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D-109 沢渡シンゴVS志島北斗

「魔界劇団-デビル・ヒール」闇【悪魔族・ペンデュラム・効果】☆×8
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、自分フィールドの「魔界劇団」モンスターの数×1000ダウンする。②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、自分の墓地の「魔界台本」魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。

【Pスケール:青1/赤1】
①:1ターンに1度、自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体をリリースし、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力分ダウンする
ATK3000 DEF2000


 LDS同士の戦い。

「藤原雪乃って姉ちゃんに負けてしまった。俺達、弱いな」

「全くだ。でも、弱いままではいられない」

「だったら特訓しかない。この沢渡シンゴがニューデッキを披露するぜ」

「そいつは楽しみだな。負けた方が子分になるというのは、どうだ?」

「いいぜ。俺が負けたら、北斗の子分になってやる」



『デュエル!』



【1ターン目:沢渡】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。スケール2《魔界劇団-プリティ・ヒロイン》とスケール8《魔界劇団-ファンキー・コメディアン》でペンデュラム・スケールをセッティング!」

「《魔界劇団-ビッグ・スター:攻撃力2500・Lv7P》と《魔界劇団-ワイルド・ホープ:攻撃力1600・Lv4P》を手札からペンデュラム召喚だっ!」

「このカードでショーを披露してやる。魔法カード《魔界台本「オープニング・セレモニー」》をデッキからセット。こいつを発動する。《魔界劇団》1体につき、自分ライフを500ポイント回復させる。これにて、ターンエンド!」

 デュエル・ホール内で、巨大振り子が揺れていく。《魔界劇団-プリティ・ヒロイン》と《魔界劇団-ファンキー・コメディアン》の間を行ったり来たり。《魔界劇団-ビッグ・スター》が《魔界劇団-ワイルド・ホープ》を連れて華麗に着地する。
 《魔界台本「オープニング・セレモニー」》を広げて、沢渡劇団の幕は開ける。光が踊り、彼のライフを5000ポイントまで回復させた。沢渡の子分達もはしゃいでいる。



【2ターン目:北斗】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
沢渡:《魔界劇団-ビッグ・スター:攻撃力2500・Lv7P》&《魔界劇団-ワイルド・ホープ:攻撃力1600・Lv4P》が攻撃表示。

Pゾーン:スケール2《魔界劇団-プリティ・ヒロイン》&スケール8《魔界劇団-ファンキー・コメディアン》


「それが君の新デッキか。ドロー。魔法カード《手札抹殺》を発動する。手札全てを捨て、その枚数分ドロー。君の手札は無いから、僕だけが恩恵を受けられるのさ」

 《竜星因士-セフィラツバーン》や《星因士 リゲル》を手札から捨てる。5枚とも《テラナイト》モンスターのようだ。魔法・罠も手札に加えようと、《手札抹殺》による手札交換に出たのだろう。セメタリー・アドバンテージを一気に増やしてきた。


「《星因士 ベガ:攻撃力1200・Lv4》を召喚する。召喚時の特殊能力を使い、《星因士 プロキオン:攻撃力1300・Lv4》を手札から特殊召喚。このモンスターの特殊召喚に成功した。《覚星輝士-セフィラビュート》を手札から墓地へ送り、1枚ドロー」

「手札から速攻魔法《天架ける星因士》を発動する。《星因士 ウヌク:攻撃力1800・Lv4》をデッキから特殊召喚して、《星因士 プロキオン》をデッキへ戻す。このモンスターを特殊召喚したことで、《星因士 カペラ》をデッキから墓地へ送る」

 沢渡の子分達が、あっと声を漏らした。決闘盤の機能で、カードテキストを読みこんでいる。志島北斗の墓地には、《テラナイト》モンスター7種類が待機している。《星因士 ウヌク》や《星因士 プロキオン》、《手札抹殺》まで使ってのモンスター落とし。何を狙っているのか、何となく分かってくる。アレがやりたいのであろう。


