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D-130 闇マリクVSタイラー姉妹

「インフェルノイド・ティエラ」炎【悪魔族・効果】☆×11
「インフェルノイド・ネヘモス」+「インフェルノイド・リリス」+「インフェルノイド」モンスター1体以上
①:このカードが融合召喚に成功した時に発動できる。その融合素材としたモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●3種類以上:お互いはそれぞれ自分のエクストラデッキからカードを3枚選んで墓地へ送る。
●5種類以上:お互いのデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
●8種類以上:お互いはそれぞれ除外されている自分のカードを3枚まで選んで墓地へ戻す。
●10種類以上:お互いの手札のカードを全て墓地へ送る。
ATK3400 DEF3600


 この闇マリクは《インフェルノイド》を使います。

「女ぁ。今度は貴様らを闇に沈めてやる」

 マリク・イシュタールは闇千年ロッドを、タイラー姉妹に突きつける。万丈目達が駆け寄ろうとするも、結界のようなものに阻まれて近づけない。
 バトル・ビーストは闇決闘に敗北して、火あぶりにされたような絶叫を発していた。オベリスク・フォース達は恐怖に落されてしまい、がくがくと震えている。カード化とは違い、生々しい痛みが伝わってくるものだ。忍者・月影は彼へと近寄って、何かの術を詠唱している。
 グレース・タイラーとグロリア・タイラーは怖気ず、決闘盤を展開する。

「元は悪くないのに、変な表情をしているね。ぐちゃぐちゃの泣顔にしちゃうよ」

「我らに挑むとは、愚かなこと。敗北によって、己の浅はかさを悟るがいい」



『デュエル!』



【1ターン目:マリク】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「フィールド魔法《煉獄の氾爛》を発動。フィールドは黒き炎で覆いつくされる。肉体だけでなく精神をも焼きつくされる痛みをプレゼントしてやるぞ」

「モンスター1体を伏せる。カード2枚をセットして、ターンエンド」



【2ターン目:グレース・タイラー】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
闇マリク:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。フィールド魔法《煉獄の氾爛》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「はいはい。何でも燃やしちゃってよ。変な顔さん。私のターン、ドロー。フィールド魔法《アマゾネスの里》を発動する。《アマゾネス》の攻撃力は200ポイントアップ!」

「《アマゾネスの剣士:攻撃力1500・Lv4》を召喚して、《アマゾネスの秘宝》を装備する。セットモンスターに攻撃をするよ」

「《魔導雑貨商人:守備力700・Lv1》のリバース効果を発動。魔法・罠を引くまで、デッキをめくる。速攻魔法《煉獄の死徒》を手札に加えて、残りは全て墓地送りだ」

 《アマゾネスの剣士》は甲虫商人を真横に斬った。《魔導雑貨商人》は戦闘破壊されるも、攻撃対象となったことでリバース。《インフェルノイド》5体が墓地を肥やす。
 マリクの双眸が愉しそうに歪む。《インフェルノイド》は墓地アドバンテージが重要となるのだ。《魔導雑貨商人》のおかげで、《インフェルノイド》モンスターを特殊召喚しやすくなった。グレース・タイラーはディスク機能で、対戦相手の戦略を調べつくす。彼女は肉食獣めいた双眸で笑う。


「カード2枚をセットして、ターンエンド」

「罠カード《蒼焔の煉獄》を発動する。《インフェルノイド・ベルフェゴル:攻撃力2200・Lv5》を手札より、召喚条件を無視して特殊召喚!」



【3ターン目:闇マリク】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・ベルフェゴル:攻撃力2200・Lv5》が攻撃表示。フィールド魔法《煉獄の氾爛》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

グレース・タイラー:装備魔法《アマゾネスの秘宝》を装備した《アマゾネスの剣士:攻撃力1700・Lv4》が攻撃表示。フィールド魔法《アマゾネスの里》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。スタンバイフェイズだ。永続罠《殻醒する煉獄》を発動する。デッキから《インフェルノイド》2体を墓地へ送る。それだけで終わらない。《煉獄の氾爛》の効果で、《インフェルノイドトークン:守備力0・Lv2》を特殊召喚!」

「《インフェルノイドトークン》を除外することで、《インフェルノイド・ベルゼブル:守備力2000・Lv1》を手札から特殊召喚!」

「罠カード《トゥルース・リインフォース》を発動する。《アマゾネス・スカウト:守備力1100・Lv2》をデッキから特殊召喚しちゃうから。このカードをリリース。このターン、《アマゾネスの剣士》は効果対象にならず、効果破壊されない」

