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D-67 童美野町の危機! 融合次元の侵攻

「電池メン-角型」光【雷族・効果】☆×4
「電池メン-角型」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「電池メン」モンスター1体を手札に加え、このカードの攻撃力・守備力を元々の倍にする。②:自分エンドフェイズに発動する。このカードを破壊する。
ATK1000 DEF1000


 連戦となります。

 童美野町の各所で、仮面の決闘者軍が暴れていた。デュエルを挑み、敗者をカードに変えていく。その実力は圧倒的なもので、多くの決闘者が敗れていった。

 蛭谷は驚く。不良軍団の手下達がカードにされてしまった。オベリスク・フォースと名乗る決闘者どもは悦んでいる。この状況を理解できない。城ノ内を倒して、メンバーに加わってもらう。そのためにも、猛特訓に耐えてきた。謎の忍者がばら撒いているというエクシーズ・モンスターもゲットした。童美野高校へ乗りこもうとした矢先に、こんな奴らに絡まれるとは。

「しょせんは不良といったところか。我らエリートからすれば、ゴミだ」

「相手は選ぼうぜ。こいつら程度はレッドにやらせばいい。劣等生の相手には丁度いい」

「さすがに、それは失礼じゃないか。レッドといえ、我らの一員だ。侮辱するのは不愉快だ」

「たしかに。レッドもアカデミアの仲間だしな」

 仮面下から露出している口々が、不快に嗤っている。蛭谷は額に血管を浮かばせた。視界も赤く染まってしまいそうだ。ここまで舐めてくるとは。3人とも殴ってやりたいところ。徹底的に痛めつけ、倒れても蹴りをぶちこみたい。あいつらは人間を、デュエル・モンスターズのカードに封じてくる。信じられない光景であるが。いきなり胸倉を掴んだメンバーらは、モンスターカードに閉じこめれらた。決闘盤を装着していることから、デュエリストであろう。

「てめーら、デュエルで勝負だ。俺が勝ったら、血の味を堪能させてやる。覚悟しろ」

「君ごとき野蛮人では勝てないよ。相手ぐらいはしてやるけど」



『デュエル!』



【1ターン目:蛭谷】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。モンスター1体を裏守備表示でセット。カード2枚をセットして、ターンエンド」



【2ターン目:オベリスク・フォース】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
蛭谷:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「それじゃあ、2ターンで潰してやるよ。ドロー。魔法カード《融合徴兵》を発動する。エクストラデッキから《古代の機械究極巨人》を見せて、《古代の機械巨人》をデッキから手札に加える」

「《古代の機械巨人》と《古代の機械兵士》2体を手札《融合》! 《古代の機械究極巨人:攻撃力4400・Lv10》を融合召喚!」

「こいつで貫通攻撃をする。罠を仕掛けているようだな。《古代の機械究極巨人》が攻撃する場合、ダメージステップ終了時まで魔法・罠を発動できない。君の敗北は決まった!」

「おせぇんだよ。《古代の機械究極巨人》の融合召喚時に、速攻魔法《ハーフ・シャット》を発動していた。《古代の機械究極巨人》は攻撃力が半分になる」

 オベリスク・フォースは舌打ちを叩く。《古代の機械究極巨人》は四足で踏んばって、拳に超重量を乗せて振りおろす。《ハーフ・シャット》の効果を受けてしまい、その攻撃力は2200ポイントまでダウン。《電池メン-ボタン型:守備力100・Lv1》を押し潰すも、2100ポイントのダメージのみ。スパークをまとい、金属片の群れが散っていく。

「《電池メン-ボタン型》のリバース効果だ。《電池メン-単一型:守備力1900・Lv1》をデッキから特殊召喚する。リバースして戦闘破壊されたよな。1枚ドロー」

「ちっ。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:蛭谷】LP1900、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
蛭谷:《電池メン-単一型:守備力1900・Lv1》が守備表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

オベリスク・フォース:《古代の機械究極巨人:攻撃力4400・Lv10》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《電池メン-単一型》をリリースして、《充電池メン:攻撃力1800・Lv5》をアドバンス召喚。こいつの召喚に成功した。《電池メン-角型:攻撃力1000・Lv4》をデッキから特殊召喚する。この特殊召喚により、《燃料電池メン》をデッキサーチ。こいつの攻守も倍となる」

