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D-88 武藤遊戯VS沢渡シンゴ

「進撃の帝王」永続魔法
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドのアドバンス召喚したモンスターは効果の対象にならず、効果では破壊されない。②:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。


 武藤遊戯はスタンダード次元に飛ばされます。

 トラゴエディアに憑かれし決闘兵士は、次元転移装置を暴走させる。デュエルに敗北したことで、滅茶苦茶な行為に出たようだ。時空は局地的に歪んで、武藤遊戯を別世界へと誘う。真崎杏が叫び、手を伸ばそうとする。友の腕を掴めず、異次元送りにされてしまう。掌に温もりが残っており、不安定に揺れる意識をつなぎとめてくれる。



「うわっ。お前、どこから現れた?」

 遊戯は少年達に囲まれている。どこかの建物内にいるようだが。オベリスク・フォースの襲撃を受けて、童実野高校は戦場と化していた。ここは全く違う場所だ。

「ここは、どこなの? 君達は?」

「俺は沢渡シンゴ。LDSでもトップクラスのデュエリストさ。今から藤原雪乃を倒しにいくところだが、お前らはアイツの仲間じゃないよな? いきなり、現れやがって」

「LDS? 藤原雪乃?」

「どうも、怪しい。髪形も変だ。デュエルで確かめてやる。小学生でも容赦はしないからな」

「卒業間近の高校生だよ! このデュエル、受けるしかないみたい」



『デュエル!』



【1ターン目:沢渡】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。カード2枚をセットする。ターンエンド」



【2ターン目:遊戯】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
沢渡:魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「僕のターン、ドロー。《マジシャンズ・ロッド:攻撃力1600・Lv3》を召喚する。この召喚により、永続魔法《黒の魔導陣》をデッキサーチ!」

「このカードを発動するよ。デッキトップからカード3枚を確認する。この中にある《ブラック・マジシャン》を手札に加える」

 《マジシャンズ・ロッド》を召喚すれば、《ブラック・マジシャン》のカード名を記されている魔法・罠を得られる。《黒の魔導陣》を発動すれば、デッキからカード3枚をめくることで、《ブラック・マジシャン》系列があれば1枚のみ手札へ加えられる。
 武藤遊戯の手札は減っていない。カード・アドバンテージを保ったままだ。


「《マジシャンズ・ロッド》でダイレクト・アタック!」

「永続罠《始源の帝王:守備力2400・Lv6》を特殊召喚。《闇帝ディルグ》を手札から捨てることで、こいつは闇属性となる」

 《ブラック・マジシャン》を描く光の軌跡。彼愛用の杖を手にして、沢渡へ魔導弾を撃つ。黒霧が立ちのぼり、帝王らしき輪郭へと固まっていく。《マジシャンズ・ロッド》による魔法攻撃は防がれた。手札1枚を捨てることで、沢渡が闇属性モンスターをアドバンス召喚する場合、《始源の帝王》は2体分のリリース素材となる。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:沢渡】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
沢渡:永続罠《始源の帝王:守備力2400・Lv6》が守備表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

遊戯:《マジシャンズ・ロッド:攻撃力1600・Lv3》が攻撃表示。永続魔法《黒の魔導陣》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「マジシャン使いのようだが、イリュージョンを魅せる前に倒してやるよ。俺のターン、ドロー。《怨邪帝ガイウス》を手札公開することで、魔法カード《帝王の深怨》を発動する。デッキからフィールド魔法《真帝王領域》を手札に加える。そのまま、発動するぜ!」

「罠カード《マジシャンズ・ナビゲート》を発動する。《ブラック・マジシャン:攻撃力2500・Lv7》を手札から特殊召喚! 魔法使いの弟子も呼ぶよ。《ブラック・マジシャン・ガール:攻撃力2000・Lv6》をデッキから特殊召喚!」

「《ブラック・マジシャン》が特殊召喚されたことで、《黒の魔導陣》の効果を使う。《始源の帝王》を除外する。これで、リリース素材は無くなるね」

 《ブラック・マジシャン》は杖を高速回転させてから魔法弾を撃ちこむ。《始源の帝王》は爆破させられた。レベル7以下の闇属性・魔法使いなので、《ブラック・マジシャン・ガール》は《マジシャンズ・ナビゲート》 をリクルートできる。
 沢渡シンゴは帝王召喚を諦めない。まだ、手はあるようだ。