「《インフェルノ》のレベル合計は7か。召喚条件は満たしている。《インフェルノイド》3体を墓地除外することで、《インフェルノイド・リリス:攻撃力2900・Lv9》を墓地から特殊召喚。こいつを呼びだしたことで、《煉獄》でない魔法・罠全てを破壊する」

 《アマゾネス・スカウト》コンビは《アマゾネスの剣士》を守る。
 マリク・イシュタールは、モンスターでなく魔法・罠の破壊を狙ってきた。魔竜がフィールドを囲んで、暗黒炎を流しこむ。《アマゾネスの里》も空襲に遭ったかのように破壊されていく。《アマゾネスの秘宝》だけでなく、トラップ《バーバリアン・ハウリング》まで地獄級の超高温で燃やされた。《アマゾネスの剣士》が攻撃されても、相手モンスターの攻撃力分のダメージを与えて、バウンスまでさせるようだ。その作戦も潰された。


「《インフェルノイド・ベルフェゴル》で《アマゾネスの剣士》を攻撃する。こいつの攻撃宣言時に、貴様は自らのエクストラデッキからモンスター1体を除外しなければならない。苦しむがいい。《インフェルノイド・リリス》でダイレクト・アタック!」

 《インフェルノイド・ベルフェゴル》の噴きつける黒炎を浴びて、《アマゾネスの剣士》の鍛えあげられた肉体は焼かれていく。剣を振るって、炎の一部を跳ね返す。バトルダメージを対戦相手に受けさせる特殊効果だ。マリクのライフは3300ポイントまで焼かれていく。地獄竜魔力を受けて、《アマゾネスペット虎獅子》はエクストラデッキから除外された。
 《インフェルノイド・リリス》の放つ暗黒炎は強烈極まりない。グレース・タイラーのライフは1100ポイントまで激減していく。実体化した痛みに、彼女は悲鳴をあげた。グロリア・タイラーは妹を支える。マリク・イシュタールは狂ったかのように哄笑をあげた。

「いい叫びだ。もっと、聞かせろ。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:グロリア・タイラー】LP1100、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・リリス:攻撃力2900・Lv9》&《インフェルノイド・ベルフェゴル:攻撃力2200・Lv5》が攻撃表示。《インフェルノイド・ベルゼブル:守備力2000・Lv1》が守備表示。フィールド魔法《煉獄の氾爛》&永続罠《殻醒する煉獄》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

グロリア・タイラー:無し。


「よくも妹を。覚悟しろ。ドロー。パートナー同士は墓地を共有している。魔法カード《戦士の生還》を発動して、《アマゾネスの剣士:攻撃力1500・Lv4》を妹の墓地から手札へ加える。このモンスターを通常召喚して、《アマゾネスの秘宝》を装備!」

「《アマゾネス女王》と《アマゾネスの射手》を手札《融合》!」

「密林の女王よ。勇猛なる剣士の力を取りこみ、全てを統べる帝国を築け! 融合召喚! 《アマゾネス女帝:攻撃力2800・Lv8》!」

「魔法カード《死者蘇生》を発動する。《アマゾネス女王:攻撃力2400・Lv6》を墓地から特殊召喚。貴様に痛みを刻ませる。《アマゾネス》3体で総攻撃だ!」


 《アマゾネスの剣士》は《インフェルノイド・リリス》へ突撃する。《アマゾネス女帝》が存在することで、《アマゾネス》モンスターは戦闘・効果破壊されない。発生する戦闘ダメージを跳ね返して、《アマゾネスの秘宝》によりダメージ計算後に敵を破壊可能のはずであるが。

「速攻魔法《煉獄の死徒》を発動する。《インフェルノイド・リリス》は相手効果を受けない」

「ダメージは受けてもらう。《アマゾネス女帝》と《アマゾネス女王》で攻撃続行だ!」

 《アマゾネス女帝》の存在により、《アマゾネス》モンスターは貫通能力を得る。《アマゾネス女帝》は《インフェルノイド・ベルフェゴル》を斬りあげる。《アマゾネス女王》も《インフェルノイド・ベルゼブル》に大斬りを浴びせて葬った。バウンス能力の所持者ゆえに、絶対に潰す必要がある。
 《インフェルノイド》達は全滅させられた。マリクのライフが900ポイントまで激減していく。

