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D-97 三沢大地VS総司令官エド・フェニックス

「超化合獣メタン・ハイド」炎【獣戦士族・エクシーズ・効果】★×8
レベル8デュアルモンスター×2
①:このカードがX召喚に成功した時、自分の墓地のデュアルモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は自分フィールドのデュアルモンスターを攻撃対象にできず、効果の対象にもできない。③:デュアルモンスターが召喚に成功した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。相手は自身の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送らなければならない。
ATK3000 DEF3000


 《D-マインド》はオリカじゃないですよ。

 三沢大地はタニヤと共に、異世界を巡っている。数学の知識を活かして、次元転移装置を開発した。2人は各次元を回っては、人助けをしている。この世界は無限大に広がっており、数え切れないほどの宇宙が存在するようだ。数年の旅で、三沢大地は膨大なる知識・経験を得ていった。
 彼と彼女は禁断の廃棄次元へ踏みこんでしまった。顔無きスフィンクスが一時的に想像した闇世界。そこには、消された決闘者達が捨てられている。

「多くの暗黒世界を見てきたが、ここは虚無一色に支配されている」

「不気味ね。決闘者はいるようだけど、誰もが魂を抜かれたように呆けている」

 牢屋のような雰囲気だ。飲食物は充分なほどに用意されている。それを掴み、薄暗い中で暇そうに咀嚼しているデュエリスト。その中に見知った人物を見かけた。三沢大地は彼に向って走っていく。タニヤも早足でついていった。
 衣装こそ変わっているが、まぎれもなくエド・フェニックスだ。

「エド。どうして、こんな場所に……」

「君は誰だ?」

 すぐにも確信できた。三沢の知っているエド・フェニックスではない。おそらくは、平行世界の別人であろう。質問を繰り返すと、虚ろな表情で答えてくれる。

「顔無きスフィンクスと名乗る大邪神が現れたんだ。そいつのおかげで、僕は皆から忘れさられた。そして、こんな場所に飛ばされた。侵略行為に加担している汝は偽物だ。GXのエド・フェニックスと比べて、恐ろしく小物化している。そう、意味不明ことを言っていたよ」

「顔無きスフィンクス? GX? よく分からない言葉だ。俺とデュエルをしてくれないか。そうすれば、この現象について何か解けるかもしれない」

「いいだろう。君は自ら、この次元に来たようだ。僕も興味が湧いてきた」



『デュエル!』



【1ターン目:三沢】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「新たなる方程式を見せよう。俺の先攻。モンスター1体を裏側守備表示で伏せる。カード2枚も伏せておこう。これで、ターンを終了する」



【2ターン目:エド】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
三沢:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「僕のターン、ドロー。魔法カード《おろかな埋葬》を発動して、《D-HERO ダイナマイトガイ》をデッキからセメタリーへ送る」

「《D-HERO ドリルガイ:攻撃力1600・Lv4》を召喚。この召喚により、このカードの攻撃力以下である《D-HERO》1体を手札から特殊召喚できる。カモン! 《D-HERO ディシジョンガイ:攻撃力1600・Lv4》!」


「《D-HERO ドリルガイ》でセットモンスターにアタック!」

 あのエド・フェニックスが使っていた《D-HERO》とは雰囲気が違う。ドリルを右腕に装着している。そいつを超高速回転させて、猛速で駆けてきた。貫通能力持ちのようだ。魔法使いが胸を貫かれてしまう。《D-HERO ディシジョンガイ》は直接攻撃を仕掛けてきた。猛烈なる体当たり。1900ポイントまでライフを削られて、三沢は呻いた。

「《フェデライザー:守備力1100・Lv2》が戦闘破壊されたことで、デュアル・モンスター《化合獣ハイドロン・ホーク》をデッキから墓地へ送る。1枚ドロー」


「カード1枚をセットして、ターンエンド」

「《D-HERO ディシジョンガイ》の特殊召喚に成功したエンドフェイズに、エフェクトを発動する。《D-HERO ダイナマイトガイ》をセメタリ―から手札に加える」



【3ターン目:三沢】LP1900、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
三沢:魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。

エド:《D-HERO ドリルガイ:攻撃力1600・Lv4》&《D-HERO ディシジョンガイ:攻撃力1600・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「こっちのエドも強いな。俺のターン、ドロー。フィールド魔法《化合電界》を発動する。《進化合獣ダイオーキシン:攻撃力2800・Lv8》をリリース無しで通常召喚して、再度召喚!」

