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D-129 バクラの企み! 天城カイトVS藍神

「暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ」闇【悪魔族・効果】☆×10
このカードは通常召喚できない。このカード以外の手札の「方界」カード3種類を相手に見せた場合のみ特殊召喚できる。「暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ」の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードは、このカード以外の元々の攻撃力が3000以下のモンスターが発動した効果を受けない。②:このカードの攻撃でモンスターを破壊した時に発動できる。このバトルフェイズ中、このカードはもう1度だけ攻撃できる。③:自分エンドフェイズに発動する。お互いのプレイヤーは3000ダメージを受ける。
ATK3000 DEF0


 藍神が闇バクラの闇に侵されます。

「マリクのやつ。相変わらず、いかれていやがる。せっかく、俺様も大邪神様に招かれたんだ。このバクラ様が面白いショーを見せてやるよ。藍神といったな。貴様に決めた!」

 混沌領域に呑みこまれた、アカデミア最深部。
 バクラは闇千年リングを胸にさげている。そいつは、漆黒色に輝いた。邪悪なる波動球体が藍神へと向かう。彼は当てられて、苦しそうに胸を押さえる。体内から膨れあがる闇に苦しんでいるのだ。少年は化物へと変わっていく。セラは心配そうに近づこうとするも、何者かが止めた。

「よせっ。危ない気配がする。離れていた方がいい」

 天城カイトがセラの肩を引き寄せた。月影に連れられた、ゼアル次元の決闘者である。醜い姿となった藍神を元通りにするには、デュエルしかない。カイトはデッキを確かめる。あの忍者がくれた《サイファー》シリーズもある。別世界の自分が使っていたカードだという。今は使わないでおこう。
 カイトは静かに怒りをこめて叫ぶ。

「バクラといったな。貴様は後で倒す。懺悔の準備をしておくことだ」

「ぐるぁぁぁああ! 全てを破壊するうぅぅ!」



『デュエル!』



【1ターン目:カイト】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。モンスター1体を裏側守備表示でセット。ターンエンド」



【2ターン目:藍神】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
カイト:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。


「俺のターン、ドロー。《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》と《方界合神》、《方界曼荼羅》を手札から見せることで、大いなる闇を降臨させる。光を喰らい、世を眩ませ、現れろ! 《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ:攻撃力3000・Lv10》!」

「《方界》3種類を見せれば、《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》を手札から特殊召喚できるのだ。さらに2体を特殊召喚するぞ。このモンスターはモンスターの戦闘破壊に成功すると、追加攻撃できる。3000以下の攻撃力であるモンスターの特殊能力も受けつけない。それが3体もそろったんだぁ。あいつを滅ぼせ!」

「残念だが、俺は滅ぼされない。《クリフォトン》を手札から墓地へ送り、2000ポイントのライフを払う。このターン、俺はダメージを受けない」

 キューブが連なり、《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》という神を形成していく。それが3体も浮かんでいる光景は圧倒的だ。腕を振りまわして、その先を刃を叩きつけてきた。《フォトン・サークラー:守備力1000・Lv4》は戦闘破壊されて、《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》の第二撃が打ちこまれようとする。
 《クリフォトン》がカイトの手まで黒く輝く。ライフを半分まで減らされてしまうも、カイトは直接攻撃による衝撃を受けない。藍神であった闇怪人は唸る。


「カード2枚をセットして、ターンエンド」

「《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》の特殊効果で、3000ポイントのダメージをエンドフェイズに受けるのだろう。俺は《クリフォトン》により守られる」

 《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》はエネルギーを暴発させて、主のライフを1000ポイントまでえぐった。自らの首を絞めうる諸刃の剣だ。カイトのライフは2000ポイントのままだ。
 カイトは相手の伏せた罠を知っている。《方界合神》と《方界曼荼羅》が仕掛けられているはず。相手に情報を与えてしまう手札公開は、大きなリスクとなりうる。たしか、《方界獣ダーク・ガネックス》が藍神の手札に残っている。



【3ターン目:カイト】LP2000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
カイト:無し。

藍神:《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ:攻撃力3000・Lv10》3体が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《ギャラクシー・サイクロン》を発動。セットカードを破壊!」

「罠カード《方界合神》を発動する。《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》3体を融合!」

「邪悪なる意識よ集え! 世界を光なき絶望へと導くために、今こそ漆黒の闇から降臨せよ! 融合召喚! 《暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ:攻撃力4500・Lv10》!」

 銀河級の竜巻が、混沌領域を覆いつくす。破壊対象となった通常罠がリバース。
 《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》達が集い、おぞましい暗黒巨神と化す。効果対象にならず、効果破壊もされないモンスター。除去するのは、恐ろしく難しいだろう。バーンダメージで攻めようとしても、その数値分だけ反射してくる。
 カイトは相手墓地も確認する。《暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ》を倒しても、《方界合神》の墓地効果が発動される。レベル4以下の《方界》モンスターが呼びだされるのだ。


「カ、カイト様……」

「心配するな、オービタル。勝てば問題なかろう。《銀河眼の雲篭:攻撃力300・Lv1》を召喚。このモンスターをリリースして、《銀河眼の光子竜:攻撃力3000・Lv8》を手札から特殊召喚!」

「カード1枚をセットして、ターンエンド」

 オービタル7が声をかけるも、カイトは冷静沈着なままだ。セラも不安そう。
 《銀河眼の雲篭》の特殊効果で、カイトのエースを呼びだせた。これだけでは、《暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ》に滅されてしまう。《銀河眼の光子竜》の能力を使えば、バトルステップに相手を巻きこんで除外できるだろうか。いや、効果対象を取るので通用しないはず。



【4ターン目:藍神】LP1000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
カイト:《銀河眼の光子竜:攻撃力3000・Lv8》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

藍神:《暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ:攻撃力4500・Lv10》が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《方界波動》を発動する。《暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ》の攻撃力を倍にして、《銀河眼の光子竜》の攻撃力を半分にする。さらに、このカードと《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》を墓地除外して、《銀河眼の光子竜》に方界カウンター1つを置く。攻撃と特殊能力を封じるぞ」

「《暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ》で《銀河眼の光子竜》を攻撃する。こいつの攻撃宣言時、貴様のライフは半分となる。こいつがモンスターの戦闘破壊に成功したとき、追加攻撃可能だ。永続罠《方界曼荼羅》を発動すれば、戦闘で殺した相手を攻撃力0にして、相手場に復活させられる。お前の負けは決定だぁ!」

「光属性の竜が攻撃対象となったことで、罠カード《反射光子流》を発動する。《銀河眼の光子竜》は《暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ》の攻撃力分だけ、パワーアップ!」

 《銀河眼の光子竜》の攻撃力は1500まで落とされるも、《暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ》の力を吸収して10500ポイントまでアップする。破滅のフォトン・ストリームを撃ちだして、暗黒邪神へのカウンターを行う。効果対象を取らないので、発動自体も封じられていない。藍神のライフポイントも急速に削られていき、闇も剥がされていく。
 藍神は人間へと戻り、セラに支えられた。天城カイトはバクラを睨みつける。





【D-129:勝者はカイト!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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