スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

D-128 狂気激突! 闇マリクVSバトル・ビースト

「インフェルノイド・ルキフグス」炎【悪魔族・効果】☆×3
このカードは通常召喚できない。自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター1体を除外した場合のみ手札から特殊召喚できる。①:1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。②:相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。
ATK1600 DEF0


 ボスキャラが一斉に召喚されます。 

 月影はBBを倒して、セラやプリンセス・コロンを救いだした。
 顔無きスフィンクスは怒り狂う。キーボードクラッシャーのごとく右掌を床に叩きつけて、巨大魔法陣を広げた。ホール全体が歪んで、全ては混沌に包まれていく。魔法陣から浮かびあがるのは、狂気を極めたデュエリスト。

「奴が復活させた決闘者であるが、我が利用させてもらう。マリク・イシュタールよ。汝に破壊の場を提供してやろう。奴らを滅するがいい」

 マリクだけではない。バクラまで現れた。盗賊王の姿をしている。混沌領域の中心から、ドン・サウザンドが輪郭を現していく。顔無きスフィンクスは、とんでもない化物達を呼びだした。
 マリクは舌を伸ばして、千年ロッドを舐める。海馬瀬人を一瞥して哂った。

「知った顔があるじゃないか。俺を呼びだしたのは、顔無きスフィンクスという奴か。安心しろ。ここの奴らを闇に沈めた後に、貴様も殺してやるよ」

 何ということだ。伝説の闇決闘者だけでなく、ダークネスまでいる。万丈目準は恐れに駆られてしまう。タイラー姉妹も小刻みに震えている。オベリスク・フォース達は今にも泣きそうだ。無理もないだろう。アカデミアの生徒は、ここまでの闇を知らないから。
 BBは起きあがり、マリクへと近づいていく。吠えあがり、決闘盤を突きつける。

「止めろ。そいつは、危険な決闘者だ。お主の実力では殺されてしまう」

 月影が叫ぶも、理性失われしバトル・ビーストは戦いを始めようとする。

「何だ、貴様? いいだろう。俺の新デッキを試してやるよ。最高の痛みを与えてやろう」



『デュエル!』



【1ターン目:闇マリク】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。モンスター1体を伏せる。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【2ターン目:BB】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
闇マリク:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《剣闘獣アンダル:攻撃力1900・Lv4》を召喚。《スレイブタイガー:攻撃力600・Lv3》を手札から特殊召喚して、リリース。《剣闘獣アンダル》を、デッキの《剣闘獣ディカエリィ:攻撃力1600・Lv4》と交代させる」

「《剣闘獣の闘器ハルバード》を装備して、セットモンスターに攻撃する」

 熊の《剣闘獣》は奴隷虎に乗りて去る。猛牛の《剣闘獣》が代わりに特殊召喚される。《剣闘獣》により特殊召喚されると、連続攻撃が可能となるモンスター。《剣闘獣の闘器ハルバード》を手にしたことで、攻撃後のダメージステップ終了時に魔法・罠を1枚破壊できる。
 《魔界発冥界行きバス:守備力1000・Lv3》は戦闘破壊されるも、リバース能力を発揮する。光・闇属性でない悪魔族モンスター《インフェルノイド・リリス》をデッキサーチ。《剣闘獣ディカエリィ》のハリケーンミキサーは続く。マリクを角で空中へ舞いあげて、地面に頭から激突させる。そのライフを2400ポイントまでダウンさせた。


「《剣闘獣ディカエリィ》が戦ったバトルフェイズ・エンドだ。こいつと、デッキの《剣闘獣アレクサンデル:攻撃力2400・Lv6》と交代させる。こいつは魔法効果を受けない」

「カード2枚をセットして、ターンエンド。がるるぅーっ!」

 《剣闘獣ディカエリィ》の交代能力でしか特殊召喚できないモンスター。獅子の《剣闘獣》は堂々と足を踏みだす。装備モンスターがデッキに戻ったことで、《剣闘獣の闘器ハルバード》はバトル・ビーストの手札へ帰ってくる。



【3ターン目:闇マリク】LP2400、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
闇マリク:無し。

BB:《剣闘獣アレクサンデル:攻撃力2400・Lv6》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「いかれたデュエリストか。貴様のような獣は、ただただ恐怖に陥れて苦しめるのが面白い。ドロー。魔法カード《手札抹殺》を発動する。互いに手札全てを捨てる。その枚数分だけ、ドロー」


「《インフェルノイド・デカトロン:攻撃力500・Lv1・チューナー》を召喚する。この召喚により、《インフェルノイド・シャイターン》をデッキから墓地へ送り、その効果を写しとる」

「カウンター罠《剣闘獣の戦車》を発動。そいつを無効にして破壊だ!」

 マリクが使用するのは、地獄炎に包まれた無機質モンスター。《インフェルノイド・デカトロン》は召喚するだけで、墓地肥しができるチューナー。《剣闘獣アレクサンデル》は古代戦車に乗りて、そいつを蹴散らす。《剣闘獣》が存在すれば、《剣闘獣の戦車》でモンスター効果を潰せる。


