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D-70 ダイナミスト侵攻! ティラノ剣山の意地

「ダイナミスト・レックス」水【機械族・ペンデュラム・効果】☆×5
①:このカードが攻撃を行ったダメージステップ終了時、このカード以外の自分フィールドの「ダイナミスト」モンスター1体をリリースし、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードは相手モンスターに続けて攻撃でき、守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
●相手の手札・フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す(手札から選ぶ場合はランダムに選ぶ)。その後、このカードの攻撃力は100アップする。

【Pスケール:青6/赤6】
①:このカードがPゾーンに存在する限り1度だけ、このカード以外の自分フィールドの「ダイナミスト」カードを対象として発動した効果を無効にできる。その後、このカードを破壊する。
ATK2400 DEF2200


 龍牙は、漫画版の遊戯王GXに登場したキャラです。1話目で十代に敗れたはず。

「早く会場に入るザウルス。プロのデュエルが始まるドン!」

「プロって、丸藤先輩と万丈目先輩じゃない。アカデミア生だった頃は、何かと喧嘩していた2人よね。デュエルも、けっこうしていたような……」

「プロ同士の真剣決闘となれば、また違うザウルス」

「そうよね。うん。楽しみっ!」

 ティラノ剣山と早乙女レイは駆けていく。他の生徒達も、何とかついていく。プロデュエルの観戦権を得るため、デュエル・アカデミアでのデュエル大会を勝ち抜いてきた。スタジアムに近づくほど、人ごみも濃くなる。カイザー亮もデュエルをするため、ファンも多く集まっているのだろう。クロノス教諭も疲れ気味に追っていく。引率も大変ナノーネ。
 丸藤兄弟や万丈目サンダーのデュエルを観ようと、街はお祭りのごとく賑わっている。



「我らはオベリスク・フォース。スフィンクス様の命により、この地を制圧する」

 威圧的な怒声が響く。空間を割って、仮面の決闘者軍が侵攻してきた。眼鏡の神経質そうな男もいる。オベリスク・フォースは周囲の決闘者を見境なく襲っていく。敗北者はカードに変えられてしまう。剣山は息を呑みこむ。デュエル・アカデミアへ攻めこんできた奴らだ。
 《古代の機械巨人》が決闘者を蹂躙していく。その地獄ぶりに、クロノスは悔しそうにしている。自分の愛用モンスターによって、人々が苦しめられているのだ。無理もないだろう。
  ティラノ剣山は、眼鏡男に立ち向かう。

「デュエルで傷つけるなんて許さないザウルス。俺が相手するドン!」

「デュエル・アカデミアの生徒か。私は龍牙。コミックGX次元の決闘者だ。スフィンクスに拾われて、教育実習生を再びしている。そっちにいるのはクロノスか。もっとも、私の知っている奴とは違うようだが。新たなる機械恐竜デッキを試してやる」

「機械恐竜? それじゃあ、本家の恐竜さんに勝てないドン。俺が相手になってやるザウルス」



『デュエル!』



【1ターン目:龍牙】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「私の先攻か。永続魔法《ダイナミスト・チャージ》を発動する。このカードの発動処理として、《ダイナミスト・スピノス》をデッキから手札に加える」

「スケール3《ダイナミスト・ステゴサウラー》とスケール6《ダイナミスト・アンキロス》をPゾーンにセッティング! 《ダイナミスト・スピノス:攻撃力2500・Lv5P》をペンデュラム召喚!」

「カード2枚をセットして、ターンエンド」

 真昼の街は、濃霧に覆われていく。機械恐竜を両端にして、巨大振り子が青空で揺れている。そこからスピノサウルスのロボットが下りてくる。ペンデュラム召喚に驚きながらも、ティラノ剣山は決闘盤でカードテキストを調べる。
 Pゾーンのカードは、永続魔法のごとき効果を持つようだ。《ダイナミスト》カードが破壊される場合、《ダイナミスト・ステゴサウラー》を身代りにできる。《ダイナミスト》カードが効果対象になった場合、《ダイナミスト・プレシオス》はソレを無効にする。そして、自身を効果破壊する。《ダイナミスト・スピノス》の場持ちは良くなるわけだ。
 龍牙は眼鏡奥の双眸で哂っている。



【2ターン目:剣山】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
龍牙:《ダイナミスト・スピノス:攻撃力2500・Lv5P》が攻撃表示。永続魔法《ダイナミスト・チャージ》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。

Pゾーン:スケール3《ダイナミスト・ステゴサウラー》&スケール6《ダイナミスト・アンキロス》


「俺のターン、ドロー。《暗黒プテラ:攻撃力1000・Lv3》を召喚!」

「《暗黒プテラ》をリリースして、魔法カード《モンスターゲート》を発動! 通常召喚可能なモンスターが出るまで、カードをめくり、そのモンスターを特殊召喚するドン!」

 《暗黒プテラ》は戦闘破壊されずにフィールドから墓地へ送られた。その特殊能力により、バウンスされる。暗黒翼竜は大空を舞ってから、ティラノ剣山の手札へと戻る。
 《モンスターゲート》が開いて、《超伝導恐獣:攻撃力3300・Lv8》が大きく足を踏みこんできた。