「《電池メン》2体がそろった。《燃料電池メン:攻撃力2100・Lv6》を手札から特殊召喚。《電池メン-角型》をリリースして、こいつの電撃効果を使うぜ。《古代の機械究極巨人》を手札へ戻す」

 機械的なデザインであるが、《電池メン》は雷族である。
 電池の化身達は、周囲を焦がすほどのスパークを放つ。大轟音を伴った落雷が、オベリスク・フォースのセットカードを焼きつくす。《燃料電池メン》の特殊召喚時に、蛭谷は《雷の裁き》を発動していた。雷族の召喚時に、相手カードを破壊できる罠である。
 《電池メン-角型》の攻守は倍となるも、《燃料電池メン》の燃料にされてしまう。洪水のような電撃流を巻き起こして、《古代の機械究極巨人》を天空彼方へ飛ばす。こいつは破壊されると、《古代の機械巨人》を復活させる特殊能力を持っている。バウンスなので、その効果も使えない。蛭谷は攻撃宣言を怒鳴るように叩きつける。

「まずは、てめぇの意識改革だ。2体の雷族がいるんで、《充電池メン》の攻撃力は2400ポイントにアップ。こいつと《燃料電池メン》で、ダイレクト・アタック!」



 オベリスク・フォースはぶっとばされ、苦しそうな悲鳴をあげる。その仲間が出てきた。



【連戦1ターン目:オベリスク・フォース】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「調子に乗るなよ。屑がっ。俺の先攻。永続魔法《古代の機械城》を発動する」

「《古代の機械兵士:攻撃力1300・Lv4》を召喚し、《古代の機械掌》を装備!」

「3枚の《古代の機械》を墓地送りにして、魔法カード《魔法の歯車》を発動する。デッキと手札から《古代の機械巨人:攻撃力3000・Lv8》1体ずつを召喚条件を無視して特殊召喚!」

 《古代の機械城》が街中に現れたのは一瞬だけ。《古代の機械兵士》と共に、急速回転する《魔法の歯車》へ吸いこまれていく。《古代の機械巨人》2体が現れて、対となるように立ちあがる。《古代の機械究極巨人》には敵わぬも、なかなかの威圧感であろう。



【2ターン目:蛭谷】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
オベリスク・フォース:《古代の機械巨人:攻撃力3000・Lv8》2体が攻撃表示。


「次は貴様か。ぶっ殺してやるぜ。俺のターン、ドロー。《エレクトリック・ワーム:攻撃力1000・Lv3》を手札から捨て、《古代の機械巨人》のコントロールを奪う。そろって、機械族使いじゃないか。メタもやりたい放題だ!」

「《サンダー・ドラゴン:攻撃力1600・Lv5》を手札から捨てることで、《サンダー・ドラゴン》2体をデッキサーチ。こいつらを《融合》して、《双頭の雷龍:攻撃力2800・Lv7》を融合召喚!」

「《ザ・カリキュレーター:攻撃力?・Lv2》を召喚だ。自分フィールドのレベル1つにつき、こいつの攻撃力は300ポイントアップする。《古代の機械巨人》同士で相打ちさせると思っていただろうが、俺は甘くねぇ。5100ポイントのパワーを喰らいな!」

 蛭谷の凄まじいプレイング。城ノ内を倒すため、デッキを使いこなせるように努力を重ねてきた。《古代の機械巨人》の1体は蛭谷の舎弟となり、《双頭の雷龍》は雷を漏らしている。
 計算機型の機械兵が跳びあがって、《古代の機械巨人》を殴りつけた。金属巨身を砕いて、歩道へと倒す。《双頭の雷龍》も電気嵐を吐きつけて、オベリスク・フォースのライフを0へと追いこんだ。そいつは情けなく気絶している。



「制裁は終わってない。次、来いやっ!」



【3連戦目1ターン目:蛭谷】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。《サンダー・ドラゴン:攻撃力1600・Lv5》を手札から捨てることで、《サンダー・ドラゴン》2体をデッキから増やす。融合召喚はしないぜ」