「《インフェルノイド・デカトロン》を墓地から除外する。《インフェルノイド・ルキフグス:攻撃力1600・Lv3》を手札から特殊召喚。こいつは戦闘を放棄することで、モンスターを破壊できる。見るがいい。貴様と《剣闘獣アレクサンデル》は糸でつながっている。痛みを共有できるのだ」

 金属質な魔竜が、《剣闘獣アレクサンデル》へ黒炎を浴びせる。内蔵まで焼かれていく激痛を味わって、バトル・ビーストは悲鳴をあげる。マリクは嬉しそうだ。彼も痛みを味わっているはずであるが、自らの苦しみすらも愉しんでいる。
 マリク・イシュタール。人間とは思えない表情に歪んでいる。ミエルは底無しの恐怖に涙している。顔無きスフィンクスもびびっているようだ。


「《インフェルノイド・リリス》を墓地から除外して、《インフェルノイド・アスタロス:攻撃力1800・Lv4》を手札から特殊召喚する。こいつの戦闘を放棄することで、魔法・罠を1枚破壊する」

 新たなる金属魔竜が、黒炎を吐きだす。トラップ《ディフェンシブ・タクティクス》も破壊された。《剣闘獣》専用の《和睦の使者》であるが、活躍できずに燃やされた。マリクは攻撃宣言をしないようなので、バトル・ビーストはダメージを受けずに済みそうだが。
 マリクはデッキに慣れていない。その点が、バトル・ビーストにとってチャンスとなるであろうか。


「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:BB】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・アスタロス:攻撃力1800・Lv4》&《インフェルノイド・ルキフグス:攻撃力1600・Lv3》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

BB:無し。


「ぐががっ。俺のターン、ドロー。《剣闘獣サムニテ:攻撃力1600・Lv3》を召喚する。《スレイブタイガー:攻撃力600・Lv3》を手札から特殊召喚して、リリース。こいつをデッキへ戻して、《剣闘獣ダリウス:攻撃力1700・Lv4》をデッキから特殊召喚する。これによって、《剣闘獣ベストロウリィ:攻撃力1500・Lv4》を墓地から特殊召喚!」

「残念だったな。《インフェルノイド・ルキフグス》をリリースして、《インフェルノイド・アスタロス》の特殊能力を発動した。《剣闘獣ベストロウリィ》を墓地から除外したぞ。復活はできまい」

 バトル・ビーストは《インフェルノイド》の特殊能力を調べずに、《剣闘獣ガイザレス》を呼びだそうとした。《剣闘獣ベストロウリィ》は《手札抹殺》により墓地送りにされている。馬の《剣闘獣》により復活させようとするも、《インフェルノイド・アスタロス》は墓地をも暗黒炎で焼きつくす。
 BBは《剣闘獣ガイザレス》による直接攻撃をしようと焦りすぎた。速攻魔法《剣闘獣の底力》が手札に残っている。《剣闘獣》の攻撃力を500ポイントアップさせるマジックだ。

「手札から速攻魔法《剣闘獣の底力》を発動して、《剣闘獣ダリウス》で攻撃!」

「永続罠《拷問車輪》を発動する。《剣闘獣ダリウス》は攻撃できまい。モンスターが受ける苦痛は、貴様も受ける。さぁ、心地良い嘆きを聞かせな」



【5ターン目:闇マリク】LP2400、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・アスタロス:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。永続罠《拷問車輪》が発動中。

BB:《剣闘獣ダリウス:攻撃力1700・Lv4》が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー。スタンバイフェイズに、《拷問車輪》は500ポイントのダメージを与える」


「《インフェルノイド》2体を墓地より除外することで、《インフェルノイド・アドラメレク:攻撃力2800・Lv8》を墓地から蘇らせる。こいつが戦闘破壊に成功したとき、続けて攻撃可能だ。死ねぇ!」

 孔雀の金属魔物が、地獄から湧きだした。とてつもない大きさで、《拷問車輪》に縛られた《剣闘獣ダリウス》へと迫る。《インフェルノイド・アスタロス》も直接攻撃に加わる。バトル・ビーストは血走った両目を大きくして、悲鳴をあげた。皮膚だけでなく内蔵までも超高温で焼かれていく悪夢。ライフポイントを失い、苦悶の叫びを響かせる。

「この世界では、敗者はカードにされるそうだな。俺は甘ったるいことはしない。ゲームの敗者は闇に沈めてやる。永遠に続く灼熱地獄に落ちるがいい! 獣が奏でる叫びも、俺にとっては最高のスパイスとなるものだ。ふははははっ!」



「闇に染まりきった人間か。醜いものだな」

 ドン・サウザンドが見下すような眼差しを送る。
 狂気を濃縮しきって顔は悪魔そのもの。マリクが視線を送るだけで、オベリスク・フォースの軍勢が逃げだす。カード化程度では収まらない生々しい罰ゲーム。海馬瀬人が不愉快そうにしている。マリクはタイラー姉妹へと歩み寄る。

「女ぁ。次は貴様だ」





【D-128:勝者は闇マリク!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。