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D-131 万丈目サンダーVS闇マリク-前篇

「遡洸する煉獄」永続罠
「遡洸する煉獄」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手スタンバイフェイズ毎に、自分の墓地の「インフェルノイド」モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。そのモンスターを手札に加える。②:自分スタンバイフェイズ毎に、除外されている自分の「インフェルノイド」モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。そのモンスターを墓地に戻す。③:自分フィールドに「インフェルノイド」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは墓地へ送られる。


 久しぶりに、前後編に分けて書きます。

 万丈目は闇マリクを睨みつける。タイラー姉妹を苦しめて悦んでいた。月影に救われたとはいえ、彼女達は床に倒れている。バトル・シティの映像で知っていたが、本物の外道ぶりがここまでとは。怒りをこめて、決闘盤を突きつける。《おジャマ・イエロー》もプンスカしている。
 ジャック・アトラスは腕を組んで、心で万丈目を応援する。天城カイトも視線を流してきた。

「伝説の決闘者、マリク・イシュタール。貴様のような奴は、この万丈目サンダーが許さん!」

『オイラも、こいつだけは許せないわ!」

「まずは忍者を殺したいところだが、いいだろう。貴様も永遠の闇に沈めてくれよう。今度は妨害もさせない。確実に魂を殺してやるよ。《おジャマ・イエロー》もな」

『ひーっ。怖いよーっ!』

「こんな奴を怖れることはない。俺がついている。攻撃力0の意地を見せてやれ!」

『万丈目のアニキー!」



『デュエル!』



【1ターン目:闇マリク】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。永続魔法《煉獄の消華》を発動する。《インフェルノイド・ヴァエル》を手札から捨てることで、永続罠《殻醒する煉獄》をデッキから手札に加える」

「さぁ。地獄を始めよう。《インフェルノイド・ヴァエル》を墓地除外することで、《インフェルノイド・ベルゼブル:守備力2000・Lv2》を手札から特殊召喚!」

「モンスター1体を裏側守備表示で伏せる。カード2枚をセットして、ターンエンド」



【2ターン目:万丈目サンダー】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・ベルゼブル:守備力2000・Lv2》が守備表示。モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。永続魔法《煉獄の消華》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《おろかな埋葬》を発動して、《地獄戦士》をデッキから墓地へ送る」

「《V-タイガー・ジェット:攻撃力1600・Lv4》を召喚する。こいつは通常モンスター。このカードを墓地へ送ることで、装備魔法《戦線復活の代償》を発動する。《地獄戦士:攻撃力1200・Lv4》を墓地から特殊召喚して、このカードを装備する」

「攻撃力1500以下のモンスター1体を特殊召喚したことで、速攻魔法《地獄の暴走召喚》を発動する。《地獄戦士:攻撃力1200・Lv4》2体をデッキから特殊召喚。《インフェルノイド・ベルゼブル》は召喚方法が決まっているから、貴様は恩恵を受けられまい」

 《V-タイガー・ジェット》が滑るように飛んできた。そこから、《地獄戦士》が飛び降りる。
 万丈目の十八番魔法である《地獄の暴走召喚》。同名モンスターを可能なかぎり呼ぶことで、《地獄戦士》は3体に増える。マリクも表側表示モンスター1体を選んで増殖できる。しかし、《インフェルノイド・ベルゼブル》は特殊召喚モンスター。増殖はできない。
 
「《ヘル・アライアンス》を《地獄戦士》に装備する。同名モンスター2体が存在することで、2400ポイントのパワーアップ。3体で攻撃をするぞ」


 《地獄戦士》の1体は攻撃力が3600ポイントまでアップ。《インフェルノイド・ベルゼブル》を豪快に斬る。別の《地獄戦士》が仕掛けた相手は、《メタモルポット:守備力600・Lv2》だ。単眼悪魔の潜む壺は、リバース能力を発揮する。互いの手札全てを捨て、5枚ドロー。
 マリクは手札を残していないので、カードを捨てる必要もない。

「《メタモルポット》のおかげで、魔法カード《おジャマジック》が手札から墓地へ送られた。敵に塩を送ったようだな。《おジャマ》3兄弟をデッキサーチだ」

 《地獄戦士》の最後が、マリク・イシュタールに直接攻撃の斬撃を放つ。そのライフを2800ポイントまで減らせた。《地獄戦士》の戦闘により万丈目の受けるダメージは、マリクも受ける。迂闊に攻撃宣言もしにくいであろう。


