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D-101 不動遊星VSユーゴ

「SR電々大公」風【機械族・効果】☆×3
「SR電々大公」の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:墓地のこのカードを除外して発動できる。自分の手札・墓地から「SR電々大公」以外の「スピードロイド」チューナー1体を選んで特殊召喚する。
ATK1000 DEF1000


 ユーゴ、ネオ・ドミノシティへ。

 オベリスク・フォースの軍勢が総攻撃を仕掛ける前のこと。


 ユーゴはシンクロ次元へ帰ろうとするも、ちょっと違う世界へと迷いこんでしまった。D・ホィールが疾走して、ライディング・デュエルが行われている。街の様子も大きく違う。何より、階級的な差別が目立っていない。何処へ行っても、豊かな生活が見られる。

「ここは、どこなんだ? あんた、教えてくれ」

「俺に訊いているのか? ネオ・ドミノシティだ」

「やっぱ、知らない街だよ。シティはシティだけど。ちょっと、ライディング・デュエルをしてくれ。この場所について、詳しく知りたいからな」

 不動遊星は怪訝な表情を浮かべながらも、ゆっくりと頷いた。変わった決闘者であるが、悪そうな人物ではない。2人は疾走決闘を始めようとする。
 ネオ・ドミノではライディング・デュエル専用に、ハイウェイが構築される。一般車両にとっては迷惑であるも、一般市民は快く受け入れている。特定場所を先に通過した方が、先攻権を得られる。それゆえに、加速技術が重要となるのだ。



『デュエル!』



【1ターン目:遊星】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「先攻は俺か。フィールド魔法《スピード・ワールド-ネオ》とは。スピード・カウンターも溜まらず、《Sp》も使えない。ライディングの意味が無いじゃないか」

「仕方ないだろ。《Sp》には興味あるけど、持ってないから」


「モンスター1体を伏せる。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【2ターン目:ユーゴ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
遊星:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「何というテクニックだよ。全然、追いつけねーじゃないか。どんどん、引き離される。俺のターン、ドロー。フィールドにモンスターいねぇし、《SRベイゴマックス:攻撃力1200・Lv3》を手札から特殊召喚する。この特殊召喚により、《SRタケトンボーグ》をデッキサーチ!」

「風属性モンスターがいるから、《SRタケトンボーグ:攻撃力600・Lv3》を手札から特殊召喚する。こいつをリリースして、《SR三つ目のダイス:攻撃力300・Lv3・チューナー》をデッキから特殊召喚! 風属性モンスターしか特殊召喚できなくなるが、問題ない」

「レベル3《SRベイゴマックス》に、レベル3《SR三つ目のダイス》をチューニング!」

「十文字の姿もつ魔剣よ。その力で全ての敵を切り裂け! シンクロ召喚! 現れろ、《HSR魔剣ダーマ:攻撃力2200・Lv6》!」


「まだまだ! 魔法カード《スピードリバース》を発動! 《SRベイゴマックス:攻撃力1200・Lv3》を墓地から特殊召喚!」

「《SR赤目のダイス:攻撃力100・Lv1・チューナー》を召喚する。こいつを召喚したことで、《SRベイゴマックス》のレベルを6にまでアップ!」

「レベル6《SRベイゴマックス》に、レベル1《SR赤目のダイス》をチューニング!」

「その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て! シンクロ召喚! 現れろ、《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン:攻撃力2500・Lv7》!」


「《HSR魔剣ダーマ》は貫通能力持ちだ。セットモンスターに攻撃!」

「罠カード《くず鉄のかかし》を発動する。その攻撃を無効にして、このカードをセットしなおす」

 ユーゴは不動遊星の後方から迫っていく。玩具をモチーフにした風属性の機械族モンスター。《SR》を駆使しての、連続シンクロ。《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》まで特殊召喚されて、ハイウェイ上空を飛行している。スピード勝負では負けても、デュエルで勝つ。
 《HSR魔剣ダーマ》のタックルは、《くず鉄のかかし》によって防がれた。

「《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》で攻撃続行!」

 旋風のヘルダイブスラッシャー! 《ボルト・ヘッジホッグ:守備力800・Lv2》を戦闘破壊できた。ここで相手ライフを大きく削ろうと思ったのに。相手との距離差も縮まらない。シティのキング、誰か忘れたけど、そいつよりもはるかに強いじゃないか。


「せめて、ダメージは与えるぜ。《SRタケトンボーグ》を墓地除外することで、《HSR魔剣ダーマ》の特殊効果を発動。500ポイントのダメージを与える!」

「カード2枚をセットして、ターンエンド」

 《HSR魔剣ダーマ》が撃ちだした衝撃波が、不動遊星のライフを3500ポイントまで減らす。
 《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》はレベル5以上のモンスター効果を無効にできる。レベル5以上のモンスターを対象とする特殊効果も無効にできる。不動遊星はハイレベル・モンスターをシンクロ召喚しても、扱いに苦労するだろう。