「魔法カード《手札抹殺》を発動する。手札全部を捨て、その枚数分だけドロー。てめーもだ」

「《電池メン-単四型:攻撃力0・Lv4》を召喚。こいつの召喚により、《電池メン-単四型:攻撃力0・Lv4》を墓地から特殊召喚!」

「魔法カード《タンホイザーゲート》を発動する。こいつらの攻撃力は1000以下で、同種族だ。《電池メン-単四型》のレベルは8となる」

「レベル8《電池メン-単四型》2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《神竜騎士フェルグラント:攻撃力2800・R8・O×2》をエクシーズ召喚!」

 蛭谷は雷族使いだけでは収まらない。《電池メン-単四型》と《タンホイザーゲート》のコンボで、竜鎧をまとった聖騎士を呼びだす。謎の忍者経由で得られたエクシーズ。《サンダー・ドラゴン》と《手札抹殺》を使っての、デッキ回し。オベリスク・フォースは驚愕する。効果耐性を得られる特殊能力を有しているので、戦闘破壊するしかない。蛭谷はエンド宣言を叫ぶ。



【2ターン目:オベリスク・フォース】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
蛭谷:《神竜騎士フェルグラント:攻撃力2800・R8・O×2》が攻撃表示。


「私のターン、ドロー。《手札回収》を使ってくれたな。こちらも墓地を利用させてもらうぞ。魔法カード《古代の整備場》を発動して、《古代の機械巨人》を墓地より回収する」

「《古代の機械巨人》と《古代の機械獣》2体を手札《融合》! 《古代の機械究極巨人:攻撃力4400・Lv10》を融合召喚! 《神竜騎士フェルグラント》を攻撃せよ!」

「《オネスト》を手札から墓地送りだ。光属性である《神竜騎士フェルグラント》はターン終了時まで、《古代の機械究極巨人》の攻撃力分だけパワーアップ。返り討ちにしてくれるわ!」

 このオベリスク・フォースも、《古代の機械究極巨人》を融合召喚してきた。人馬型の破壊兵器が迫ってくる。《神竜騎士フェルグラント》に《オネスト》が憑く。天使翼を背より広げて、竜騎士は飛びたつ。《古代の機械究極巨人》を真っ二つにして、オベリスク・フォースのライフを1200ポイントまで減らす。巨大兵は崩れ落ち、その金属瓦礫から《古代の機械巨人:攻撃力3000・Lv8》が立ちあがった。《オネスト》の加護は継続しているので、追加攻撃はできない。

「《オネスト》だとっ。カード1枚をセットして、ターンエンドだ」



【3ターン目:蛭谷】LP4000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
蛭谷:《神竜騎士フェルグラント:攻撃力2800・R8・O×2》が攻撃表示。

オベリスク・フォース:《古代の機械巨人:攻撃力3000・Lv8》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《電池メン-単三型》2体を墓地除外することで、《電池メン-業務用:攻撃力2600・Lv8》を手札から特殊召喚する。こいつの電撃効果を受けな。《サンダー・ドラゴン》は雷族だ。こいつを墓地コストにして、《古代の機械巨人》とセットカード1枚を破壊だ」

「《電池メン-業務用》でダイレクト・アタック!」

 業務用だけあって、電撃の威力も桁違いだ。《古代の機械巨人》は高圧電気を浴びて、動きを止める。ぷすぷすと煙を吐いている。完全に機能停止をしたようだ。オベリスク・フォースはスタンガンを喰らったようにしびれている。悲鳴をあげて倒れこんだ。蛭谷は拳を鳴らしながら、敗者どもへと迫っていく。彼らは情けなくも怯えている。

「さぁ、制裁の時間だ。てめぇら、歯を食いしばれっ!」



「ファーンタスティック!」

 蛭谷がオベリスク・フォースどもをボコボコにしていると、タキシードのオッサンが歩いていた。変な眼鏡をかけており、シルクハットもかぶっている。胡散臭い。

「私はミスター・ハートランド。オベリスク・フォースに三連勝とはお見事。次は私がお相手をしましょう。地獄世界から戻ったばかりで、リハビリには丁度いい相手だ」

 ハートランドの両目が紅く輝く。





【D-67:勝者は蛭谷!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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