「手札から速攻魔法《創星の因子》を発動する。僕の場に《テラナイト》カードは2枚ある。フィールドの魔法・罠を2枚破壊する。Pゾーンのカード2枚には消えてもらう!」

 《星因士 ベガ》と《星因士 ウヌク》が手を取りあって、強烈なる輝きを放った。Pゾーンに浮いている《魔界劇団》員は吹っ飛ばされてしまう。沢渡がバトルダメージを受けると、その数値分だけパワーダウンさせてくる《魔界劇団-プリティ・ヒロイン》。こいつは消しておきたいものだ。
 手札少ない沢渡シンゴは、P召喚も難しくなるであろう。


「レベル4の《星因士》2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《煉獄の騎士 ヴァトライムス:攻撃力2600・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

「このカードが存在するかぎり、フィールドのモンスターは全て闇属性となるのさ。《魔界劇団-ビッグ・スター》にアタック!」

 星座戦士が銀河渦に呑みこまれた。《エルシャドール・ネフィリム》をベースとしたデザイン。《インフェルノイド》や《クリフォート》までもが融合したような感じだ。フィールドを闇色に染めるも、《魔界劇団》は元々からして闇属性である。《魔界劇団-ビッグ・スター》は闇なる衝撃波で貫かれてしまい、100ポイントのバトルダメージが発生する。
 沢渡シンゴも北斗の企みに気づいている。このままだと、北斗の子分にされるかもしれない。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:沢渡】LP4900、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
沢渡:《魔界劇団-ワイルド・ホープ:攻撃力1600・Lv4P》が攻撃表示。

北斗:《煉獄の騎士 ヴァトライムス:攻撃力2600・R4・O×2》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《魔界劇団-ワイルド・ホープ:守備力1200》を守備表示に変更する。このまま、守備を固めるぜ。モンスター1体とカード1枚をセットして、ターンエンド」


「《煉獄の騎士 ヴァトライムス》からORU1体を取り除き、手札1枚を捨てる。このカードを再構築して、《星輝士 トライヴェール:攻撃力2100・R4・O×2》をエクシーズ召喚。このカードをエクシーズ召喚したことで、他のカード全てを手札へ戻す」

 《テラナイト》モンスター7種類が自分墓地にあれば、相手ターンでも光属性《テラナイト》エクシーズを重ねて特殊召喚できる。そのためにも、《テラナイト》を墓地送りにしていたのだ。
 《星輝士 トライヴェール》はトライアングル・シールドから光を放っての無差別バウンス。《魔界劇団-ワイルド・ホープ》は戦闘または効果破壊されると、《魔界劇団》カードをデッキサーチできる。その力すら発動できない。エンドサイク・プレイにより、沢渡のフィールドからカードは無くなった。彼にとっては絶望的な状況であるが、予想できたことだ。
 


【4ターン目:北斗】LP3900、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
沢渡:無し。

北斗:《星輝士 トライヴェール:攻撃力2100・R4・O×2》が攻撃表示。


「僕のターン、ドロー。魔法カード《死者蘇生》を発動して、《星因士 シリウス:攻撃力1600・Lv4》を復活させる。この特殊召喚により、《テラナイト》5体を墓地からデッキへ戻して、1枚ドロー」

「ORU1体を取り除く。《星輝士 トライヴェール》は相手の手札1枚をランダムに墓地送りとする。《魔界劇団-ワイルド・ホープ》を墓地へ落せたか」


「装備魔法《星輝士の因子》を《星輝士 トライヴェール》に付けて、攻守を500ポイントアップだ。相手カードの効果も受けなくなるぞ。これで、勝負を終わらす! ダイレクト・アタック!」

 《星輝士 トライヴェール》と《星因士 シリウス》の合体攻撃が決まる。志島北斗は勝ったと喜ぶも、うっかり忘れていた。沢渡シンゴのライフは4900ポイント。《魔界台本「オープニング・セレモニー」》を発動して、1000ポイントものライフ回復を行っていた。4200ポイントのバトルダメージを受けても、700ポイントのライフを残す。こういうミス、たまにあるだろうか?
 わずかに赤面して、エンド宣言を呟く。沢渡の取りまきどもは爆笑している。