【3ターン目:遊星】LP3500、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
遊星:魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

ユーゴ:《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン:攻撃力2500・Lv7》&《HSR魔剣ダーマ:攻撃力2200・Lv6》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《調律》を発動する。《クイック・シンクロン》をデッキから手札へ加える。さらに、デッキトップ1枚を墓地へ送る。《ハイパー・シンクロン》を落せたか」


「《モノ・シンクロン》を手札から墓地へ送ることで、《クイック・シンクロン:攻撃力700・Lv5・チューナー》を手札から特殊召喚!」

「チューナーの存在により、《ボルト・ヘッジホッグ:攻撃力800・Lv2》を墓地から特殊召喚!」

「レベル2《ボルト・ヘッジホッグ》に、レベル5《クイック・シンクロン》をチューニング!」

「集いし思いが、ここに新たな力となる。光さす道となれ! シンクロ召喚! 燃え上がれ、《ニトロ・ウォリアー:攻撃力2800・Lv7》!」

 《クイック・シンクロン》を《シンクロン》チューナーの代用素材にできる。《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》に特殊効果を制限されようとも、純粋に力で叩けばいい。
 《ボルト・ヘッジホッグ》と《クイック・シンクロン》による定番の組み合わせ。緑悪魔がエンジン全開で、空へ飛びあがる。《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》も戦闘破壊できるが、不動遊星は期待しない。相手墓地もチェックしているから。


「《ニトロ・ウォリアー》で《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》をアタック」

「《SR三つ目のダイス》を墓地から除外することで、その攻撃を無効にする」

 《ニトロ・ウォリアー》は尾から炎を噴射して、コース後方へと突っこむ。《SR三つ目のダイス》の張ったバリアが、それを受け止める。防御しきるも、ユーゴはD・ホィールを激しく揺らしてしまう。ここまでプレッシャーを与えてくるとは。鼓動が高鳴ってくる。

「カード2枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:ユーゴ】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
遊星:《ニトロ・ウォリアー:攻撃力2800・Lv7》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード3枚をセットしている。

ユーゴ:《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン:攻撃力2500・Lv7》&《HSR魔剣ダーマ:攻撃力2200・Lv6》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。罠カード《リサイコロ》を発動する。《SR赤目のダイス:攻撃力100・Lv1・チューナー》を効果無効にして、墓地から特殊召喚。サイコロを振る。1が出たけど、問題ない」

「レベル8《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》に、レベル1《SR赤目のダイス》をチューニング!」

「神聖なる光蓄えし翼煌めかせ、その輝きで敵を撃て! シンクロ召喚! いでよ! 《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》!」

 シンクロにシンクロを重ねて、《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》へとパワーアップ。モンスター効果を問答無用で無効にできる。《リサイコロ》の効果を活かせば、相手ターンでのシンクロ召喚も可能だった。サイコロを使うことを考えれば、賭けになってしまうが。
 《HSR魔剣ダーマ》の特殊効果を発動して、《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》によって無効にして破壊する。そうすれば、2200ポイントのパワーアップできるが。止めておこう。


「《SRパチンゴーカート:攻撃力1800・Lv4》を召喚。《SR電々大公》を手札から捨てることで、特殊効果を発動。《ニトロ・ウォリアー》を破壊する」


「《SR電々大公》を墓地から除外することで、《SR赤目のダイス:攻撃力100・Lv1・チューナー》を墓地から特殊召喚! この特殊召喚により、《SRパチンゴーカート》のレベルを5にアップ!」

「レベル5《SRパチンゴーカート》に、レベル1《SR赤目のダイス》をチューニング!」

「その躍動感溢れる、剣劇の魂。出でよ、《HSRチャンバライダー:攻撃力2000・Lv5》!」

 《SRパチンゴーカート》は《SR電々大公》を撃ちだして、《ニトロ・ウォリアー》の胴体中央を貫いた。爆炎が暴走する。《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》のパワーアップ能力を使っても、《くず鉄のかかし》で防がれるだろう。ハイパワー・モンスターは潰しておくべき。
 《SR電々大公》は、でんでん太鼓を回して雷を発生させる。その中から、《SR赤目のダイス》が飛びだす。それもシンクロ素材として、《HSRチャンバライダー》をシンクロ召喚。連続攻撃が可能なだけでなく、ダメージステップ開始時に攻撃力が200ポイントアップするのだ。ユーゴは不動遊星を追いかけながら、包囲網を築いていく。


