させる。さすがは、日本大会の優勝者である。攻防一体の戦術を取るだけでなく、墓地肥しも成功した。挑発するような哂いぶりに、ミホはプンスカと怒っている様子だ。本田も虫野郎に苛ついている。

「カード2枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:羽蛾】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
羽蛾:モンスター1体を裏守備表示でセットしている。

遊戯:魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《共鳴虫:攻撃力1200・Lv3》を反転召喚!」

「《昆虫人間》2体を自分墓地から除外することで、《デビルドーザー:攻撃力2800・Lv8》を手札から特殊召喚する。大百足様でダイレクト・アタックだ!」

 コオロギ・モンスターが現れた。インセクト・デッキにおけるリクルーター。《バスター・ブレイダー》の攻撃が通っていれば、《破壊剣-ウィザードバスターブレード》の装備効果により、《共鳴虫》は効果発動も封じられたことであろう。過ぎたことを考えている場合じゃない。怪獣映画に出てきそうな化物百足が、遊戯へと迫ってくる。

「《破壊剣士の伴竜》を手札から捨てることで、罠カード《破壊剣の追憶》を発動するよ。《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー:攻撃力2600・Lv7》をデッキから特殊召喚!」

「《デビルドーザー》の方が強い。攻撃続行だ!」

「《インセクト女王》と《進化の繭》を君の墓地から除外して、速攻魔法《破壊剣士の宿命》を発動する。《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》の攻撃力は1000ポイントアップ」

 相手墓地から同種族モンスターを3体まで除外することで、その1体につき、《バスター・ブレイダー》モンスターを500ポイントだけパワーアップさせられる。《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》は3600ポイントまで強化された。ビルディングを見下ろすほどに跳躍を遂げてから、大百足を頭部から斬り降ろしていく。凄まじい斬撃に。羽蛾のライフは3200ポイントまで減らされた。眼鏡少年はよろけるも、何とか踏ん張った。

「《デビルドーザー》は戦闘破壊されたね。《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》に装備!」

 これこそ、《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》の本領発揮である。エネミー・モンスターが破壊された場合、そのモンスターを装備カードにできる。その装備カードを墓地へ送れば、そのモンスターと同種族を相手陣地から全体破壊できる。《デビルドーザー》を大剣に吸収した。こいつを墓地送りにすれば、《共鳴虫》を効果破壊できる。


「そうきたか。しょうがない。《共鳴虫》はやるよ。その代わり、《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》を貰うけどな。魔法カード《強制転移》でモンスターのコントロールを入れ替える」

 武藤遊戯の足元にまで、《共鳴虫》が跳ねてきた。《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》は羽蛾の傍らにまで歩いていく。《強制転移》は応用範囲の広い通常魔法だ。《共鳴虫》が戦闘破壊された場合、遊戯のフィールドにいても、羽蛾の下に昆虫族を呼び寄せる。

「ここから遊戯にとっての地獄が始まるぜ。ターンエンド」



【4ターン目:遊戯】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
羽蛾:《デビルドーザー》を装備した《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー:攻撃力2600・Lv7》が攻撃表示。永続魔法《無視加護》が発動中。

遊戯:《共鳴虫:攻撃力1200・Lv3》が攻撃表示。


「さすがに、羽蛾君は強いね。ドロー。魔法カード《死者蘇生》を発動して、《バスター・ブレイダー:攻撃力2600・Lv7》を墓地から特殊召喚する」

「《破壊剣-ドラゴンバスターブレード:攻撃力400・Lv1・チューナー》を《バスター・ブレイダー》に手札から装備する。このカードを装備状態から特殊召喚!」

 《破壊剣士の伴竜》が大剣を運んできた。《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を装備している限り、相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。そうする素振りは、羽蛾には感じられないが。このモンスターの特徴は別にある。装備状態から特殊召喚できるチューナー。《バスター・ブレイダー》に小白竜が寄り添う。


「レベル7《バスター・ブレイダー》に、レベル1《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》をチューニング! 《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン:守備力2800・Lv8》をシンクロ召喚!」

「その特殊効果で、《バスター・ブレイダー:攻撃力2600・Lv7》を復活させる」

 赤馬零児に貰ったカードを、武藤遊戯は使いこなしている。さっそくのシンクロ召喚。《破壊剣士の伴竜》が巨竜へと大成長を遂げたようなドラゴン。このカードの存在により、相手モンスターはドラゴンとして扱われる。自分フィールドに《バスター・ブレイダー》がいなければ、そのモンスターを墓地から特殊召喚できる。《バスター・ブレイダー》はシンクロ素材にされるも、速攻で帰ってきた。相手フィールドにドラゴンがいるので、攻撃力は500ポイントアップする。