「《真帝王領域》の効果だ。《怨邪帝ガイウス》のレベルをターン終了時まで2つ下げる」

「《闇帝ディルグ》はレベル5以上。こいつを墓地から除外することで、《邪帝家臣ルキウス:攻撃力800・Lv1》を手札から特殊召喚する」

「《邪帝家臣ルキウス》をリリースして、《怨邪帝ガイウス:攻撃力2800・Lv6》をアドバンス召喚!」

 《怨邪帝ガイウス》は攻撃力2800で守備力1000。手札にあれば、《真帝王領域》にてレベル6にダウンできる。1体のリリースでアドバンス召喚できるのだ。
 《怨邪帝ガイウス》はフィールドを深闇で包みこむ。《ブラック・マジシャン・ガール》と《ブラック・マジシャン》を暗黒腕で捉えて、闇次元へ落しこむ。闇属性モンスターをリリースしてのアドバンス召喚。フィールドのカード2枚を除外して、その1枚につき1000ポイントのダメージを与えられる。

「《怨邪帝ガイウス》の必殺技を喰らえ!」

 《邪帝家臣ルキウス》をリリースしてのアドバンス召喚により、沢渡はセットカードもチェックできる。武藤遊戯が伏せていたのは、《ピラミッドパワー》であった。
 《聖なるバリア-ミラーフォース-》でもないようだ。安心して攻撃宣言できる。


「《怨邪帝ガイウス》で《マジシャンズ・ロッド》を攻撃する」

「速攻魔法《ピラミッドパワー》を発動して、《マジシャンズ・ロッド》の攻撃力を200ポイントアップ!」

 《怨邪帝ガイウス》は暗黒波動を放つ。《真帝王領域》では、アドバンス召喚したモンスターのパワーは、モンスターへ攻撃するダメージ計算時のみ800ポイントアップする。《マジシャンズ・ロッド》は闇の呑みこまれて消滅した。遊戯のライフは200ポイントまで落ちていく。
 沢渡の取りまきどもが喜んでいる。

「沢渡さん、マジで強すぎですよ! 藤原雪乃にも楽勝で勝てますよ!」

「《ピラミッドパワー》のおかげで助かったか。ターンエンド」



【4ターン目:遊戯】LP200、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
沢渡:《怨邪帝ガイウス:攻撃力2800・Lv8》が攻撃表示。フィールド魔法《真帝王領域》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

遊戯:永続魔法《黒の魔導陣》が発動中。


「僕のターン、ドロー。相手フィールドのみにモンスターがいる。《暗黒騎士ガイアロード:攻撃力2300・Lv7》を手札から特殊召喚!」


「《チョコ・マジシャン・ガール:攻撃力1600・Lv4》を召喚する。《キウイ・マジシャン・ガール》を手札から捨て、1枚ドロー」

「かわい子ちゃんじゃないか。でも、その効果は使えないぜ。《チョコ・マジシャン・ガール》の召喚時に、永続罠《帝王の溶撃》を発動していたのさ。アドバンス召喚されてないモンスターの特殊能力は無効化される」

「沢渡君は、けっこう強いね。《チョコ・マジシャン・ガール》をリリースして、手札から速攻魔法《ディメンション・マジック》を発動する。《キウイ・マジシャン・ガール:攻撃力1800・Lv5》を手札から特殊召喚して、《怨邪帝ガイウス》を破壊する」

「《暗黒騎士ガイアロード》と《キウイ・マジシャン・ガール》でダイレクト・アタック!」

 どこかサキュバスめいた服装だ。《チョコ・マジシャン・ガール》はウィンクをして、ステッキをグルグルと回す。自身を生贄とすることで、《キウイ・マジシャン・ガール》を呼びだした。ちょっと怖めな姐さん魔術師は、魔法弾を連射していく。《怨邪帝ガイウス》は闇を削られていき消滅した。
 《暗黒騎士ガイアロード》は竜を駆って、二槍流で攻めていく。《キウイ・マジシャン・ガール》も特大魔法弾を沢渡に浴びせる。そのライフは瞬時にして蒸発させられた。
 沢渡の取りまきどもは悲しんでいる。



「やるじゃねぇか。気にいったぜ。あんた、名前は?」

「武藤遊戯。童実野町から飛ばされてきたけど」

「童実野町? 知らないな。しかし、困ったことになったぞ。藤原雪乃を倒すためにデッキを組んだけど、負けてしまった。北斗達も惨敗させられたし、LDSもやばいじゃないか」

 武藤遊戯は事情を理解できない。藤原雪乃という決闘者を怖れているようだけど。いきなり、こんな場所へ強制転移させられたのだ。無理もないことだ。
 ブレザー姿の女子生徒が歩いてくる。大人の色香を漂わせながら。

「武藤遊戯というのね。私とデュエルをしない?」





【D-88:勝者は武藤遊戯!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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