「《進化合獣ダイオーキシン》の化学効果だ。デュアル・モンスター《化合獣ハイドロン・ホーク》を墓地除外することで、《D-HERO ディシジョンガイ》を破壊する」

 《化合電界》の支配する場では、レべル8以上のデュアル・モンスターをリリースせずに通常召喚できる。さらに、デュアル・モンスターを追加しての再度召喚可能だ。
 《進化合獣ダイオーキシン》は猛毒を撒き散らす。《D-HERO ディシジョンガイ》はレベル6以上の相手から攻撃対象にされない。こいつを効果破壊しよう。

「こんな場所でも、環境汚染は感心できないな。トラップカード《D-フュージョン》を発動する。《D-HERO ドリルガイ》と《D-HERO ディシジョンガイ》を融合!」

「運命の岩盤をうがつ2人の英雄よ。今一つとなりて、暗黒の未来に君臨せよ! 融合召喚! 《D-HERO ディストピアガイ:攻撃力2800・Lv8》!」

「この特殊召喚により、レベル4以下である《D-HERO ドリルガイ》の攻撃力分だけ、ダメージを与える。1600ポイントのダメージを受けるがいい!」

「罠カード《ピケルの魔法陣》を発動する。このターン、効果ダメージを受けない」

 《D-HERO ディシジョンガイ》を融合素材とすることで、破壊行為を無意味化したようだ。 《D-HERO ディストピアガイ》は《D-HERO ドリルガイ》の力を奪って放つ。ピケルちゃんがロッドを振りあげて、ホーリー・バリアを張ってくれる。キュートにウィンク。三沢は仄かに紅潮し、タニヤの額に筋が少しばかり浮く。


「魔法カード《フォース》を発動する。《D-HERO ディストピアガイ》の攻撃力を半分にして、その数値分だけ《進化合獣ダイオーキシン》をパワーアップ。攻撃をするぞ」

「《D-HERO ダイナマイトガイ》を手札から捨てることで、バトルダメージを0にする。互いに1000ポイントのダメージ。《D-HERO ディシジョンガイ》をセメタリーから手札へ戻すことで、僕への効果ダメージも0にする」

 《フォース》を活かせば、実質的に直接攻撃できるようなもの。2800ポイントのダメージは回避したかったのか、エド・フェニックスは《D-HERO ダイナマイトガイ》と《D-HERO ディシジョンガイ》の特殊効果を使った。それこそ、三沢大地の狙い通り。
 《D-フュージョン》の恩恵により、《D-HERO ディストピアガイ》は戦闘破壊されなかった。

「これで、ターンを終える」



【4ターン目:エド】LP4000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
三沢:《進化合獣ダイオーキシン:攻撃力2800・Lv8》が攻撃表示。フィールド魔法《化合電界》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

エド:《D-HERO ディストピアガイ:攻撃力2800・Lv8》が攻撃表示。


「僕のターン、ドロー。《D-HERO ディシジョンガイ:攻撃力1600・Lv4》を召喚する。カモン!」

「《D-HERO ダイナマイトガイ》をセメタリーから除外することで、《D-HERO ディストピアガイ》の攻撃力を1000ポイントアップする」

「《D-HERO ディストピアガイ》のエフェクト発動! このカードの攻撃力を元に戻すことで、《進化合獣ダイオーキシン》を破壊する」

「そのコンボは通用しない。《進化合獣ダイオーキシン》を除外して、罠カード《完全燃焼》を発動する。《進化合獣ヒュードラゴン:守備力2800・Lv8》と《化合獣オキシン・オックス:守備力2100・Lv2》をデッキから特殊召喚!」


「《D-HERO ディストピアガイ》で《化合獣オキシン・オックス》をアタック!」

 《D-HERO ディストピアガイ》は特殊能力を使うも、《進化合獣ダイオーキシン》はコスト扱いで逃げてしまった。《化合獣オキシン・オックス》へ攻撃を仕掛けるしかない。キックをクリティカル・ヒットさせて、無機質な緑牛を砕いた。《D-HERO ディシジョンガイ》のパワーでは、《進化合獣ヒュードラゴン》も倒せない。


「カード1枚をセットして、ターンエンド」

 《D-HERO ディシジョンガイ》は通常召喚に成功しているが、もう《HERO》回収効果は使えない。デュエル中に1度しか発動できないのだ。



【5ターン目:三沢】LP1900、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
三沢:《進化合獣ヒュードラゴン:守備力2800・Lv8》が守備表示。フィールド魔法《化合電界》が発動中。