「《バスター・ブレイダー》と《共鳴虫》で総攻撃!」

 《バスター・ブレイダー》と《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》は、チャンバラ劇を力強く披露しあう。500ポイントのパワーアップをしているので、勝者は本家の破壊剣士となる。《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》の支援はありがたい。《共鳴虫》も主へと叛逆だ。1500ポイントまで、羽蛾のライフは追いこまれた。

「ひょーっ。シンクロ召喚だとっ。俺も欲しい」

「これで、ターンエンド」



【5ターン目:羽蛾】LP1500、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
羽蛾:無し。

遊戯:《バスター・ブレイダー:攻撃力2600・Lv7》&《共鳴虫:攻撃力1200・Lv3》が攻撃表示。《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン:守備力2800・Lv8》が守備表示。


「マジでやばい。俺のターン、ドロー。《共鳴虫:攻撃力1200・Lv3》を召喚して、《共鳴虫》に攻撃する。元は俺の《共鳴虫》だから、戦闘破壊されると、攻撃力1500以下の昆虫族を俺のフィールドに特殊召喚できる」

「《共鳴虫》2体が戦闘破壊された。《共振虫:守備力700・Lv4》2体をデッキから特殊召喚!」

「永続魔法《無視加護》も発動する。昆虫族を墓地除外すれば、相手攻撃を無効にできる」

 《共鳴虫》同士でぶつかりあい、相打ちの戦闘破壊となる。巨大鈴虫どもが羽蛾を守るように並ぶ。このカードをフィールドから墓地へ送れば、デッキよりレベル5以上の昆虫族を手札へ加えられてしまう。除外されても、デッキの昆虫族を墓地送りにしてくる。《無視加護》による墓地コストも回収できるようなもの。

「《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》の特殊効果を発動するよ。《破壊剣-ウィザードバスターブレード》を《バスター・ブレイダー》に墓地から装備する。相手ターンにも使えるんだ」

 《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》は大地を割るように踏みつけて、《破壊剣-ウィザードバスターブレード》を地中より舞いあげる。《バスター・ブレイダー》は受け取り、二刀流となった。これで、羽蛾の昆虫軍団は墓地効果を発揮できない。眼鏡少年は青くなっている。この状態から勝つのは、厳しいかもと落ちこんでいるようだ。エンド宣言を弱々しく呟く。



【6ターン目:遊戯】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
羽蛾:《共振虫:守備力700・Lv4》2体2体が守備表示。永続魔法《無視加護》が発動中。

遊戯:《破壊剣-ウィザードバスターブレード》を装備している《バスター・ブレイダー:攻撃力2600・Lv7》が攻撃表示。《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン:守備力2800・Lv8》が守備表示。


「僕のターン、ドロー。《破壊剣の追憶》を墓地から除外して、《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》と《破壊剣士の伴竜》を墓地融合! 《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー:攻撃力2800・Lv8》を融合召喚!」

 《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》はフィールド・墓地に存在する限り、《バスター・ブレイダー》として扱われる。《破壊剣士の伴竜》はドラゴン。融合条件は満たしている。《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》のおかげで、《共振虫》2体はドラゴン扱いとされている。《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》の攻守は2000ポイントアップ。貫通能力まで有している。

「《破壊剣-アームズバスターブレード》を《バスター・ブレイダー》に装備する」

「《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》で《共振虫》を攻撃するよ!」

 武藤遊戯の攻撃宣言が力いっぱいに響く。《破壊剣-アームズバスターブレード》が装備されている限り、相手は表側表示の魔法・罠カードを発動できない。《無視加護》も使えない。《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》の大斬りが雷撃のように走る。ダメージすらも与えられずに完全敗北させられた。こいつは、あの王様よりも強いじゃないか。地面を転がされながら、昆虫少年は考える。インセクトはトリッキー。昆虫技を改良して強くなってやると。
 ギャラリーが一斉に湧く。野坂ミホも感動しているようだ。遊戯君って凄いねとはしゃいでいた。



「貴様が武藤遊戯か!」

 突如として仮面の決闘者集団に包囲された。敵意満々な奴らで、城ノ内と本田は喧嘩腰で構える。野様ミホは涙目だ。羽蛾も何じゃこりゃと驚いている。

「スフィンクス様の命により、我らオベリスク・フォースが、DM次元を占領する」





【D-61:勝者は武藤遊戯!】





「ハートバーニング!」

 ミスター・ハートランドは叫ぶ。眼鏡が独特なデザインだ。その背後には、オベリスク・フォースの精鋭らが並んでいる。ロットン、ディヴァインや勝鬨勇雄といった決闘者もいる。顔無きスフィンクスに従っている者々だ。

「スフィンクスにより、私は蘇った。全てを支配するために、今は大邪神様に従いましょう!」




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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