「《スピードリバース》を墓地除外して、《SR赤目のダイス》を墓地から手札に加える」


「《HSRチャンバライダー》でダイレクト・アタック!」

 刀形態のエアバイクに乗って、《HSRチャンバライダー》は超高速で追いあげていく。ダメージステップ開始時に、攻撃力は2200ポイントまでアップ。遊星号へと激しく衝突して、彼のライフポイントを1800まで減らした。いかに《くず鉄のかかし》で防ごうとも、不動遊星の敗北は必至なはず。ユーゴは自信満々に確信する。

「2回目の直接攻撃をお見舞いするぜ。《HSRチャンバライダー》でアタック!」

「特殊召喚されたモンスターがダイレクト・アタックをした。《HSRチャンバライダー》の攻撃力は、俺のライフを超えている。罠カード《星墜つる地に立つ閃こう》を発動。その攻撃を無効にして、1枚ドロー。《スターダスト・ドラゴン:攻撃力2500・Lv8》をエクストラデッキから特殊召喚する」

「《スターダスト》の存在により、罠カード《シューティング・スター》を発動。《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を破壊する」

「そりゃ、ねーよ!」

 《スターダスト・ドラゴン》が飛びたって、《HSRチャンバライダー》のアタックを両腕で受け止める。さらに、《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》へとオーラをまとっての体当たり。ユーゴのエース・モンスターは活躍できずに、コースから弾きだされた。
 圧倒的に追いつめても、ここまで盛り返してくるとは。ワクワクしてくる。

「ターンエンド」



【5ターン目:遊星】LP1800、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
遊星:《スターダスト・ドラゴン:攻撃力2500・Lv8》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

ユーゴ:《HSRチャンバライダー:攻撃力2000・Lv5》&《HSR魔剣ダーマ:攻撃力2200・Lv6》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《シンクロン・エクスプローラー:攻撃力0・Lv2》を召喚。この召喚により、《モノ・シンクロン:攻撃力0・Lv1・チューナー》を墓地から特殊召喚する」

「レベル1《シンクロン・エクスプローラー》に、レベル1《モノ・シンクロン》をチューニング!」

「集いし願いが、新たな速度の地平へ誘いざなう。光さす道となれ! シンクロ召喚! 希望の力、《フォーミュラ・シンクロン:攻撃力200・Lv2・チューナー》!」

 《シンクロン・エクスプローラー》の球状ボディから、《モノ・シンクロン》が跳びだす。
 《モノ・シンクロン》をシンクロ素材とする場合、他の素材はレベル1として扱う。効果外テキストであるため、《シンクロン・エクスプローラー》によっては無効化されない。
 《フォーミュラ・シンクロン》のシンクロ召喚により、1枚ドロー。


「レベル8《スターダスト・ドラゴン》に、レベル2《フォーミュラ・シンクロン》をチューニング!」

「集いし夢の結晶が、新たな進化の扉を開く。光さす道となれ! アクセル・シンクロ! 生来せよ、《シューティング・スター・ドラゴン:攻撃力3300・Lv10》」

「デッキからカード5枚をめくり、チューナーの数まで攻撃できる」

 クリア・マインド! 遊星号が加速を重ねて、ユーゴのはるか先を走る。
 《ブライ・シンクロン》、《ロード・シンクロン》、《ドリル・シンクロン》をデッキからめくれた。《シューティング・スター・ドラゴン》は分身2体を生みだした。3回攻撃が可能となる。
 遊星は攻撃宣言を叫ぶ。スターダスト・ミラージュを炸裂させる。

「俺の場は機械族の《ロイド》のみ。相手が攻撃宣言をしたことで、罠カード《スーパーチャージ》を発動する。2枚ドロー」

 ユーゴは疾走しながら、よっしゃーっと声を弾ませた。《SRメンコート:攻撃力100・Lv4》をドローできたのだ。相手の直接攻撃時に、このカードを手札から攻撃表示で特殊召喚して、《シューティング・スター・ドラゴン》を守備表示へと変更させられる。一時的な足止めとなるが、勝利へのチャンスを得られる。そんな夢は、瞬時にして破壊されるが。

「手札から速攻魔法《イージーチューニング》を発動する。《ハイパー・シンクロン》を墓地除外して、その攻撃力分だけ《シューティング・スター・ドラゴン》をパワーアップさせる」

 《ハイパー・シンクロン》のパワーは1600ポイント。《シューティング・スター・ドラゴン》へ力を託して、その攻撃力を4900ポイントまで高める。
 《HSRチャンバライダー》と《HSR魔剣ダーマ》はスターダスト・ミラージュを受けてしまい、金属片を撒き散らす。ユーゴのライフとスピードは、0にまで落ちていく。


「マジかよ。こんな疾走決闘者がいるなんて……」

 ユーゴは敗北したにもかかわらず、心底から歓喜していた。心臓の高鳴りが治まらない。足が震えてくる。知らない場所に迷いこんで良かった。
 そんな感動に水を差すかのように、オベリスク・フォースの軍勢が街へと突入してきた。





【D-101:勝者は不動遊星!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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