「モンスターが味わった快楽が、俺へと伝わってくるよ。貴様に倍にして返してやる」
 
「喜んでいるのか。この変態め。ターンエンド」



【5ターン目:闇マリク】LP900、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・リリス:攻撃力2900・Lv9》が攻撃表示。フィールド魔法《煉獄の氾爛》&永続罠《殻醒する煉獄》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

グロリア・タイラー:装備魔法《アマゾネスの秘宝》を装備した《アマゾネスの剣士:攻撃力1500・Lv4》&《アマゾネス女帝:攻撃力2800・Lv8》&《アマゾネス女王:攻撃力2400・Lv6》が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー。スタンバイフェイズに入るぞ。《殻醒する煉獄》により、デッキから《インフェルノイド》2体を墓地へ送る。それだけで終わらない。《煉獄の氾爛》の効果で、《インフェルノイドトークン:守備力0・Lv2》を特殊召喚!」

「《アマゾネス》3体をリリースして、《ラーの翼神竜-球体形:攻撃力0・Lv10》を貴様のフィールドに特殊召喚する。神を貸してやる。喜ぶがいい。ターンエンド」



【6ターン目:グレース・タイラー】LP1100、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・リリス:攻撃力2900・Lv9》が攻撃表示。《インフェルノイドトークン:守備力0・Lv2》が守備表示。フィールド魔法《煉獄の氾爛》&永続罠《殻醒する煉獄》が発動中。

グレース・タイラー:《ラーの翼神竜-球体形:攻撃力0・Lv10》が攻撃表示。


「私の……ターン、ドロー」

「もういい。無理をするな!」

 《ラーの翼神竜-球体形》は混沌空で輝いている。黄金太陽から放たれた光は、刺すように皮膚を炙る。グレース・タイラーは意識朦朧としている。《インフェルノイド・リリス》によって魂を大火傷させられているのだ。気絶しないだけでも奇跡的である。
 万丈目は、ただ見ているしかできない。

「《アマゾネスの格闘戦士:攻撃力1500・Lv4》を召喚。ターンエンド」

「エンドフェイズか。《ラーの翼神竜-球体形:攻撃力0・Lv10》を返してもらう」



【7ターン目:闇マリク】LP900、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
闇マリク:《ラーの翼神竜-球体形:攻撃力0・Lv10》&《インフェルノイド・リリス:攻撃力2900・Lv9》が攻撃表示。《インフェルノイドトークン:守備力0・Lv2》が守備表示。フィールド魔法《煉獄の氾爛》が発動中。

グレース・タイラー:《アマゾネスの格闘戦士:攻撃力1500・Lv4》が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー。《ラーの翼神竜-球体形》をリリースして、《ラーの翼神竜:攻撃力4000・10》をデッキより特殊召喚。《インフェルノイド・リリス》で《アマゾネスの格闘戦士》を焼き払う」

 《インフェルノイド・リリス》は黒炎を吐きだす。《アマゾネスの格闘戦士》は高熱で焼かれるも、特殊能力により戦闘ダメージは発生しない。それでも、プレイヤーとモンスターは痛覚を共有しているようなもの。グレース・タイラーは全身の神経を削られたかのように呻く。
 マリク・イシュタールは悪魔のごとき表情で迫る。

「いい声だよ。姉妹そろって死ぬがいい。《ラーの翼神竜》でダイレクト・アタック!」

 《ラーの翼神竜》の放つ黄金炎が、タイラー姉妹を包みこもうとする。
 何かの影が飛びこんできた。タイラー姉妹を守るように、印を結んでから右掌を突きつける。炎は一気に消滅した。バトルダメージは消せず、彼女達は敗北してしまう。命の灯は吹きとばされず助かった。忍者・月影は着地してから、激情を静かに投げつける。

「忍法・ラーの翼神竜の攻撃により実体化したダメージを消すの術を発動した。タイラー姉妹は闇の炎に呑みこまれない。バトル・ビーストも忍術で、闇より救いあげた。マリクといったな。貴様のような外道は許せぬ。デュエルを申しこむ」

「馬鹿な。闇の決闘の力を消すだと……」

 バトル・ビーストは起きあがって、恩人を見ている。
 万丈目は歩いて、月影の肩に手を置いた。

「そのデュエル。俺に任せてくれないか。マリク・イシュタールには虫唾が走る」





【D-130:勝者は闇マリク!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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