「《超伝導恐獣》で《ダイナミスト・スピノス》を攻撃!」

 ティラノ剣山のエース・モンスター。サイボーグめいた巨大恐竜は、《ダイナミスト・スピノス》へ近づいていく。特殊金属で覆われた尻尾を大きく振りあげ、機械恐竜を瞬時にして解体した。800ポイントのバトルダメージも通り、龍牙のライフは3200ポイントまでダウン。《ダイナミスト・ステゴサウラー》のP効果は使われなかった。

「《ダイナミスト》モンスターを戦闘破壊してくれたな。馬鹿な奴め。罠カード《ダイナミスト・エラプション》を発動する。《超伝導恐獣》を破壊する」

 《ダイナミスト・スピノス》の残骸が大爆破を起こす。《超伝導恐獣》は巻きこまれて消滅させられる。この罠を使うため、《ダイナミスト・ステゴサウラー》のP効果を活かさなかったのか。
 《ダイナミスト・スピノス》は戦闘破壊されても墓地へは送られず、エクストラデッキに表側表示で置かれる。そのカードも、《ダイナミスト・チャージ》により手札へ戻される。

「カード2枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:龍牙】LP3200、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
龍牙:永続魔法《ダイナミスト・チャージ》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

Pゾーン:スケール3《ダイナミスト・ステゴサウラー》&スケール6《ダイナミスト・アンキロス》

剣山:魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《ダイナミスト・スピノス:攻撃力2500・Lv5P》と《ダイナミスト・ケラトプス:攻撃力2100・Lv5P》を手札からペンデュラム召喚!」

「罠カード《ダイナミスト・ラッシュ》を発動する。《ダイナミスト・レックス:攻撃力2400・Lv5P》をデッキから特殊召喚!」


「《ダイナミスト・ケラトプス》をリリースして、《ダイナミスト・スピノス》の特殊機能を使う。このターン、このカードはダイレクト・アタックが可能となる」

「《ダイナミスト・ケラトプス:攻撃力2100・Lv5P》を手札から特殊召喚!」

 《ダイナミスト・スピノス》を撃破したのに、ペンデュラムの導きにより帰還してくる。《ダイナミスト・ケラトプス》はリリースされてエクストラデッキへ置かれるも、《ダイナミスト・チャージ》のエフェクトにより手札へ戻った。
 龍牙のフィールドは《ダイナミスト》モンスターのみ。これを特殊召喚の条件として、《ダイナミスト・ケラトプス》はフィールドへ戻ってきた。トリケラトプスのロボットは轟音を奏でながら進撃してくる。《ダイナミスト・レックス》の特殊効果を発揮するため、リリース素材に使うのだろうか。龍牙は酷薄に哂う。機械恐竜の圧倒的布陣で、ティラノ剣山を敗北させる気だ。


「《ダイナミスト・スピノス》でダイレクト・アタック!」

「《暗黒プテラ》を手札から捨て、永続罠《化石発掘》を発動! 《超伝導恐獣:攻撃力3300・Lv8》を効果無効にして、墓地から特殊召喚!」

「攻撃力2500以上の恐竜さんがいる。罠カード《ジュラック・インパクト》を発動するドン! フィールドのカード全てを破壊するザウルス」

 恐竜族を復活させて、相手攻撃からの盾とする。そう予想をして、龍牙は《ダイナミスト・スピノス》に直接攻撃能力を与えたのだろう。剣山のプレイングは、それをも超えた凄まじいもの。隕石が落ちてきて、轟音炸裂。モンスターだけでなく、Pゾーンのカードをも粉砕していく。Pゾーンのカードをも、フィールドから消し去った。
 龍牙は顔面蒼白となり、エンド宣言を呟くしかない。



【4ターン目:剣山】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
龍牙:無し。

剣山:無し。


「俺のターン、ドロー。《俊足のギラザウルス:攻撃力1400・Lv3》を手札から特殊召喚するドン。あんたはモンスター1体を墓地から特殊召喚をできるが、Pモンスターはエクストラデッキへ送られているザウルス」

「《キラーザウルス:攻撃力1800・Lv4》を召喚。恐竜さんでダイレクト・アタック!」

 あっけない決着となった。隕石激突により空っぽになったフィールド。そこへ恐竜達が二足歩行で駆けてきて、龍牙を睨みつけた。そして、喰らいにかかる。情けない悲鳴が響く。3200ポイントのライフは、すぐにも0へと落ちていった。ティラノ剣山はガッツポーズ!
 敗者を蹴とばして、仮面の決闘者達が進んできた。

「顔無きスフィンクスの呼びだした決闘者は、この程度か。さぁて、調子に乗れるのは、ここまでだ。我らオベリスク・フォース-ビースト部隊が相手をしてやる」





【D-70:勝者はティラノ剣山!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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