「カード3枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:闇マリク】LP2800、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
闇マリク:永続魔法《煉獄の消華》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。

万丈目サンダー:装備魔法《ヘル・アライアンス》を装備した《地獄戦士:攻撃力3600・Lv4》&装備魔法《戦線復活の代償》を装備した《地獄戦士:攻撃力1200・Lv4》&《地獄戦士:攻撃力1200・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード3枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。スタンバイフェイズに入った。永続罠《殻醒する煉獄》を発動して、《インフェルノイド》2体をデッキから墓地へ送る。永続罠《遡洸する煉獄》も発動するぞ。《インフェルノイド・ヴァエル》を除外場から墓地へ戻す」

「魔法カード《おろかな埋葬》を発動して、《ラーの翼神竜-不死鳥》をデッキから落とす」


「《インフェルノイド》3体を墓地より除外することで、《インフェルノイド・ネヘモス:攻撃力3000・Lv10》を墓地から特殊召喚する。この特殊召喚により、モンスター全てを破壊だ!」

「罠カード《もの忘れ》を発動する。《インフェルノイド・ネヘモス》の特殊効果を無効にして、守備表示へ変える。己の在り方を忘れるがいい」

 《インフェルノイド・ネヘモス》が出現して、口一杯に暗黒炎を溜めこむ。しかし、うっかり飲みこんでしまった。ぽけーっとしたように屈みこむ。地獄魔竜も呆けてしまっては無力なものだ。
 《地獄戦士》の1体は、《インフェルノイド・ネヘモス》にパワーで勝っている。《インフェルノイド・ネヘモス》のレベルは10のため、マリクは《インフェルノイド》を新たに特殊召喚できない。この状況でも万丈目は油断しない。相手は伝説神をデッキに秘めているから。


「《地獄戦士》3体をリリースして、《ラーの翼神竜-球体形:攻撃力0・Lv10》を貴様のフィールドにアドバンス召喚。万丈目とやらも闇への崖っぷちに追いこまれたようだ。あの姉妹のように苦しませてやる。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:万丈目サンダー】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
闇マリク:《インフェルノイド・ネヘモス:守備力3000・Lv10》が守備表示。永続魔法《煉獄の消華》&永続罠《殻醒する煉獄》&永続罠《遡洸する煉獄》が発動中。魔法&罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

万丈目サンダー:《ラーの翼神竜-球体形:攻撃力0・Lv10》が攻撃表示。魔法&罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「サンダー。敗北への崖っぷちに追いこまれるのは、貴様の方だ。《ラーの翼神竜》は《インフェルノイド》の足を引っ張っているからな。罠カード《凡人の施し》を発動する。2枚ドローして、通常モンスター《おジャマ・グリーン》を手札より除外!」

「《おジャマ・イエロー:攻撃力0・Lv2》を召喚する。カード2枚をセットして、ターンエンド」

 エンドフェイズを迎えたことで、《ラーの翼神竜-球体形》は主の下へ帰っていく。万丈目の言うとおりだ。《インフェルノイド》でないモンスターがフィールドに置かれたことで、《殻醒する煉獄》と《遡洸する煉獄》は墓地へと送られた。マリクはアドバンテージを得られない。
 《おジャマ・イエロー》は今にも小便を漏らしてしまいそうだ。

「神を前にして、攻撃力0の雑魚を出しやがって。頭が逝かれたようだな。いいよ。そいつを、じっくりと焼いてやる。そのゴミと痛みを分かちあえ。俺を極上のスパイスで愉しませろ!」

『万丈目のアニキ―……』

「心配するな。俺達で倒そうぜ。伝説の決闘者をな!」

 《おジャマ・イエロー》は万丈目からの激励を受けて、強気に構える。
 タイラー姉妹は忍者・月影に介抱されながらも、万丈目サンダーを応援している。オベリスク・フォース達も息を呑んで、サンダーのデュエルを見守っている。その雄姿に、眼を吸いとられたかのように。海馬瀬人は、じっと観戦をしている。





【D-131:後半へ続く!】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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