「まぁいい。僕の方が押しているから。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【5ターン目:沢渡】LP700、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
沢渡:無し。

北斗:装備魔法《星輝士の因子》を装備した《星輝士 トライヴェール:攻撃力2600・R4・O×1》&《星因士 シリウス:攻撃力1600・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《ナイト・ショット》を発動。セットカードを破壊する。《神星なる因子》! カード効果を無効にしてくるカウンター罠か。危ないところだ」


「ここからが、沢渡劇団の真の開幕だぁ。スケール3《魔界劇団-エキストラ》とスケール8《魔界劇団-ダンディ・バイプレイヤー》でペンデュラム・スケールをセッティング!」

「《魔界劇団-ビッグ・スター:攻撃力2500・Lv7P》と《魔界劇団-プリティ・ヒロイン:攻撃力1500・Lv4P》をエクストラデッキからP召喚!」


「P召喚に成功したことで、《魔界劇団-ダンディ・バイプレイヤー》はP効果を発揮する。レベル1である《魔界劇団-ファンキー・コメディアン:攻撃力300・Lv1P》を自分エクストラデッキから手札に加える。このカードを通常召喚!」

「相手フィールドにモンスターがいたから、《魔界劇団-エキストラ:攻撃力100・Lv1P》のP効果を使って、このカードを特殊召喚しておいたぜ」

「《魔界劇団-ファンキー・コメディアン》の召喚に成功したことで、自分の《魔界劇団》1体につき、このモンスターは300ポイントのパワーアップ。4体いるから、1200ポイントアップ!」

「《魔界劇団-ファンキー・コメディアン》の更なる特殊効果を発動する。このカードの攻撃力分だけ、《魔界劇団-ビッグ・スター》をパワーアップ!」

「《魔界劇団-ビッグ・スター》は《魔界台本「オープニング・セレモニー」》をデッキからセット。そして、発動する。《魔界劇団》は4体いるから、自分ライフを2000ポイント回復する」


「《魔界劇団-エキストラ》で《星輝士 トライヴェール》を自爆覚悟で攻撃する。当然、俺は2500ポイントのバトルダメージを受ける。ここで、《魔界劇団-プリティ・ヒロイン》の特殊効果を発動する。その数値分だけ、《星因士 シリウス》の攻撃力はダウン!」

「《魔界劇団-ビッグ・スター》で《星因士 シリウス》を攻撃する」

 《魔界劇団-エキストラ》は《星輝士 トライヴェール》に、あっけなく斬られてしまう。《魔界台本「オープニング・セレモニー」》でライフ回復を行っているため、沢渡のライフポイントは200を残す。《魔界劇団-プリティ・ヒロイン》のラブリー光線を浴びて、《星因士 シリウス》は攻撃力を失う。犬の星座戦士も、可愛らしいヒロインにメロメロかい。
 《魔界劇団-ファンキー・コメディアン》の応援を受けて、《魔界劇団-ビッグ・スター》の攻撃力は4000ポイントにも達している。その威力をもってのハリセン・アタック。《星因士 シリウス》は頭を叩かれて、情けなく転げまわった。

「よしっ! 俺の勝ちだ。北斗も沢渡軍団の仲間入りだ!」

「マジかよっ!」





 融合次元、アカデミアにて。
 顔無きスフィンクスは、スタンダード次元の様子を立体映像で眺めていた。スタンディング・デュエルがメインであり、誰もがアクション・デュエルを行おうともしない。

「さすがは、ヌメロン・コードの威力だ。この世界のルールを書き換えられた。こいつの詳細なる使用方法を、外宇宙・YAHOO知恵袋で質問したかいがあったというものだ。アクション・デュエルを衰退させられた。カードを拾って発動するなど、デュエル構築を楽にするための外道手段にすぎない。そんなモノ、消し去るのみ!」

 大邪神・顔無きスフィンクスは愉しそうに笑っている。
 その様子をセラが強張った表情で見上げていた。





【D-109:勝者は沢渡シンゴ!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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