エド:《D-HERO ディストピアガイ:攻撃力2800・Lv8》&《D-HERO ディシジョンガイ:攻撃力1600・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《進化合獣ヒュードラゴン》に装備魔法《スーペルヴィス》を付けることで、能力解放! さぁ、今から勝利の方程式を解いていく!」

「《フェニックス・ギア・フリード:攻撃力2800・Lv8》を召喚して、《化合電界》により再度召喚!」

「《進化合獣ヒュードラゴン》の特殊効果だ。デュアル・モンスターが召喚する度に、その攻守は500ポイントアップする。再度召喚した分も含めて、1000ポイントのパワーアップだ」


「《フェニックス・ギア・フリード》で《D-HERO ディシジョンガイ》を攻撃する」

「《D-HERO》を攻撃対象とされたことで、罠カード《D-カウンター》を発動。《フェニックス・ギア・フリード》を破壊する」

「《進化合獣ヒュードラゴン》の効果発動だ。デュアル・モンスターが効果破壊される代わりに、《スーペルヴィス》を破壊する。このカードがフィールドから墓地へ送られたことで、《化合獣オキシン・オックス:守備力2100・Lv2》を墓地から特殊召喚!」

「《フェニックス・ギア・フリード》は再度召喚された状態だ。このカードを除外することで、《化合電界》の効果発動! 《D-HERO ディストピアガイ》を破壊する」

 《フェニックス・ギア・フリード》は剣に聖炎を宿らせてから、《D-HERO ディシジョンガイ》を斬る。エドのライフを1800ポイントまで減らす。《化合電界》の力を借りて、自らの肉体をプラズマとする。《D-HERO ディストピアガイ》にぶつかって大爆発を起こした。
 《スーペルヴィス》と《進化合獣ヒュードラゴン》のコンボで、《化合獣オキシン・オックス》も蘇らせている。三沢大地は有利な状態を築いて、エンド宣言をぶっぱなした。



【6ターン目:エド】LP1800、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
三沢:《進化合獣ヒュードラゴン:守備力2800・Lv8》&《化合獣オキシン・オックス:守備力2100・Lv2》が守備表示。フィールド魔法《化合電界》が発動中。

エド:無し。


「ここまで僕を追いつめるとは。ドロー。フィールドに《D-HERO》は存在しない。魔法カード《D-マインド》を発動する。デッキからレベル3以下である《D-HERO デビルガイ:攻撃力600・Lv3》を特殊召喚。そのエフェクトを使って、《進化合獣ヒュードラゴン》を除外する」

「カード1枚をセットして、ターンエンド」

 《D-HERO デビルガイ》は跳びあがって、《進化合獣ヒュードラゴン》を少し未来へ飛ばす。あのエド・フェニックスも使っていた。低攻撃力を晒しているが、罠で守るつもりであろう。
 相手エンドフェイズを迎えたことで、《化合電界》により除外されていた《フェニックス・ギア・フリード:攻撃力2800・Lv8》が戻ってくる。プラズマ状の肉体は実体化していく。



【7ターン目:三沢】LP1900、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
三沢:《フェニックス・ギア・フリード:攻撃力2800・Lv8》が攻撃表示。《化合獣オキシン・オックス:守備力2100・Lv2》が守備表示。フィールド魔法《化合電界》が発動中。

エド:《D-HERO デビルガイ:攻撃力600・Lv3》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。勝利の方程式は完成した。《業火の重騎士:攻撃力1800・Lv4》を召喚し、《化合電界》の効果で再度召喚!」

「《業火の重騎士》で《D-HERO デビルガイ》を攻撃する。デュアル効果を発動するぞ。特殊召喚されたモンスターに攻撃するダメージステップ開始時に、そいつを除外する」

「《D-シールド》で防げない……」

「《フェニックス・ギア・フリード》でダイレクト・アタック!」

 戦車と一体化した死霊馬を駆らせて、《業火の重騎士》は《D-HERO デビルガイ》を轢き殺す。《D-シールド》で防げるのは戦闘破壊のみ。すかさず、《フェニックス・ギア・フリード》は炎剣を振りかざして、エド・フェニックスを斬った。悔しそうに膝を着かす。
 口には出さなかったが、デュアル化学戦術は実験途上にある。このデュエルを反省して、三沢は計算をし直す。





【D-97:勝者は三沢大地!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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